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2008年6月29日日曜日

エルケンブランドようやく完成+08.6.29練馬ミニチュアゲームの会

 最近仕事が中々忙しくてペイントの進みがいささかスローなのですが、昨日ようやくローハンの隊長エルケンブランドが完成しました。↓
 映画には登場していないエルケンブランドですが、彼は隊長というよりもセオデン王から角笛城と西の谷を預かる領主で、原作ではアイゼンガルド軍に攻められて角笛城を後にして一旦退却しますが、角笛城に入城してセオデンやエオメルと共に篭城するアラゴルン達の元へガンダルフに導かれて駆けつけるという役所で、映画ではエオメルがこの役を担っています。
 ペイントの方は顔が眼鏡型のフェイスガードで覆われている為に割合簡単なのですが、完成してみるとローハンの近衛兵とちょっと区別が付きにくいのが難点でしょうか?

 今日はこのエルケンブランド卿を伴って、私の所属する練馬ミニチュアゲームの会の定例会に行ってきました。
 今回はいよいよ来週7.6に中野予選が迫ったLotrオープン・トーナメントのスパーリングをするべくLotrだけを持ち込みました。
 タッグパートナーのはしもと会長は少し遅れるとの事だったので、Sinさんと組んで出場する予定の佐藤さんとスパーをする事になり、シナリオ「国境をこえろ」「重要人物をつれもどせ」をそれぞれ250ptsで1戦づつ戦いました。
 トーナメントを控えて編成等の情報も有るので詳細は書けませんが、1勝1敗の痛み分けの形となって前回のスパーから全く佐藤さんに勝てなかった私はようやく一勝を得て、とりあえず一矢報いる形になりました。
 初陣を果たしたエルケンブランド卿の感想はこれだけの性能でエオメルよりも同じ装備で15ptsも安いので、特に低ポイント戦では非常に優秀なヒーローであると感じました。(大規模戦でも恐らくかなり強力ですが)

 2戦を終えて一休みしているとパートナーのはしもと会長が到着したので、大規模なバトルもやってみたいという事で、400pts、250ptsでそれぞれ「国境をこえろ」を戦いました。
 これも編成の情報の問題で詳細を書く事は出来ませんが、2戦とも勝利を収める事が出来ました。
 先週に続いて編成、ルール等試行錯誤や確認作業をしながらの割とゆったりした試合運びとなりましたが、実際の試合ではターン制限の他に時間制限も有るので、なるべくスピーディーにゲームを進める必要が有ります。
 特に「国境をこえろ」の様な突破系のシナリオは、防御側は時間切れに持ち込むだけで勝ちを得られるので、公平なゲームをするためにも手早くゲームを進める様にしたいと思っています。
 2回のゲームではしもと会長も編成がほぼ固まって来たようなので、後は来週の予選に向けてミニチュアを仕上げて行くとの事でした。
 私も早く未完成のミニチュアを完成させて万全の状態で予選に臨むつもりです。

 ゲームを終えてから近くのファミレスで食事をして帰途に着きました。

2008年6月23日月曜日

08.6.22池袋バトルホリデイ

 昨日の6.22(日)は来るLotrオープントーナメントに備えてタッグパートナーのはしもと会長とスパーリングをするべくカードショップ・オーガ池袋店で行われたバトルホリデイ池袋に行ってきました。
 池袋のラーメン屋で昼食を済ませてオーガに着くとはしもと会長はまだ着いていませんでしたが、黒髭団の団長天さんと副団長であり何となく結成したドラゴンズクラブの盟友FIGHT IT OUT!のusiドラゴンの2人が、私と同じくトーナメントのスパーに興じていました。
 先日usiドラゴンの日記に紹介されたIKAファイターの話題等でちょっかいを入れながら見物をしているとはしもと会長が到着し、早速スパーを始める事にしました。

 今回はトーナメントの新シナリオ「重要人物をつれもどせ」をプレイしてみました。(今回は写真を撮るのを忘れてしまいました)
 やってみる前から薄々気付いてはいましたが、重要人物の最初の移動方向によってその後の移動がほぼ一方の戦場端に向かって動き続ける為、最初にサイコロを振るのがどちらかが非常に重要なのですが、その最初にサイコロを振るのが誰かが明記されていないので、その点が大きな問題のようです。
 とりあえずはお互いにサイコロを振り合って高い目を出した方が振る事にしてみました。
 このシナリオを2回やってみたのですが、重要人物の移動距離が長かった事も有りますが、ほぼ重要人物が向かった側が圧倒的に有利になり、結局1勝1敗の痛み分けになりました。
 一辺向こう側に向かった重要人物をインターセプトするには通常よりも騎兵等の高機動の兵を増やす必要が有りそうです。

 続いてはもう一つのシナリオ「国境をこえろ」をやってみました。
 はしもと会長は編成でいろいろ試行錯誤をしてみる趣旨も有ってちょっと実験的な編成になりました。
 今後の作戦も有るので詳しい事は書けませんが、途中からチームメイトのあっきいさんやSinさんも合流してルール確認や作戦の検討のためにも時間を割きつつ割とゆっくりとゲームを進めました。
 この対戦は私が勝ちましたが、この対戦の中で突撃に関するルールや苦手意識の有った蝙蝠への対処法に関するヒントを得ました。

 いつもならばイベントの後は皆で食事に行くのですが、ちょっと翌日の朝が早いので私は先にぬけることにしました。
 今回の戦訓を元に、今度は6.29(日)の練馬ミニチュアゲームの会の定例会で再びスパーリングに臨みたいと思います。

2008年6月20日金曜日

最近の工作

 仕事が変わって忙しくなり更新が滞りがちですが、忙しいなりに手を動かしています。
 先ずは、ジャンクパーツを漁っている内に、マローダーのパーツがぽろぽろ出てきたので組み上げてみました。↓
 一番右側のモデルは純正パーツで組んでいますが、後の2人は上半身のパーツが無かった為、この所パーツ取り専用キットとなりつつあるビーストハードのボックスセットからアンゴールの胴体を切り取って使っています。
 やや線が細い感じがしますがバランス的にはむしろリアルですね。
 これにガットプレート(?)を作って完成させれば17人だったマローダーが20人になります。

 それからGWJのホームページでウッドエルフのアーミーブックが改正されました。
 多くは5月にGWUKで出たエラッタに準じた部分が多いのですが、「アセル・ロゥレンの魔法体系」の「森の歌」の効果の変更(林に入っている敵への攻撃範囲が無限)が非常に大きく、これからは林の中にウォーマシンを隠すような配置はされずに済みそうです。

 それから来月に迫ってきているLotrオープントーナメントですが、以前から私のローハン軍をエオメル殿下にお任せしているのですが、ちょっと方向性を変えてみようかと思ってローハン西部を預かる領主エルケンブランド卿を試してみようと思い、製作に掛かっています。↓
 ポイントコストはほぼエオメルと同じで能力値も非常に似通っています。
 エオメルに比べて(勇)が1点低いのは、原作で一旦角笛城を捨てて撤退している為でしょうか?
 その代わりに角笛を持っており、これを吹くと1ターンに限って「軍旗」と同様のボーナスを得られます。
 結構出目に左右される局面が多いゲームなので、こちらも試してみたいと思っています。

2008年6月16日月曜日

08.6.15さいたまミニチュアデイズ

 昨日の6.15(日)は浦和で行われた「さいたまミニチュアデイズ」に参加してきました。
 今回はコンバットパトロールのトーナメントという事で、参加者は
主催のかねこさん=スペースポリスズ(スペースマリーン)
ランドレイダー信者の木島さん=キジマリン(スペースマリーン)
ベースの四角いデーモンで参加のざんじさん=ケイオスデーモン
グリーンスキンでおなじみのなるみさん=オルク
なるみさんの友達のOさん=スペースマリーン
スノット=レイヴンガード(スペースマリーン)
 40kでマリーンが多いのは仕方が無いですね。
 さて、第一試合の私の相手はOさんのスペースマリーンです。
 レイヴンガードはヴァルチャー教戒官(徒歩のチャプレイン)率いるTacスカッドとスカウトで編成した偵察隊に対し、Oさんはスカウトとアサルトで編成した編成です。
 ミサイルとボルトガンで武装した中間距離を得意とするスカウトを「浸透戦術」でビルの上に配置して、ここを陣地にして射撃戦を展開するつもりでしたが、肝心のミサイルが当たらず、逆にアサルトスカッドのプラズマピストルで大打撃を受けてパニックし、そこを敵スカウトに捕まって全滅してしまい、「これは負けたかな?」と思っていたのですが、ヴァルチャー合流の射撃型Tacスカッドがここから大活躍し、アサルトスカッドを消耗させた所にヴァルチャーが単身突撃してこれを殲滅します。
 残ったスカウトもミサイルとプラズマガン(こちらは過熱で遭えない最期を迎えましたが)、そしてヴァルチャーのボルトピストルの射撃で全滅に追い込み、第一試合は逆転勝利を得ました。

 つづく第二試合は06年のFBGTの予選以来の対戦となるなるみさんです。
 なるみさんのオルクはウォートラックとデフコプタ、ウォーバイカーで編成された強襲部隊といった感じの編成です。
 コプタとバイカーはターボブーストで一気に距離を詰めてきたので、セーブされるのは仕方が無いとしてもとにかくTacスカッドからコプタに射撃を仕掛けるも1ダメージに留まります。
 一方のスカウトは押し寄せられると厄介そうなトラックにミサイルを撃ち込んで「移動不能」に追い込んだ上に同乗したボゥイズも足止めされて、とりあえずこちらの脅威は先送りになりましたがバイカーの方が突撃してきました。
 これはもう無理かと思いましたが最期に1人生き残ったサージェントがパワーフィストの威力でダメージを稼いで敗走させてこれを殲滅に成功し、コプタの方もミサイルとプラズマガンで殲滅して残ったウォートラックもミサイルで爆破し、全滅勝ちを得ました。
 なんだかミサイル様様な一戦でした。

 展開が早かった為に二試合共写真を撮るのを忘れてしまいました。
 この二つの全滅勝ちで優勝を頂き、優勝賞品としてかねこさん謹製のキャスト製の「池」です。↓
 よく見ると「Kanekoubou」というロゴが入っています。

 その後食事を終えてからかねこさんとLotrでトーナメント用の新シナリオ「国境をこえろ」を400ptsで遊んでみました。↓
 このシナリオは全体的に「善なる勢力」側が有利ですが、柵越えの能力があるモリアゴブリンだと油断が出来ません。
 今回は弓持ちのエルフを含む歩兵隊は柵の内側で、レゴラスとエオメル率いる騎兵隊は柵外で敵を撃ち減らす作戦に出ました。
 今回はレゴラスを除くと射撃の出目は中々で、接触前にかなりの敵を撃ち減らす事に成功します。
 また重要な場面でのヒロイックアクションの振り合いにことごとく勝った為に転ばせた兵を転ばせたまま戦う事が出来たのでかなり有利に進み、最期にレゴラスはトロルに討ち取られましたが大勝利を得る事が出来ました。
 かなり出目に助けられた気がしますが、このシナリオの方向性を有る程度把握できたかと思います。

 続いて今度はV1ALさんと40k1000ptsバトルです。
 こちらは序盤でほぼ唯一の重火器を持つTacスカッドがオブリタレイターの集中砲火で早速半壊し、接近戦を挑みに行ったスカウトもケイオスチャンピオンとの接近戦と2ターン目に表れたターミネイターに撃たれて全滅し、こちらのターミネイターが全く出てこないので投了する事にしました。
 どうもV1ALさんには苦手意識が付いて回ります。

 その後時間が合ったのでM-seyaさんが持ってきたDefender of Crayartを遊んでみました。
 この間は横から見ていただけですが、やってみると中々面白いゲームでした。

 今回は最終まで居られなかったので、ちょっと早めの退散となりましたが、来場していたチームメイトのすみともさんを乗せて、光が丘で寿司を食べて帰りました。

2008年6月14日土曜日

スポーン、チャリオット製作+オープントーナメントスタンバイ

 昨日はいよいよスケジュールも確定したLotrオープントーナメントのマッチングとエントリーを決める為に、「練馬ミニチュアゲームの会」のはしもと会長、Sinさん、佐藤さんとでHC池袋で待ち合わせをして集合しました。
 私は約束よりも少し早めに到着して、月曜日に受領出来なかった「ゴブリンビッグボス、ジャイガンティックスパイダー騎乗」と「トゥル・サーナの影」「ズィルヴァニア」のバッジを受け取りました。
 実物を見るとスパイダーはかなりのボリュームでかなり得した気分です。
 新しいプラトロールのスプールなどを見せて貰っていると、ぼちぼちとメンバーが集まってきました。
 早速店の外でタッグの組み合わせを決めました。
 GT出場者2人と初参加者2人でじゃんけんをして、私のパートナーははしもと会長に決定しました。(今日エントリーも電話で済ませました)
 その後新シナリオの作戦を話し合った後、私は用事があって中抜けという形になりましたが、他のメンバーはスパーをやったようです。
 そして今日は昨日池袋で買ってきたケイオス・スポーンの製作です。↓
 以前ホード・オブ・ケイオスをやろうかと思った時には使おうとは思っていなかったのですが、ウォリアー・オブ・ケイオスにはディーモンが編入できない為、分散隊形やウォーマシン対策としてほぼ必須と言われていたフューリーが使えなくなりました。
 そうなると分散隊形ユニットに対して打つ手が無くなるので、こうなるとスポーンを使わざるを得ません。
 という訳で早速購入した次第です。
 以前のメタルミニチュアはかなりグロテスクなディテールで制作意欲を削いでくれましたが、ケイオス・スペースマリーンと同時に発売されたこのプラ製のミニチュアは幾分表現がソフトになっています。
 また、1BOXに2体入っているので価格面でも以前より楽になっています。
 レア1枠で2体編入できるので、1500ptsまではこのまま行けそうです。

 そしてもう一つの1枠2モデルのチャリオットです。↓
 これは以前に組み立てて打っちゃっていたものをサルベージしている物です。
 新しくするに当たってチャリオットベースを以前に福袋で当てたトゥームキングコアアーミーボックスから頂いて来ました。(将来TKを製作する時に問題になりそうですが)
 また、しばらく放置していた為にケイオススティードの尻尾と車輪に付くサイズが無くなってしまっています。
 尻尾はそれ程難しい物では無いのですが、サイズの方はそういうわけにも行かないのでビッツパーツを物色していた所、ケイオスウォリアーの左手持ち(二刀流用)の剣を使う事にしました。↓
 サイズの機能を考えると、元の形よりもむしろこっちの方が良さそうです。
 収納が厄介なのと強度の面で問題が有りそうなので、この部分は取り外し式にしようと思っています。

2008年6月12日木曜日

マローダー組立

 ウォリアー・オブ・ケイオスの製作を進めていますが、今回はケイオスウォリアーと並ぶコアユニットのケイオスマローダーを組み立てました。
 今回の変更でコア枠を担うのがウォリアーとこのマローダーだけなので、ウォリアーを編入しない場合は有っても、マローダーを編入しない場合はほぼありえないと思われる重要なユニットです。
 ミニチュアについては一昨日の日記でも書いたとおり以前からストックしていたものですが、いざ組み立ててみると、どうもパーツ流用か何かで使ってしまったようでスタンダードベアラーのバナーポールのパーツが有りません。
 そこで今回は同じくストックしているビーストハードから流用する事にしました。(また何時か同じ様な事態を迎えそうですが)
 そうして組み立てたのがこれです。↓
 黒サフまで行きたかったのですが、天候の具合が悪いので後回しです。
 それから組んでいる最中に気が付いたのですが、16人セットなのですが17人居ます。
 以前にイエローサブマリンでランナー買いした為のようです。
 どうせならあと3人居れば20人揃ったのですが…
 いずれにせよこれだけで事足りるユニットではないので、いずれまた購入するつもりです。

 それからジェネラルにするべく製作中のエグザルテッド・チャンピオンは、ベースに手を加えて岩場に立たせてみました。↓

 それから本体部分は兜に少し手を加えました。
 こちらはまだまだ工作が必要です。

2008年6月10日火曜日

2ndアイアンヘイロー始動

 昨日の6.09(月)はこの間まで製作していたアーケィオン卿をコンテストに出品するべくHC池袋に行ってきました。(本当はバトルブラザーズの記念ミニチュアを受け取るつもりでしたが、引換券を忘れていってしまいました)
 出品した後6/21からスタートする第2期アイアンヘイローの登録をしてきました。
 第1期はFBのオーク&ゴブリンでしたがアーケィオン卿を作って機運が高まって来たので、ホード・オブ・ケイオス(その日の晩にはもう「ウォリアー・オブ・ケイオス」に変わっていました)で始める事にしました。
それでミニチュアですが、Sinさんのブログに有るように既購入済みの物も、下地処理を行ってアンダーコートまでならOKとの事なので私も手持ちのミニチュアを確認した所、ウッドエルフと並んで私をウォーハンマーへと誘ったアーミーでもある為、既に何も買わなくて もアイアンヘイローを完了できるだけのストックがある事がわかりました。(それでも購入する物は有りますが)
 という訳で早速製作開始です。(実際には土曜日くらいからチョコチョコ手を動かしていました)
 先ずはジェネラルとなるエグザルテッド/アスパイアリング・ケイオスチャンピオンです。
 実はこれがケイオスのミニチュアを買い込んでおきながらアーミーを製作しなかった大きな理由なのですが、恐らく最も需要が有りそうなケイオス・スティードに跨ったチャンピオンのミニチュアが発売されていないので、新しく作ってやる必要が有ります。
 過去に対戦したケイオス・プレイヤーは、
1.ケイオスナイトを改造(長所:デザインの統一感が保ちやすい 短所:ウォーハンマー世界最強クラスのヒーローしてはやや小さい)
2.アーケィオン卿の改造(長所:大きく格好良い 短所:バーディングの製作が大変+後でアーケィオン卿を使い難い)
3.ブレトニアナイトの改造(長所:大きすぎず小さすぎず調度良い 短所:ケイオスナイトとの違和感をフォローするのが大変)
 という訳でどれも一長一短有るので、全てを解決出来る素体を探していましたが、7版のエンパイアのジェネラルのバーディング装備のウォーホースが大柄で調度良い事が解りました。
 そしてこれをベースにとりあえずパーツを組み合わせてみたのがこれです。↓

 前述のように馬と下半身はエンパイア・ジェネラルですが、ジェネラルの足はやや短いので、一旦切断して間に真鍮線を介して延長します。
 上半身はケイオス・コーン・チャンピオンの徒歩モデルを鋸で切断して左手はケイオス・ウォリアーのプラパーツ、右手はアーケィオン卿徒歩モデル、(かなり贅沢なパーツ流用ですが、色々なイベントで何かと縁が有り、手元にはまだ完全なアーケィオン卿がもう1体あります)そして頭部はやはりプラのケイオスウォリアーです(比較するとナイトよりもウォリアーの頭の方が若干大きい様です)

 そしてもう一人編入予定のソーサラーですが、今回は市販されている騎乗ソーサラーではなく(本当はこれに加えて06GT参加賞の騎乗ソーサラーも有りますが)ウッドエルフと違って全く女っ気の無いアーミーなので、コンバージョンで作ってみようと思います。
 コンバージョンのベースは騎乗デモネットとウッドエルフの馬で作ってみます。↓

 とりあえず鋸で切断して張り合わせただけですが、こうしてみると元のスティード・オブ・スラーネッシュよりも遥かに早そうです。
 やはり馬は走る為の体をしているのだなぁと納得しました。
 あくまでもこれはケイオススティードとして使うので、ここにバーディングを作ってみようと思っています。
 またソーサラーも鎧やデーモン的な身体的特徴を改造していきます。

 それから未製作のミニチュアを組み立てていくと、ケイオスナイトがとりあえず5騎揃いました。↓
 また、プラのウォリアーも12人分のパーツが有ったので組み立てて黒サフまで吹きました。↓
 実際に使用するには15人くらいは欲しいのでHC池袋でケイオス・ウォリアー3人セットを買おうと思ったのですが、在庫が無いとの事なので、十数年前からのストックを探して昔のミニチュアを発掘しました。↓
 とりもなおさずこれが人生最初に購入したウォーハンマーのミニチュアになります。
 現在のウォリアーと違って渾沌の名が表すように非常に個性に富んだデザインになっています。
 一番左側の一人をチャンピオン、真ん中の2人をウォリアー、右の一人はグレイトウェポン装備のヒーローにしようかと思っています。

2008年6月8日日曜日

08.6.07マイティホリデイ

 昨日の08.6.07(日)は予定通り与野で行われたBLACK BEARD BANDITSの定例会「MIGHTY HOLIDAY」で我等が練馬ミニチュアゲームの会との交流戦の選手として出陣してきました。
 今回の交流戦は、「黒髭団」からは灰色猫さん(最近富にドラゴン付いてきたので灰色猫さんを以後「灰色猫ドラゴン」と呼ばせていただきます)のハイエルフ、今回寝る間も惜しんでミニチュアを揃えてきた敷島さんのトゥームキング、そして敷島さんの奥さんのオウガキングダムの3軍に対し、「練馬」は副会長あっきいさんのヴァンパイアカウント、佐藤さんのブレトニア、そして私スノットのウッドエルフの3軍となります。
 ダイスロールによるマッチングの結果、敷島さん(TK)vs佐藤さん(Bret)2000pts、敷島さんの奥さん(OK))vsあっきいさん(VC)2000pts、そして私(WE)は灰色猫ドラゴン(HE)との2000ptsバトルとなりました。↓
 今回情景モデルは事前配置となっており、ダイスロールによる陣取りの結果上の写真のような戦場となりました。
 編成的には先月浦和で灰色猫ドラゴンと対戦した際にワイルドライダーが「アシュリアンの神速」に対して非常に相性が悪かったのと、ツリーマンを入れていなかったためにかなりの苦戦を強いられたので、今回はちょっとリスキーですが、ワイルドライダーを廃してツリーマンを2体投入するという偏った編成を試してみました。
 アーミーの移動速度が落ちますが、そこはハイボーン+ドラゴンでカバーするつもりでしたが、向こうもドラゴンを投入しており、尚且つこちらのドラゴンは2門のイーグルクローに睨まれて自由に動けず、移動のイニシアチブを敵に握られる形になってしまいました。
 こちらはドラゴンに対する有効な手段を持たない為に、自陣深くまで入り込まれて射撃ユニット等をじりじりと削られてしまいました。↓
 このままではジリ貧になると思い、思い切って中央のシーガードに接近したのですが、そこでイーグルクローの集中砲火を受けてハイボーンが戦死してしまい、これが決定打となって敗北してしまいました。
 計算するとそれ程の大敗では有りませんでしたが、戦場を相手にコントロールされてしまったので内容的には完敗と言って良いと思います。
 振り返るとドラゴンをけん制する手段が少ない事と、イーグルクローの対抗策が不完全だった事と、ワイルドライダーがいない為に手数、戦場コントロール能力といった部分が劣っていた事が上げられ、「良くこんな編成を組んだ物だ」と思ってしまうほどでした。
 後から考えるとこれではライバルと目する灰色猫ドラゴンに勝てるとは思えないですね。
 しかしながらこれで前回とあわせて両極端な編成を行ったので、次回はかなり良いバランスでハイエルフに当たれるかと思います。

 1戦終えて灰色猫ドラゴンと先月しまっていた館内の喫茶店「喫茶こみせん」で食事を摂りながら(主に私の)反省会と洒落込みました。
 やはり会場から近い事としっかり食事を摂れる事も有って非常に便利な喫茶店です。
 やがて他のメンバーも加わったり抜けたりしつつ、ややだらだらとした昼食と雑談(主には佐藤さんとのWWⅡ談義)を楽しみました。
 ちょっとゆっくりしすぎた所為か、午後のマッチングであぶれてしまった所、敷島さん夫妻が天さんの奥さんと二人の娘さんとアイアンヘイローから樹海の戦友となっているT君と共にカードゲームに誘ってくれました。
 ちょっと変形7ならべのような感じのゲームでしたが、思いのほか白熱してしまい、われながら大人気ない勝負をしたような気がします。
 最近は結構面白いカードゲームが出ている様なので、私もちょっと探してみようかな?と思いました。

 会がはけた後は、終了間際に駆けつけたすみともさんを含めた「練馬」の面々と天さん、コウタロウ君親子とusiドラゴンとで与野駅付近のサイゼリヤで夕飯を摂りつつ会話を楽しみました。私が座ったテーブルでは天さん、佐藤さん、私で70~80年代のプラモやTV番組の話が大いに盛り上がってしまい、振り返ると同席したコウタロウ君にはちょっと悪い事をしたかな?と思いつつ帰途に着きました。
 敗戦は悔いが残りましたが、充実した週末となりました。

2008年6月6日金曜日

ウォリアー・オブ・ケイオス アーミーリスト

 気が付いたらGameswork Shop UKにウォリアー・オブ・ケイオスのアーミーリストがアップされていました。
 基本的にはこの間ホワイトドワーフ誌に掲載されたのと同じ物のようです。
 最新号のWD誌を買い逃していたので詳しく見ることが出来なかったので早速ダウンロードしてみました。

 内容的には他の幾つかのサイトでも取り上げている通りかなり厳しいものです。
 一番大きいのはやはり主の烙印「純然たるケイオス」が消えた事でしょう。
 今まで心理ルール的に強いアーミーだったのが普通のアーミーになってしまいました。
 また、ティーンチの烙印がかなり変更されて、以前はケイオスロード等のウォリアー系キャラクターに付けるとウィザードになったのですが、今回はケイオスソーサラーに付けたときに使用できる魔法体系が(死、焔、影)の3つだった物がルールブックにある8つの魔法体系全てを選択できる様になり、そのほかは6+ワードが付くのみで、以前のように大量のパワーダイスで押してくるといった戦い方は出来なくなりました。
 相対的に以前はあまり使用頻度が高くなかったスラーネッシュの烙印(心理ルール無視)の株が上がったように思います。
 また、コア枠をケイオス・ウォリアーとケイオス・マローダーで埋めなくてはならないので、ある程度ウォリアーを主力に据えなくてはならないかと思いました。

 細かいところは他にもいっぱい有りますが、以前に自由だった部分がかなり制限されている反面ユニットのコストは軽くなっています。
 それでも全体的には弱体化だと思います。(もっとも日本語環境では当分の間ホード・オブ・ケイオスですが)
 そんな所なんですが、どうもこの所アイアンヘイローをウォリアー・オブ・ケイオスで参加したくなってきました。
 もしもそうなると遅かれ早かれケイオスドラゴンに手を着ける事になりそうです。

2008年6月5日木曜日

デコレーションベースの製作

 とりあえず昨日までの作業でアーケィオン卿を完成させた訳ですが、コンテストに出品するに当たってミニチュア自体には何もコンバージョンを行っていない事もあったので、もう一押しインパクトを与える為にデコレーションベースを製作する事にしました。
 ベース本体は以前に模型店で購入したデコパージュの台です。↓ これ自体は模型店で買いましたが、大きな店ならホームセンター等でも取り扱っています。
 先ず最初にベースの縁の部分、絵で言えば額縁に当たる部分を仕上げてしまいます。
 通常ならばオイルステイン等で色をつけてクリアーの塗料で仕上げるのですがまた買いに行くのが面倒だったので、色付けにはChesnut Inkを使いました。
 使ってみると使い勝手はオイルステインと全く同じで非常に使い易いです。
 この上に塗るクリアー塗料としてはこれまたシタデルカラーのArdcoat(Gross Varnish)を塗りますが、塗料を塗った所で木目の関係で木口方向が毛羽立ってきますので、一旦乾燥した所で100番程度の紙ヤスリをあてて毛羽立ちを削り、埃をよく払ってからもう一度上塗りをします。
 ベースが出来たら今度は地面です。
 地面はスタイロフォーム(今回は3㎜厚の物)を使いますが、中央にアーケィオン卿を設置するので50㎜角の切り欠きを作っておきます。
 更にアクセントとしてケイオス・マローダーに入っているバナーを地面に突き刺して、髑髏やシールドを転がしてみました。↓
 これからフロックを撒いたり塗装したりするので、予め仕上げた縁が汚れないようにマスキングテープで養生しておきます。↓
(もっとも後でテープを剥がしたら塗料が入り込んでおり、アクリルシンナーでクリーニングしてもう一度上塗りしました。テープは出来るだけギッチリ貼り込む必要がありますね)

 ここからフロック(シーナリーサンド)を撒き、ペイントをします。
 転がした髑髏やバナーについている髑髏(要するに全部髑髏です)は、いつも通りScorched Brown→Graveyard Earth→Kommand Khaki→Breached Boneと言う具合に明度を上げていきます。
 いつもは最後にSkull Whiteでハイライトを入れますが、今回は引き立て役である事と、上に雪を載せてしまう事も有るので、Breached Boneで止める事にしました。
 ここにシタデルのスノーフロックを撒いて完成です。↓
 暫く放置されていた感じを出したかったので、バナーヘッドにも雪を乗せておきました。↓
 それからバナーヘッドからチェーンで下げた髑髏はキットに入っていたものではなく、ダークエルフ・ウォリアーのバナーパーツから流用して接着時に角度を調節して傾いたバナーポールに合わせました。

 こうして完成したベースにアーケィオン卿を安置してみました。↓
 ついでに前回撮影したバック付き写真ももう一度取り直してみました。↓

 これで池袋のコンテストに持って行こうと思いますが、今度はグランドペイントコンテストも有るとの事なので、今度は何を作ろうか思案しています。

2008年6月4日水曜日

アーケィオン卿完成

 月曜日から塗り始めたアーケィオン卿ですが、ちょっと時間が有ったのでだらだらと手を動かしていたら完成してしまいました。↓ 



 前回は地面とドルガールのペイントまで済ませていたので今回は先ず鞍の下に敷いている毛皮を仕上げてからアーケィオン卿本体のペイントを行います。
 毛皮部分については基本的にアーミーブック「ホード・オブ・ケイオス」のカラーセクション(P68)にあるガイドを参考にして、Chaos Black→Scorched Brown→Snakebite Leazorとドライブラシをかけて、最後はガイドにあるVomit BrownではなくKommand Khakiにしてみました。
 これは肩に羽織っている毛皮もほぼ同様ですが、明度を上げる為に更にBreached Bone→Skull Whiteまで上げています。
 ここから本体ですが、まず「モルカルの鎧」のカラーは装飾部分に金色を使うつもりだったので、金色を黄色に見立てて補色関係にある紫色に振ってみる事にしました。
 という訳で黒の下地の上にMidnight Blueをベースとして塗ります。
 この色は元々赤みを帯びているので、これだけでかなり紫っぽくなります。
 更にエッジ部分にLiche Purple→Warlock Purpleでハイライトを入れると、暗さを保ちながら何処と無く紫色の鎧になってくれました。
 後は各所の装身具ですが、「支配の帝冠」(兜)の額に輝く「シーリアンの眼」は予知能力を与えるという事なので、ケイオスで予知を司るならばティーンチだろうと思い、青でまとめて見ました。↓
 今回は宝石塗りではなく、自ら光を発しているようにドルガールの眼と同様のグラデーションの付け方をしています。(作業としては宝石塗りよりも簡単です)

 それから猛烈な破壊力を発揮する魔剣「王族殺し」は他の部分との色の取り合わせから、緑系統で塗ることにしました。
 塗っているうちに気が付いたのですが、刀身に彫刻された奇妙な炎のような紋様はどうも髑髏を模しているらしい事に気が付きました。↓
 恐らくは剣に封じ込められた悪魔「ウズーフゥル」の顔を表現しているのでしょう。
 と言った所で大体完成ですが、マントに五極の印象(八本矢の紋章の中に、コーン、ティーンチ、ナーグル、スラーネッシュの紋章を取り込んだもので、翻訳されていないサプリメントStorm of ChaosのP10にこの紋章を掲げたアーミースタンダードベアラーが掲載されています)を描き込んではどうかとかつさんからアドバイスを頂いたのでチャレンジしてみました。↓
 いざチャレンジしてみましたが、はためくマントの上には渾沌の八本矢を描き込むだけで精一杯でした。
 アーミースタンダードを作る機会が有ったらもう一度チャレンジしてみたいと思います。

2008年6月2日月曜日

アーケィオン卿ペイント開始(地面+ドルガール)

 この所ローハンの戦士を塗ったりウォーホークライダーを塗ってみたりと照準が定まらずフラフラしているのですが、今度はホード・オブ・ケイオスのスペシャルキャラクター”終焉の主”アーケィオン卿のペイントを始めてしまいました。
 この間発表されたWDのウォリアー・オブ・ケイオスには彼の記述は無いので、とりあえずは使えない訳で(翻訳はされていないので国内的にはOKかと思いますが)、なおかつHoCのアーミーを揃えている訳でもないのですが、6月1日から始まっているHC池袋のペイントコンテストに出品したいと思ってペイントしてみる事にしました。
 「戦槌ハリー」コンテストには間に合わなかったので、今回はちゃんと出品するつもりです。
 実はミニチュア自体は国内でアーケィオン卿が売り出されたのとほぼ同時に買い込んでおいた物で、その時はすぐに仕上げるつもりで組み上げてベースコートをしたまま4年くらい放置してあったものです。(私の部屋ではこの他に「ティリオンの君」や「ドラゴンオウガ・シャゴス」等が組んだままひたすらペイントを待っていたりします)
 そんな訳で、放置していたお陰で所々剥げてしまったベースコートをプライマー混入のMrカラーのつや消しブラックでタッチアップしてからペイント開始です。
 先ず本体を塗りたい所ですが、特徴的な地面からペイントに入ります。
 このミニチュアは地割れが起きて円錐状の突起物(?)が突き出したようなベースが付属していて、中々パンチが効いています。
 アーミーブックの作例ではこの突起は青みのついた角の様な表現がされていますが、見様によっては何かの光線をこういった表現にしたものかという風にも解釈できます。
 今回はマグマだか魔力だかみたいなやや物質じみた物がアーケィオン卿の暗黒のオーラに導かれてマグマとともに地表に現れたと言った曖昧模糊としたイメージで表現する事にしました。
 という訳で地割れの中にはマグマを表現します。
 入り組んだところに明るい色を置いていかなくてはならないので、どうしても最初に決着をつける必要が有ります。
 数年前に組み上げてしまったので後の祭りですが、何にしても筆が入り難いのでここだけは塗ってから接着するべきでした。
 まず地割れの中をFiery Orangeで塗り、更に中心に行くにしたがってGolden Yellow→Badmoon Yellow→Skull Whiteで輝度を上げていきます。(Skull Whiteは本当にワンポイントくらいが良いようです)
 意外とてこずったのが地割れの壁になる部分で、最初はオレンジで塗っていたのですが、マグマの上の薄皮一枚だけ固まっている感じでどうも変な感じだったので、一旦壁面をScorched Brownで塗ってからFiery Orangeでドライブラシを入れてみるとマグマの照り返しを受けた地面のようになってくれました。
 後はハイライトにGolden Yellowを入れて一先ず地面は完成です。
 次は卿の愛馬ドルガールのペイントです。
 この馬は馬としては非常に大きなミニチュアで胴体自体はグリフォン並の巨体を誇ります。
 私の目で見るとどうも「北斗の拳」の世紀末覇者ラオウがイメージソースになっているように思えてなりません。
 また馬は「奇蹄類」に分類される動物なので本来蹄は1本なのですが、このドルガールは蹄が二つに割れていて、体のあちこちから角とも棘とも取れるような突起が突き出していて、彼が仮に馬の姿をとったデーモンである事を表現しています。
 このドルガールは作例では黒い馬としてペイントされているので私も黒馬として塗りますが、普通の馬と同じでは面白くないので、Chaos Black→Shadow Gray→Spacewolves Grayといった具合で青みを入れて塗ってみました。
 それから体に突き出す突起ですが、今回は実験的にシルバーで塗った後に付け根にRed Inkを入れてみました。
 こういう表現は前からちょっとやってみたかったのですが、まあまあだと思います。
 それから腹側になる部分に地面のマグマから受ける照り返しを表現しました。
 やり方は薄めたFiery Orangeをすこしづつ掛けていきます。(やりすぎないのがポイントです)
 最初はおっかなびっくりでしたが、すこしづつやっていけばさほど難しくは無いようです。
 さらに強調したい所にGolden Yellowでハイライトを入れれば照り返しの出来上がりです。
 これらの作業を終えたものが下の写真です。↓


 思いつきで塗った割には上手くいっていると思います。
 今度はアーケィオン卿のペイントをしていきたいと思います。