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2016年8月28日日曜日

プロメウスタイプ 第6回 定点写真

 プロメウスタイプがひとまず完成したので、定点写真で振り返ります。
 6.24の仮組状態↓
劇中の特徴を良くとらえていて、元々出来が良いキットですね。

 7.13組上状態↓
この時点でかなり手を入れています。
 頭部機銃座、右手のアイアンクロー、各所の装甲表現など、主要な変更はほぼ出来ています。

 7.18↓
この先は比較的地味な作業になります。
 この時は左手のナパームガンの照準器に手を入れました。
 コックピット周りの窓枠もディテールアップしています。

 7.29↓
前からやろうと思っていた手すりを取り付けました。

 7.31↓
宿題になっていた上腕のパワーチューブをコイルスプリングで復旧しました。

 8.7サフ吹き↓
捨てサフはグレーを使っていますが、塗装下地としては今回黒を使いました。
 関節部などの処理で楽をしようと思ったのが理由です。
 また、鮮やかな色もちょっとくすむので、大型のWMには良い表現だと思います。

 8.9下塗り↓
ボディの黄色はダークイエローから

 8.11↓
  上に鮮やかな黄色を乗せましたが盛大にムラが出ています。

8.12↓
タムさんのアドバイスで中間に一発白みを入れてなんとかムラが収まりました。
 
 8.21↓
ウェザリングを始めました。

 8.28完成↓
こんな感じです。
 元のキットの出来が良かったのでオーラバトラーに比べると楽でしたが、WMという機械の特徴から「どんな使い方をするんだろう?」と考えながら手を動かすのが楽しいですね。

プロメウスタイプ 第5回 完成

 酒餅6に向けて製作中だったプロメウスタイプですが、ひとまず完成の運びとなりました。↓
基本塗装は前回終えていたので、ウェザリングがメインです。

ウェザリングは塗装の剥がれと埃の表現が主です。
 錆の表現もしようかと思いましたが、雨の少ない砂漠の事なので、最小限としています。
 それから、後部のジェットノズルは拙いながらも焼けを表現してみました。↓
締め切りは10月なので、この先手を加えるかもしれませんが、とりあえずこんな感じです。

2016年8月21日日曜日

プロメウスタイプ 第4回 塗装

 酒餅6に向けて製作中のプロメウスタイプですが、ようやく塗装に入りました。
 まだ完成してませんが、現在はこんな感じです。↓
 黒サフから各所に色を乗せていきました。
 前回の日記にも書きましたが、黄色を使います。
 WMは漁船や長距離トラックの様な感覚で塗装することとし、戦車の様な迷彩ではなく、やや派手目の色が良いだろうと考えました。
 僕は普段から筆塗派でして、今回も筆で行ってます。
 方針としては、キット箱絵のカラーリングをロールアウト時の物と仮定し、その上からユーザーが好みの色を付けたという設定で塗ります。
 だから胴体ならば黄色の下は青になっている訳です。
 そんな訳で、ボディを一旦基本色で塗ってから上にまずはダークイエロー(実際には旧シタデルのDesert Yellow)を掛けます。↓
  本来青を黄色に変えるだけだとボディの他はつま先の身と言う事になりますが、自己主張としては味気ないので、両腕のナパームガンジャケットとアイアンクローの装甲板、それから足の甲を黄色にすることにしました。
 写真だと分かりづらいと思いますが、ボディとクローの黄色は下地の色が違います。↓
 下地が透けているのがわかるでしょうか?
 これはアイアンクローが現地改修のアフターパーツであるためで、赤い錆止め塗装を下地に入れたことを表現します。
 色を乗せると解らなくなると思いますが…
 そんな感じで一段階づつ鮮やかな黄色を乗せていったのですが、やっぱりシタデルカラーでも黄色は発色が悪く、ヤバいほどムラが出てしまいました。↓ 
 結局白系を一度混ぜた方が良いというウォーハンマー仲間のタムさんのアドバイスを聞いて、Sunburst Yellowにタミヤのバフを混ぜて一度塗ってから改めて黄色を塗りなおしました。↓
 これから汚し関係ですが、岩砂漠の多い惑星ゾラでは雨も少ないと思うので、汚しは埃と塗装剥がれが中心になると思います。
 埃についてはバフを薄めに乗せていこうと思いますが、
 塗装の剥がれについては、衝突と摩擦によるものだと考えますが、衝突が起きやすいのは敵とぶつかる正面装甲や格闘戦に使われる腕と脚、摩擦は胴体と手足の干渉するヶ所や日常の使用でよく触るところが有ります。
 そんな訳でナパームガンのジャケット周りは角部分と、メンテハッチ廻り、装甲スカート周りは腕と接触しそうな角部分と乗員が乗り降りの時に手すりにつかまって飛び降りそうな気がしたのでサイドに摩擦表現、その他敵弾が当たったらしい表現をすることにしました。↓
衝突部は普段野晒ですが、摩擦部分はしょっちゅう物が当たっている筈なので、塗料の下には金属色を入れるつもりです。
 肩のタワー左側は以前燃料タンクで装甲が薄い事にしてました。
 そこに弾が当たって一枚交換したことにして、一ヶ所だけ綺麗なままにしました。↓
  後はまだですが、脚部は白兵戦でよく使うと思われるので、運転席に近い左足を重点的に剥しました。
 後はクロー、背面、エキゾーストパイプ、ジェットノズル、銃座と言ったところでしょうか?
 もうちょっとです。

2016年8月7日日曜日

プロメウスタイプ 第3回 各部工作、サフ吹き

 酒餅6に向けて製作中のプロメウスタイプです。
前回から3週間ほど空きましたが、現在はこんな感じです。↓
下地を終えて傷を探しつつのサフ吹きですが、今回は黒立ち上げで行う事にして黒サフを使ってます。
 各部の工作は時系列で、まずは頭部機銃座に出入り口を作りました。↓

機銃座の出入り口はどう考えても後部なので、エッチング定規で楕円形の穴を開口してプラ板で扉を作りました。
 位置関係から自ずとこうなりますが、それに伴い前回書いたレシプロエンジンルーム天面(機銃座から見ると床)のパネルを外すとエンジンの隙間を潜ってボディ前面装甲裏に廻りこみ、コパイロットシートに滑り込めるという俺設定を追加しました。
 と言うのも、最初プロメウスを戦車の様な感覚で作っていたのですが、パイロットとコパイロットの関係を考えていくうちに戦車と言うよりは漁船の様なスケール感を持つようになってきたからです。
 乗員は最大3人と戦車とあまり変わりませんが、操縦席の後ろには簡易ベッドも有り、コックピットと言うよりは長距離トラックのキャビンのようです。
 そんな訳で、エンジンルーム天板の一枚をスジ彫りして分割したようにしました。
 ロールアウト時の仕様ではなく、あくまで現地改修のイメージです。
 つまり、機銃手は白兵戦が始まるとエンジンルームを通ってコパイシートに逃げ込む訳です。
 そこで気づいたのですが、エンジンルームに潜り込む最中に銃座が後退すると機銃手が潰されてしまうので、1㎜角棒を内壁に接着し、ストッパーとしました。↓
 
 これも現地改修のイメージです。

 次にエンジン上と甲板回りに手すりを付けました。↓

 手すりは0.5mm真鍮線ですから、1/100なら50mmパイプと言う事になります。
 高さは本来ならば90センチくらいで1/100だと9mm程度になりますが、実際やってみるとかなりうるさい感じなので、7mm程度に抑えました。
 本来劇中でこれらウォーカーマシンを扱うシビリアン達は極めて頑丈な人たちなので、そもそも手摺が要るのか疑問が残る部分もあるのですが、これを付けるとスケール感が出るので、やって良かったようです。
 
 それから右腕のクローにクレーン吊用のフック受けを付けました。↓
 スコープドッグの様にシャックルも付けておこうかと思いましたが、ガチャガチャうるさそうなので、基部だけ、使用してる鉄板も厚く相当な重量の筈なので、4点吊としました。
 また、腕部の(多分)油圧チューブは元のポリパーツから1.5mm径のコイルスプリングに置き換えました。↓

 肘の外側をすこし長めに、内側をすこし短めにしておくと可動の邪魔になりにくいようです。

 それと脚部は昔ながらの挟み込み関節になっているので、分割線を変更して、仕上げ後に接着するようにしてみました。↓

 それから最後にパイロットですが、キットには2体分のパイロットのフィギュアが入っています。
 いろいろ考えた結果、一人はメインパイロットシートに↓
 全く見えません。
 そしてもう一人は機銃座に乗せました。↓
 銃座は好きなように弄ったので不安でしたが、着座姿勢をちょっと変更したら座ってくれました。

 これから塗装ですが、黄色系で行こうかと思っています。
 今月中には完成させる予定です。