今回は各所の隙間をパテで処理していきます。
写真が10枚にもなってしまいちょっと鬱陶しいのですが、分割の仕様がなかったのでこのまま行きます。
先ず前回本体をベースに取り付けた時に、足元に大きな空間が出来ていたので、これを処理します。
この部分を単純に盛土にしてしまうと非常に不自然な地形になってしまうので、今回は巨石の上に左足を乗せる形にしました。
石の材料ですが、今回はタミヤエポキシ造型パテ(速硬化タイプ)を使います。(写真最上段)
このパテは6時間程度で完全硬化する物で、木工用パテよりもきめが細かいので直接仕上げに使う事も出来ます。
このパテは6時間程度で完全硬化する物で、木工用パテよりもきめが細かいので直接仕上げに使う事も出来ます。
それからグリーンスタッフと違って硬化後の削りが簡単に出来る事も利点です。
使い方は通常のエポキシパテと同様です。
適当に盛り付けて岩の形にします。
森林部の岩はびっしり苔が生えて表面が隠れてしまうので、あまり仕上がりに気を使わなくても良いかと思います。(写真2段目)
次に本体各所のパーツの継目です。(写真3段目)
写真の様に鱗のディテールを切断してしまっているので、どうしても鱗を再生してやる必要が有ります。
こういった細かいディテールを作るのはグリーンスタッフが最適だと思います。
青と黄色のパテを混ぜるのですが、パックに入っている状態で2つの材料が既に接触してしまっている部分が有ります。
この部分は不完全な状態で硬化が始まっている事が有り、そのまま使うと部分的に硬化不良を起こす原因になる為、練混ぜる前にこの部分を切除してしまいます。(写真4段目)
ディテールを作るヘラですが、私は細かいディテールを作る為にスパチュラを使用しています。(写真5段目)
こういった作業には最適な道具なのですが、値段が高い上に自分の手に合ったものを見つけるのが難しく、(自分が使いやすい物でも他人が使うと使いにくいと言ったクセのような物が有るようです。写真に写っている物でも、私が使っているのは殆ど手前の2本だけです)良い道具なのですが、気安く人に進められないのが厄介です。
使い方も個人のクセがあり、書いて説明しても上手く伝わるかどうか難しいところだと思います。
私の場合は、スプーン状の部分でパテをパーツに押さえつけて、両刃のナイフ状の部分で、刻み込む様にディテールをつけています。
そんな形で修正したのが6段目の写真です。
この部分はキットの中で1番目立つところですが、双子の片割れを乗せると隠れてしまいます。(写真7段目)
継目を目立ちにくくする配慮でしょうか?
同様にその他各所の継目を埋めていきます。(写真8、9段目)
作業を繰り返して隙間の処理が完了しました。(写真最下段)
文章は短いのですが、作業自体は結構長い時間を必要とします。
モデリングが出来上がったので、次回はベースコートを行う予定です。
3 件のコメント:
ドンドン出来ていきますね!
なんか、組みあがった状態を写真で拝見すると、すんごく大きく見えるんですが。。。
戦場で出会ったら、迫力に圧倒されそうです。
こりゃタマラン!
こんなオッカナイのと殴り合う事になるノネ^^;
しかし!こちらも増強頑張っちゃいマスヨ♪
>ZONOさん
記事を書きながら組み立てたら意外に早く出来上がったので、私もちょっとびっくりしています。
やっぱり新しいキットは多少組み立てやすさが違うみたいです。
確かにウォーハンマーのミニチュアとしてはかなりの大きさですね。
運搬ケースについても書いていこうと思っています。
>天さん
この双子の姉妹の能力は何とも微妙なバランスで作られているので、どう使った物か考えていますが、作ったからにはいずれどこかで投入してみます。
(「樹海の戦士」でも双子の紹介をする為にはとにかく使ってみなくては…と思います)
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