使用する材料と道具ですが、キットに入っている□50㎜ベース、内蔵する為のナットとボルト(写真最上段)それから写真に入っていませんがナットを固定する為にエポキシ接着剤と、プラキットを組むと出てくるランナーです。(いつもはランナーの代わりに○25㎜ベースを使っていますが、今回はパーツの流用は行わない事にしたので、ランナーを使いました)
先ずベースの中央にボルトを通す穴を開けます。
今回は6㎜Φの穴を、大工仕事用のドリルで開けました。
この手のドリルは、大きな径の穴を開口するときには非常に便利です。
写真のものはホームセンターで1980円で売られている廉価版の物で、実際の工事で使うとすぐにモーターが焼けてしまったりするのですが、模型で使う分にはこれで十分なようです。
ただ今回は、開口する相手が軟らかいプラスティックの薄板なので、ドリルが無ければカッターナイフ等で開口しても良いでしょう。
穴を開けた所で一度ボルトを通して固定します。(写真上から2~3段目)
写真の位置に完成後もナットが収まる事になります。
ベース上にナットが出るので、地面を盛り上げるようにしないとナットが露出してしまうのですが、この位置でナットを固定して、ベース天板で締め付けに抵抗する形にしないと、完成後ボルトを締め込んだ時に、強度が足りずにナットが脱落してしまう恐れがあります。(初めてボルトイン加工をした時はそれで失敗しました)
ボルトを締め付けてナットの位置を決めた状態で、エポキシ接着剤を使ってナットを完全に固定するのですが、その為に、ナットの周囲にランナーを枠を組むように接着します。
これで、エポキシ接着剤を流し込んだ時に、流れ出さずにしっかりと固定する事が出来ます。(写真最下段)
この状態で接着剤が硬化してからボルトを抜き取ると、ボルトイン加工の完了です。
写真で使っている物は5分硬化の接着剤ですが、慌ててボルトを回すと折角固定したナットが動いてしまう事が有るので、最低半日程度はこのまま放置しておいた方が良いと思います。
次回は本体の金属線補強について書きます。
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