樹海の戦士も10回を超えましたが、まだまだ重要なユニットが残っています。
今回はレア枠の精霊モンスター、ツリーマン、およびツリーマンのキャラクター、ツリーマンエインシェントを紹介します。
ツリーマンはレア枠1つ(ツリーマン・エインシェントの場合は更にロード枠1つ)を使って編入できるユニットで、以前に紹介したワイルドライダーと同じく、非常に多くのスペシャルルールが適用されています。
ツリーマンはレア枠1つ(ツリーマン・エインシェントの場合は更にロード枠1つ)を使って編入できるユニットで、以前に紹介したワイルドライダーと同じく、非常に多くのスペシャルルールが適用されています。
1. 森の精霊
2. スカリィスキン(3)
3. 鋼鉄の意志
4. からみつく根
5. 炎に弱い
6. 恐慌を引き起こす
7. 森の歌
8. ラージ・ターゲット
以上8つものスペシャルルールが有りますので、対戦前に相手に説明が必要となります。(聞いている相手もうんざりしそうですが)
元々(耐)6にスカリィスキンで3+のアーマーセーヴィングを得ている上に、「森の精霊」のルールで、限定的では有りますが5+のワードセーヴィングを持っており、非常に打たれ強いユニットだと言えるでしょう。
耐久性については、「炎に弱い」と言うウィークポイントも抱えていますが、炎による攻撃で、ツリーマンに安定して有効打を与えられる手段は限られているので、スカルカタパルトや、ワープファイアスロワーを極度に警戒するよりは、積極的に投入する方が良い結果を得られると思います。
今版になって追加された「からみつく根」は、短射程の射撃能力ですが、「行進移動」後も射撃が出来るので、攻撃できる範囲は意外に広いです。
また、マジックを除けばウッドエルフアーミーにおける唯一の自動ヒット攻撃でも有る上に、敵が林に入っていると射撃の(攻)が4から5に上がるので、敵を林に入れさせないと言う効果も期待できます。
「森の歌」は「アセル・ロゥレンの魔法大系」中、同名のスペルをレベル3で1回(エインシェントなら2回)バウンドスペルを発動させる物で、「からみつく根」と同様に相手を森に入れない効果と、相手のディスペルダイスを使わせる効果も期待できます。(スルーされたらされたで林ごと移動させて貰いましょう)
「鋼鉄の意志」は基本の(気)が8なので、ピンチをチャンスに変えてくれる事も有りますが、過信して使うとあっという間にやられてしまいます。(エインシェントは、(気)が9になるので、ある程度信頼性がアップします)
安定して使う為にはアーミースタンダード・ベアラーが必要だと思います。
それからツリーマンは他のラージモンスターに比べると、移動力がやや低いのですが、アーミー共通のスペシャルルール「森を歩む者」が適用されるので、林を上手く利用すれば、実質的に他のモンスター(ジャイアント等)よりも早く目的地に到達することが出来、また林のカバーを利用して、ウォーマシンの攻撃を避けながら移動することも不可能ではありません。(いつまでも林に閉じこもっていると何も出来なくなるので、射撃のチャンスを1回チャラにする位が良いと思います)
「恐慌を引き起こす」能力も、期待し過ぎると肩透かしを喰らいますが、これもピンチをチャンスに変える事が有り、私も今まで何度か彼の「恐慌」に救われた事が有ります。
そしてツリーマンの最大の特徴は、「兵力6」を持ち、5回の(攻)6攻撃を行える事でしょう。
「兵力」が5以上有るユニットなので、敵の側・背面から突撃すれば、1~2点の「不意打ち」ボーナスを得る上に、敵の「隊列」ボーナスを無効化することが出来ます。
これにより、敵の戦闘結果の固定値は、「兵力」と「旗」の2点(例外あり)となるので、「不意打ち」ボーナスを差し引くと、1~2ダメージを与える事で、完全な隊列を組んだ歩兵ユニットとも互角の戦いを行う事が出来ます。
また、(攻)6の攻撃は、ウッドエルフアーミーにおいては、ドラゴンと“樹海の王君”オリオンが持っているのみで、この二つは編入時にロード枠が必要になる為、2000pts未満のバトルでは唯一の(攻)6ユニットとなります。
他のアーミーリストを見比べてみれば、安定して有効打を与える為に(攻)6の攻撃が必要なユニットが少なからず存在する為、「居ると良い」と言うよりは、時として「居ないと困る」場合が少なくありません。
また、ロード枠のキャラクターであるツリーマン・エインシェントですが、通常のキャラクターと同じ様に「一騎打ち」やジェネラリティーを使う事が出来るようになるのと、「小妖精」を100ptsまで連れ回る事が出来るようになります。
私がよく使う組み合わせは、「憂鬱なる糸吐き」×1と「死の小妖精」×3です。
(気)が9なので、通常はハイボーンをジェネラルとして迎える事が多く、ツリーマン・エインシェントはあまり頻繁には使わないのですが、一騎打ちに当たっては非常に強力なキャラクターになるでしょう。
総論としては、見た目どおり強くて頼りになるユニットだと思います。
私としては、1500pts以上のバトルの場合は是非編入する事をお勧めするユニットです。
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ミニチュアについてですが、写真右側のモデルは、現行のミニチュアをストレートに組んだ物です。
やっぱり各所に取り付いた小妖精で派手なアクセントを入れることが出来ます。
左側のモデルは、旧版から使っている物で、以前に行われた第1回グランドペイントコンテストで、ヤングブラッド賞と、ユニーク賞を頂いた思い出深いモデルです。
足元で、ツリーマンに立ち向かうスノットリングを見つけることが出来るでしょうか?
こちらは、ミニチュアが古いことも有るので、主にエインシェントとして使用しています。
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