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2010年5月30日日曜日

ダンバイン1/72 第4回 二日酔+ダンバイン腕部+ブラッドエンジェルスコデックス

昨日の土曜日の夜は会社の飲み会で、深酒が過ぎたようで、今日は昼過ぎまで二日酔で寝ていました。
ホワイトドワーフが出ている筈なので、午後からでも出掛けようと思っていましたが、体が本調子で無いので結局家でグダグダしながら、ようやく発表になったブラッドエンジェルスのコデックスをプリントアウトしつつ、ダンバインの製作を続けました。
コデックスの背景設定を読むまでペイントを控えていましたが、やっぱり正解だったような気がします。
各中隊の編成表も掲載されているので、これに則ってアーミーの設定を考えていこうと思います。

ダンバインのほうですが、前回の日記に書いたとおり腕部の製作に入りました。
腕については元々のデザインが細身で肘関節も大きく露出しているので、キットの状態でも肘についてはそれなりの可動範囲を持っています。
しかし肩関節は箱状の胴体から直接肩につながっている為、腕はまっすぐ前までしか動かず、肩の位置も少し低いようです。
僕の自論としては、人型の兵器といっても人ではないので、主武器(モビルスーツならビームライフル等)の射撃角度を確保できれば本来人間と同じ動きが出来る必要は無いと思っています。
ですが、オーラバトラーの場合は主要兵装が4mを超える巨大な剣であり、剣を自由に使う為には人間に近い動きが要求されると思います。
そこで肩の付け根に関節を設ける事にします。
本来人間の場合は鎖骨がこの役目を担うのですが、ダンバインの場合は胴体の大半がコックピットになっており、エンジンに当たるオーラコンバーターもボディ外部に出している為、設定上もボディの可動に対しては非常に制限が大きいと思います。
まあ、ここはコックピット丈夫のわずかな隙間に鎖骨に変わるようなフレームが入っていると考える事にします。
という訳で、胴体の上半身ブロックを鋸で一旦切り離して内部にボールジョイントを入れるスペースを設け、肩、肘とボールジョイントを仕込んでいきました。↓


 とりあえずは左腕のみ、これは半身の工作を繰り返して工作方法が決まってから残る右側を作ろうという物です。
肩口にある切り込みは前述の鋸を入れた跡で、0.3㎜プラ板を挟み込んで、鋸刃の厚み分をフォローしています。
肩にボールジョイントを仕込んだ事で、上腕にロール軸を1つ増やしています。
また、前腕部分は先端にクローが付いて、これを射出して敵を絡め取ったり、ダンバインの唯一の飛び道具であるオーラショットをホールドするのに使われるのですが、剣を使う際にはこれが邪魔になって手首の動きを大きく制限しています。
その為、今回は肘のすぐ先にあるパネルラインで一旦切断して、ここにもロール軸を1箇所増やしました。
そんなこんなの改造で、肩の可動範囲はこんな感じになりました。↓
 なんとか肘を曲げずに手を正中線までもってくる事が出来ました。
出来ればソードを青眼に構えられるようにしたいと思っています。

2010年5月28日金曜日

ダンバイン1/72 第3回 胴体+頭部

引き続きダンバインの製作です。
前回は左脚と骨盤ブロックを組みましたが、今度は上半身と頭部を追加しました。↓

 上半身も下半身と同じくややボリューム過多で、劇中やデザイン画稿に比べて特に肩幅が広くなっています。
その為ちょっと短絡的な手段ですが、両肩を鋸で切り落として1㎜プラ板で蓋をしています。
短絡的な手法ですが短絡的に格好よくなったので良しとします。
また、腰と上半身とは市販のABS製ボールジョイントで繫いでいます。
ジョイントの受けとしては同じく市販のABS製の軸受けパーツが有り、精度よく接続するのに便利なのですが、このキットのサイズではこれを取り付けるのも中々困難で、ごく一部を除いてアルテコSSP-HG(瞬間接着パテ)でパーツ内を充填し、これにピンバイスで直接軸受けの穴を開口するという少々野蛮な方法をとっています。
瞬間接着パテは、簡単に言うと瞬間接着剤を繫ぎに樹脂の粉末を固めるという物で、瞬間接着剤が基礎になっているので、硬化時間が短くプラへの食いつきが強いのが特徴です。
反面1度に多めに練ると強烈な刺激臭がして、タマネギよろしく涙が出てきます。
たぶんタマネギと違って本当に体に有毒なガスが発生していると思うので(なんせシアン化合物ですから…)ちょっと注意が必要です。
また、空気中の水分との化学反応で硬化する物質なので、分量が多いと発熱、発泡、発煙したりします。(実は調子に乗って盛り付けたために、一回白煙が上がりました)
とネガティブな事を書き連ねましたが、効果が早く切削が比較的簡単なので、時間の無いサラリーマンには都合の良い材料です。
こんな感じで軸受けを作るのですが、前述の通り「エイヤー」で穴を穿つので芯を外す事も多く、難しい箇所ではパテを埋めて穴を開けて、もう一度パテを埋めて…といったことを2~3回ほど繰り返しました。
掘っては埋めてを繰り返す事から今後この方法を「シベリア式」と名付けます。(人によっては「女囚さそり式」の方が通りが良いかも知れません)
そんな具合でボディの工作を進めています。
そして中々形を掴むのが難しい頭部ですが、実は劇中のイメージや、様々な画稿によってそれぞれ形が異なっている物が多く、過去に作られたダンバインの模型が殆ど別の顔をしている原因でもあるようです。
今回は元のデザイン画とキットの箱絵を基準にして製作することにします。
で、具体的には
・エラからアゴにかけてと「口」の左右幅の削りこみ
・眼の角度変更(やや前向きになるよう作り直す)
・鼻先のひさしの延長
・後頭部の上下幅の削りこみ
といった工作を行います。
現在下の写真の状態で、後は眼の工作が残っています。↓
 腕を作るとかなり出来たような気分を味わえそうですが、元々関節部が露出したデザインなので、今後はその処理をどうするか思案のしどころです。

2010年5月26日水曜日

ダンバイン1/72 第2回 左足+骨盤ブロック+宇宙船サジタリウス

先々週買ったダンバインですが、現在は仮組をばらし、パーツブロックをそれぞれ接着して整形、また組み合わせて再び整形といった作業の繰り返しです。
そんな中でとりあえず一番イメージとのギャップが激しい腰ブロックにとりあえず関節を仕込んでみました。↓
 本来ボディは上半身、下半身とも前後貼りあわせの一体のブロックになっています。
とにかくこの下半身部分の横幅が広くなっており、二十数年前の私の目でも物凄い違和感があったのを覚えています。
これを解消すべく、先ずは腰部分に鋸をいれて切り離し、更に中央に鋸を入れて左右に切り離し、切断面を先細りになるよう楔形に削り込んで再接着しました。
それから腿を接続する部分も大幅に削りこんで腰の左右幅を詰めました。
でもって脚部とのコンビネーションを確認したかったので、ちょっと性急でしたがボールジョイントを仕込んでとりあえず組んでみました。
全般的に評価の低いこのキットですが、脚部については劇中のイメージを比較的よく再現していると思います。(私見ですが)
という訳で脚部はあまりいじらず(好みに合わせて手を加えるつもりですが)股関節と膝にジョイントを仕込みました。↓
 それから爪の部分です。
これからボールジョイントを仕込むつもりですが、さし当たっては爪のパーツの接着面に1㎜プラ板を挟み込んで大型化しています。↓
 当然付け根のサイズが合わなくなるので、逆に付け根部分は削り込んで合わせます。
こうすると断面形状が元よりも四角くなるのですが、無理に丸めないでやや角ばった断面でまとめてみようと思っています。
というのは、2000年9月のモデルグラフィックスでダンバイン特集が組まれた際にデザイナーの宮武一貴氏のインタビューの中で、「怪獣的表現の作例が多いオーラバトラーだが、元々はハイテク機械としてデザインしている」旨の発言が掲載されており、そのときの印象が強かったので、今回それに習ってみようと思います。
爪自体も、怪獣の爪のようなディテールですが、劇中では足の爪で敵オーラバトラーの装甲を引き裂くシーンが度々現れます。
多分爪自体はクロームモリブデンのような鋼鉄だと考えています。
このあたりを取り込んで作業を進めるつもりです。

今回はツタヤで借りてきた宇宙船サジタリウスを観ながら作業を進めています。
この作品は1986~87年にかけて放送されたSFアニメで、イタリアの物理学者アンドレア・ロモリ氏の作による科学マンガですが、日本で作られたアニメーションはキャラクター以外は全く別物の作品になっていて、主人公は中古の貨物船で宇宙を駆け回る中小企業のサラリーマン、トッピーとラナのコンビにちょっと頼りない若い学者のジラフ、宇宙吟遊詩人のシビップの4人です。
シビップ以外の3人は、7人の子供を育てるラナ、新米パパのトッピー、自分より稼ぎの良い婚約者とのギャップに悩むジラフといった具合に三人三様の家族を抱えており、庶民的でもあり、子供向けのアニメにしてはかなり現実的です。(キャラクターはコミカルですが)
各々が現実と理想とのギャップに悩みながら家族を守るために頑張るオジサン達が魅力的に描かれています。
とはいえ40近くになって所帯もない自分を省みると別の意味で身につまされる所ではあります。

2010年5月24日月曜日

10.5.23練馬ミニチュアゲームの会

 昨日の5.23(日)は、予定通りクラブチームの定例会に行ってきました。
 今回は約束していたクリスさんのブラッドエンジェルスvs僕のレイヴンガード(マリーン)の1500ptsバトルを始めました。
 ミッションは「撃滅命令」初期配置は「戦乱の曙」です。↓
 「戦乱の曙」という事でシュライク+アサルトは「奇襲」とし、一方敵方はアサルト1分隊とサングィナリーガードが縦深攻撃配置です。
 先手を向こうに任せてこちらは迎撃の構えでしたが、2ターン頭に縦深2ユニットが揃って目前に出現します。
 サングィナリーガードはセーブ2+で倒せそうに無かったので、見方のタクティカルの射撃と白兵戦で5人のアサルトを仕留める予定でしたが、出目が悪く半端に残った所で敵の増援が追いついてこちらだけやられてしまいました。↓
 また、一方のサングィナリーガードはこれまたライノと連携されてスカウト+ライブラリアンがやられ、返す刀でターミネイターもなで斬りにされました。↓
 たのみのシュライクは3ターン目に出現したのですが、「撃滅命令」のミッションの所為で全軍が戦場中央に集中し辿り着けません。(これは先月、先々月に渡って奇襲を受けたクリスさんの作戦だったようです)
 これならば通常の予備戦力で出せば良かったと思いました。
 結局狙いが全部裏目に出て良い所無く負けてしまいました。
 「撃滅命令」は時々しか回ってこないミッションなので、対策がおろそかでした。
 通常のマーカー確保型のミッションなら、マーカーの位置から敵が集中する箇所がおのずと決まって来るのですが、「撃滅命令」は結局敵ユニットを倒せば良いので、機動性に優れたジャンパーでも配置を考えないと遊ばされてしまうようです。
 戦績は2勝1敗ですが、最後に負けるとトータルで負けた気分になるので不思議です。
 今度チャンスが巡ってくるかどうか解りませんが、その時には雪辱を果たすつもりです。

 さて、夕方になってまいくろたいがーさんが息子さんを連れて来られてので、Sinさんと共に約束したとおりスペースハルクのイントロプレイをしました。
 Sinさんも僕もハルクは久しぶりだったのでルールを確認しながらですが、3ゲームほどこなす事が出来ました。
 その後はちょっと風邪気味だったので早めに上がりました。

2010年5月22日土曜日

ダンバイン1/72 第1回 プラモデルに手を出す

この間の日曜日は久々にTRPGの会合に参加してきました。
場所は板橋区なんですが、3ヶ月~半年置きぐらいにしか顔を出さない為、集合時間より少々早く現地に付いてしまいました。
そこで駅前の商店街をぶらついている内に昔のプラモデルを見つけて思わず購入してしまいました。
購入したのはバンダイ聖戦士ダンバインシリーズより1/72ショウ・ザマ用オーラバトラー ダンバインです。↓
 TVアニメの聖戦士ダンバインについては以前の日記でも紹介した事が有りますが、この番組の主人公ショウ・ザマがバイストン・ウェルに召喚を受けて最初に搭乗したオーラバトラーがこのダンバインです。
デザインはスタジオぬえ宮武一貴氏によるものに同作のキャラクターデザインを担当した湖川友謙氏が手を加えたもので、独特のアウトラインを持つほかに無い個性的なデザインのメカニックです。
キットの箱絵は開田裕治氏の手によるもので、元デザインの持つ魅力を最大限に発揮したポージングと共に、背景には海と大地の狭間にあるという設定の異世界バイストンウェルの幻想的な風景が配置されており、ダンバイン自体の魅力と共に番組その物のイメージをも伝える傑作で、私的にはキャラクターもののプラモデルの箱絵としては5本の指に入れて良い作品だと思っています。
そしてその箱の下端には「パッケージの写真・イラストと商品とは多少異なりますのでご了承ください。」との注意書きがあります。
でもって早速パーツを切り出し、仮組した物がこれです。↓
 バイストンウェルではこの違いを「多少」と表現するようです。
これでも良い角度を選んで撮っていまして、正面から撮るとギャップは更に開いていきます。
実のところ僕はリアルタイムでこの番組を見ていて、このキットの出来も知っていたのですが…
そんなキットを急に購入する気になったのは、今月号のモデルグラフィックスに80年代ロボットアニメの特集が組まれており、その中で古いキットの改造方法が紹介されていて、一気に制作意欲が高まった次第です。
実は今現在既にダンバインのパーツ加工を始めています。
その様子は追々アップできたらと思っています。

そして今日は土曜日が休みになったので、HC吉祥寺のキャンペーンバトルに参加しようと足を運び、その前にヨドバシカメラ(旧近鉄)でダンバイン用のボールジョイントを買い込んだのですが、そこでまた引っかかってしまい、こんな物を買い込んできてしまいました。↓
 バンダイ(かつてはイマイから発売されていました)超時空要塞マクロスシリーズ1/144ヌージャデルガーです。
マクロスについては最近でも続編が放送されたりしたのでご存知の方も多いかと思いますが、ヌージャデルガーは最初のTVシリーズで敵方であるゼントラーディ軍が使用する戦闘用パワードスーツです。
ゼントラーディ兵は、古代の宇宙文明が戦闘用に製造した身長10m程の巨人兵士で、パワードスーツを着込むと16mを超える巨体となります。
正直こっちに製作の手が伸びるかどうか少々疑問ですが…
さて、肝心のHCの方ですが今日は結局誰も相手が来ない状況で、駄弁ったりしながら過ごしましたが、折角なので奥田店長の手伝いで発売予定のオーク・ボアボゥイの組立をしていました。
新造形のイノシシは非常に出来がよく、発売されたら久しぶりに石の手族を出動させようかなどと考えました。
明日はクラブチームの定例会の予定です。

2010年5月15日土曜日

インペリアルイーグル+帝国の廃墟+獅子の時代

 ここ数日はまた、DVDを観つつ情景モデルのペイントをしていました。
 どうもブラッドエンジェルスの製作が進まない訳ですが、つらつらと考えてみるに和訳されたコデックスが出て細かい設定を読み込まないと制作意欲が湧いてこないのかもしれません。
 読み込んでくるとパワーアーマーのマーキングや塗装も楽しみが出てくるので、そういったものは気分が乗ってきてから手を付けることにして、今は興がのっている情景モデルの製作を進めます。
 そんな訳で今回製作したのは、「帝国の栄光」セットから崩れ落ちた双頭の鷲、通称インペリアルイーグルです。↓
 そしてもう一つ、昨年クラブチームで行われた情景モデルワークショップの際に組立済みの物を受け取ってずっと放置していた「帝国の都市」セットから組み立てた廃墟です。↓
 ペイントについてはこのところ書き連ねた物と大差ないので割愛しますが、両者ともディテールが細かくシャープだったので、ドライブラシやウォッシングの効果が如実に出て、楽しみながらペイントできました。
 そんな感じでこのところ集中的に作った情景モデルを並べてみました。↓
 壊れているのは銀河帝国の物ばかりで、「銀河帝国KO寸前」といった様子です。

 今回は、これらの作業と平行してDVDを観ていたのですが、先日日記に書いた「こちらブルームーン探偵社」のほかに「獅子の時代」を観ています。
 これは1980年にNHKで製作された大河ドラマです。
 舞台は幕末から明治初期にかけての時代で、黒船来航あたりから始まる普通の幕末期を扱ったドラマと違って倒幕直前のパリ万博から始まります。
 主人公は勝者である薩摩藩士に加藤剛氏、敗者側である会津藩士に菅原文太氏の2人の架空人物です。
 また、音楽は宇崎 竜童ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが担当しており、所々にロック調のBGMが顔を出します。
 実在の人物に光を当てて時代の中心を描くのが良くある歴史物のドラマですが、庶民に近い視点から描くドラマはその時代の空気のような物が描かれていて、むしろ臨場感を感じます。
 まだ観始めたばかりですが、「トラック野郎」シリーズややくざ映画でお馴染みの感のある強面の菅原氏演じる平沼銑次(ひらぬませんじ)がフランスでSLの汽笛を操作させてもらい、機関士に「ガハハハ!メルシー・ボクー!」と笑いかけるシーンはかなり笑えます。(もっともその後の銑次には非常に過酷な運命が待ち受けています)
 私的には一番面白かった頃の大河ドラマなので、楽しみです。

2010年5月11日火曜日

ようやく赤+イージス+こちらブルームーン探偵社

 先日より日記にブラッドエンジェルスを製作中と書いていましたが、昨日の夜雨が降り出す直前にようやく組み立てたミニチュアに赤のスプレーを吹きました。
 吹いたのは一昨日の日記にも書いたガンダムカラーのGレッド10(シャア専用ザクの胴体)の上にGレッド09(ガンキャノンの全身)を重ねて吹きました。↓


 あらかた上手く行ったのですが、最初に吹いた黒サフが完全に回り込んでおらず結局部分的にはファンデーションカラーでタッチアップしました。
 ちょっと艶がきつめですが、気になるようなら完成後つや消しのクリアーを吹こうと思っています。
 それから手前のバリケードは、プラネットストライク用情景モデル「イージス」です。
 スプレーを使う際に一緒にGSIのオリーブドラブ1を吹き、今日ドライブラシやウォッシングをかまして仕上げました。
 ドライブラシはGraveyard Earth、Rotting Flesh、Codex Gray、ウォッシングはタミヤアクリルのフラットブラウン+フラットブラック、Badab Black、Leviathan Purple、Thraka Green、こういった物に紫のウォッシングはどうかと思われるかも知れませんが、このくらいの色を使わないと単調な出来になってしまいます。

 さて、これらの作業をしながらこのところツタヤから借りてきた「こちらブルームーン探偵社」のDVDを観ていました。
 これは1980年代に作られたアメリカのテレビドラマで、小さな探偵会社を舞台にしたコメディタッチのミステリードラマです。
 86年頃に日本でもNHKで放送されていました。
 元モデルの探偵社のオーナー社長のマディと同社の探偵のデーヴの2人が主役ですが、このデーヴはダイ・ハードで世界的に有名になる前のブルース・ウィリス氏が、陽気でおしゃべりなデーヴを好演しています。
 なんでもこのドラマで注目されて映画に出演するようになったのだそうです。
 作中ではしょっちゅう軽口を叩くデーヴですが、「ああいう奴は早くはげるぞ」なんていう台詞が出てくるとちょっと複雑な気分になります。
 気楽に楽しめるドラマなので、のんびり観ていくつもりです。

2010年5月9日日曜日

5.9タイタンの戦い+地獄の戦場

 以前の日記に書きましたが、今日は公開中の映画タイタンの戦いを観てきました。
 この映画は1981年に製作された同タイトルの映画(アメリカでのタイトルは新旧共にClash of the Titans)です。
 映画の題材はギリシャ神話のペルセウスメデューサを退治したエピソードに肉付けしたもので、新作の方も基本的には同じですが、新たなキャラクターが追加されています。
 また、旧作は巨匠レイ・ハリーハウゼンによるストップモーションアニメが見所でしたが、新作ではこの部分をCGが担っています。
 CGは見事でしたが、僕としてはストップモーションの方が好きみたいです。
 映画自体は先の筋がわかるので今ひとつワクワク出来ませんでしたが、変に格好つけずにエンターテインメントに徹しているので、これはこれで良いかと思います。

 それはそれですが、先日マリーン像を作ってから40k情景モデルの制作意欲が湧いてきたので、昨日の夜から以前に製作した情景モデルキット「地獄の戦場」を製作しました。↓

 組立は説明書どおり(といっても大したパーツ数ではありませんが)ですが、爆弾で焦げた樹木は、運搬の際に不便なので取り外し式にしました。↓
 幸い取り外ししやすいパーツ分割なのでピンバイスでベース裏側から樹木パーツもろとも貫通させて真鍮線を通しました。
 以前から使っている技法ですが、最近仲間内でも流行りだした言葉なので、裏側に貫通させる事からこの技法を今後「ブラジル式」と名付けます。

 さて、ペイントの方ですが、ベースは黒サフ、その上にタミヤのレッドブラウン、オリーブドラブ等を適当に吹き付けて下地にしました。
 それから各坐したライノはウルトラマリーンカラーとして青くする事にしました。
 カラー事態はファンデーションカラーを使おうかと思いましたが、今回はGSIクレオスのガンダムカラーのブルー12を使ってみました。
 元々半光沢なのとラッカー系で塗膜が強い事も有って簡単に良い色が出てくれました。
 何種類かはスプレーも出ているので、マリーンの様な派手な単色を使うアーミーではベースカラーに良いかも知れません。(実は早速今日、ブラッドエンジェルス用にスプレーのGレッド10と60を買ってきました)
 それだけだと完全に浮いてしまうので、この上からShadow Gray、Space wolves Gray、Kommand Khaki などでタッチアップやドライブラシ、Devlan Mad、Badab Black などでウォッシングを繰り返し、それからライノの車内はタミヤカラーのバフを基にウォッシングで仕上げました。
 まだライノの青が浮いている気もしますが、とりあえずこれで終わりにします。

2010年5月7日金曜日

巨大マリーン像

 現在ブラッド・エンジェルスの製作をしていたのですが、昨日はどういう風の吹き回しか先日発売された情景セット「帝国に栄光あれ」を購入してしまい、その中から目玉アイテムとも言うべき巨大スペースマリーン像を制作していました。↓
 パーツ数はそれなりに有るので組み合わせると何箇所か継ぎ目が出来るので、ビニールテープやクリップで固定してから瞬間接着剤をパテ代わりに流し込み、ペーパーがけの後全体に溶きパテ(タミヤパテ+ミスターカラーうすめ液)を塗り、表面を荒らした感じにしました。
 塗装についてはメタリック仕上げの作例がホワイトドワーフに載っていますが、表面にヒビが入っていたりするのでこれは多分コンクリートだろうと思い、グレー系統で塗ることにしました。
 という訳でベースは黒サフ、その上にタミヤのジャーマングレーのスプレーを軽く掛けてCodex Gray、Fortress Gray、Graveyard Earth、Kommand Khaki、Rotting Fleshでドライブラシ、Devlan Mud、Thraka Green、Badab Black等でウォッシュを掛け、これを適宜繰り返して仕上げました。
 気が向いたら他の情景モデルも手をつけます。

2010年5月5日水曜日

10.5.4練馬ミニチュアゲームの会+徹夜カラオケ

 昨日の5月4日はクラブチームの定例会に顔を出してきました。
 今回はちょっと遅れて13時過ぎに会場に到着すると、もうかなりの人数が集まっており、リックやマヌエルさんは子供づれです。
 そして我々大きな子供達はいつものようにミニチュアゲームに興じている訳です。
 僕が到着した時には寿司さんブラッド.エンジェルスといずみやさんのケイオスマリーンが戦っていました。↓
 寿司さんはジャンプ・インファントリーの降下地点を確定する為に誘導ビーコンを担いだスカウトバイカーを使っていましたが、数が少ないと予備戦力が到着する前にやられてしまったりするので、なかなか大変なようです。
 僕もスカウトバイカーを投入するかどうか悩んでいます。
 そんな感じで観戦していましたが、前回の定例会で再戦を誓ったクリスさんも来ていたので、約束どおりゲームをする事にしました。
 1500ptsという事でしたが、クリスさんのB.エンジェルスはあまりペイントが進んでいないようで、済まなそうにしながら彼の言う事にはGWは彼女と出かけたりしてミニチュアの製作が進まなかったとの事。
 彼女とは縁の無い僕としては甚だうらやましい理由ですが、ミニチュアとの関係は冷えたりしないのでどう考えても彼女を優先すべきだと返し(苦笑)、今回は1250ptsで我がレイヴン・ガード(S.マリーン)vsクリスさんのB.エンジェルスのバトルが始まりました。
 ミッションは「目標を確保せよ」(D3+2個のマーカーを確保する)ダイスロールでマーカーは4個、このミッションは初期配置方法決定の前にマーカーを置くので、間違うと自陣内にマーカーが無いなんて事になり兼ねないので慎重に置いていましたが、敵側は割りと片寄せて配置しています。
 スカスカのエリアがこっちに回って来たらまずいと思いましたが、結局初期配置方法は「槍の穂先たれ」(戦場を4分割して敵味方を対角側に配置する)となり、また先制配置権もこちらが取れたので、マーカーの多い(1個)サイドを選択し更に「浸透戦術」でもう1つ確保、一方敵方はマーカー無しという状態で最初からかなり有利な条件でのバトルになりました。
 こちらは自軍奥のマーカーに分隊スカウトを配置してタクティカルスカッド10人を乗せたランドレイダーで戦場中央のマーカーを取りに向かいます。
 そして戦場中央で敵分隊タクティカルを乗せたライノと遭遇し、L.レイダーの火力でライノを沈黙させた後、両軍車両の中身同士の白兵戦となりました。↓(やや左上情景モデル内の1円玉がマーカーです)
 ここは人数の差も有って殲滅し、「浸透戦術」で展開したシュライク+アサルトスカッドは敵アサルトを1スカッド仕留めるも、フュリオソ・ライブラリアン・ドレッドノートに捕まりロックしてしまいます。
 中盤に敵アサルト(BAではトループなので「達成ユニット」となります)がこちら側のマーカー付近に降下を試みますが、縦深攻撃の出目が振るわず失敗してしまいました。
 こちらはこれで自陣の防御を固めて勝利しました。
 次回の定例会でまた1500ptsで再戦する事にしました。

 1戦終わって時間がまだ有ったのでケイオスマリーン持参のはしもと会長と1500ptsバトルを行いました。↓(ミッション「敵心臓部を突け」(両者1つづつのマーカーを自陣に置き確保しあう)初期配置は先程と同じ「槍の穂先たれ」)
 会長のC.マリーンは実験的な編成で、トループを全てマリーンでなくレッサーデーモンが占めています。
 こちらがまた先手を取ったので、デーモンを呼び出すアイコンを担いだバイカーを先に処分しようとシュライク+アサルトスカッドを「浸透戦術」配置しますが、先にどうしても厄介なオブリタレイターを倒すべく射撃を集中しつつ突撃を仕掛けました。
 この突撃でオブリタレイターを殲滅できましたが、今回の射撃の出目が妙に良く、突撃目標をバイクに集中すれば出現する前にアイコンを消してデーモンを封印出来たかもしれません。
 結局の所もう少しでバイク全滅かという所で、一気に到着判定に成功し、デーモン21体が敵マーカー付近に出現し、マーカー奪取に向かっていたタクティカルマリーンが突撃を喰らいます。
 急ぎシュライク達が急行し、近くのオブリタレイターにはシュライク、デーモンにはアサルトが突撃しますが、彼我の出目の差が激しく、両方とも返り討ちに会ってしまいました。↓
 残ったオブリタレイターは射撃で落としたものの、デーモンは残ってマーカーを確保しようとします。
 そこでこちらは近くにいたランドレイダーを突っ込ませてマーカー確保を妨害しました。
 射撃、白兵戦共に強力なオブリタレイターは既に無く、デーモンの攻撃力ではL.レイダーを壊せないので、とりあえず敵にマーカーを確保される事はなくなりました。
 しかしながら終盤に”強奪者”アバドン率いるターミネイターが自軍側マーカー付近に「縦深攻撃」(テレポート)し、こちらのタクティカルをあっさり蹴散らして残ったこちらのスカウトもうかつに近づけない状態になってしまったので、これで引き分けになりました。
 オブリタレイター、ターミネイターの処理はやっぱり専用装備を用意しておかないと難しいですね。

 こんな感じで例会は終わって近くのサイゼリヤで食事を摂りました。
 普段はこれで帰るのですが、翌日が休みということもあってここは一つカラオケに行こうということになり、あっきいさん、寿司さん、いずみやさんと僕の4人で最寄のカラオケ店にしけ込んだ次第です。
 0時過ぎから朝の5時までの強行軍となりましたが、意外と歌えました。
 そんな訳で今日は1日中自室でグダグダしていました。

 旅行に始まりカラオケで締めといった具合で、なかなか休日らしいGWを過ごす事が出来ました。

2010年5月3日月曜日

四国旅行2日目 紫電改(愛媛 南レク馬瀬公園)

 旅行の2日目(正確には3日目ですが)は、またまたスミさんの車に厄介になり、私が兼ねてより「いつかは行こう」と思っていた愛媛県の南宇和郡は馬瀬山公園にある旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を観に行きました。
 とは言え南宇和郡は、スミさんの家からは四国を対角状に挟んだいわゆる「ブラジル状態」です。
 そんな訳で四国の北側を半周して片道約300㎞、朝8時頃に出発して到着したのは13時過ぎになりました。
 紫電改は下の写真のような展示館に収納されていました。↓
 紫電改は旧日本海軍で終戦間際の短い期間に使われた戦闘機で、当時時代遅れになりつつあった零戦に代り、米軍の新型戦闘機と互角に戦う性能を持っていたようですが、各種の悪条件から稼働率や性能が著しく低下し、その性能が発揮されるのはなかなか難しかったそうです。↓
 展示されていた機体は昭和20年7月24日豊後水道上空の戦闘に出撃し、行方不明になった物で後年海中に沈んでいるのが発見されて引き上げ、復元された物だそうです。
 機体は30年以上海中に沈んでいた為、損傷が激しいのですが戦死したパイロットの異例の意味も含めて最低限の復元に抑えられています。
 10年以上見たいと思っていた機体ですが、直接見てみるとやはり上野の零戦知覧の疾風に比べると、小さめの翼に太い胴体でややずんぐりした逞しい感じの戦闘機でした。

 展示館をでてすぐ傍に馬瀬山頂の展望台に上る事にしました。↓
 赤と白に塗られた鉄塔に筒状のゴンドラが取り付けられており、これがゆっくり回転しつつ鉄塔の頂上まで上がる為、一度乗り込めば居ながらにして周囲を一望できる構造になっています。
 そんな訳で展望台から宇和海を眺めました。↓
 別のアングルでは水田、干潟といった地形が見られます。↓
 観るだけとは言えなかなか面白い展望台でした。

 帰りはいっその事四国を一周してみようということになり(香川は遠回りの為パスしましたが)高知県を通って帰途に着くことになりました。
 そんな訳で海岸線に沿ってのドライブとなりましたが、途中休憩を兼ねて海岸に下りてみました。↓
 こちら側は太平洋側ですね。
 暫く岩場をぶらぶらしていると、足元にエビを見つけたのでカメラに収めました。↓
 ちょっと目立ち難い色ですがわかるでしょうか?
 この後もドライブを続け、スミさん宅に到着したのは22時を回っていました。

 翌日は8時過ぎに出発し、東京まで目いっぱいのドライブとなりました。
 ちょっと疲れましたが、いい旅行になりました。

10.4.29~5.2四国旅行 1日目 渦の道(大鳴門橋)

 ゴールデンウィークという事もあり、4月29日から5月2日まで徳島に帰ったスミさんを訪ねて四国に旅行に行っていました。
 28日の夕方に同行する寿司さん、じゃんくさんを車に乗せて東京から徳島へ、こまめに休憩を入れて到着したのは朝の8時頃でした。
 そしてスミさん宅で午前中睡眠をとり、午後からスミさんの車に乗って大鳴門橋にある渦の道を観に行きました。↓
 鳴門海峡といえば渦潮で有名ですが、その海峡の真上にかかった大鳴門橋の下に設けた遊歩道から渦潮を直接みようという観光施設です。
 施設の入り口には渦潮についての説明文が掲示されていました。↓
 そしてメインの遊歩道ですが、橋の下の構造物の中に設けられてアクリル板などで安全柵が設けられていて、安全に足元の渦潮を見学できます。↓

 そして遊歩道と平行して橋梁メンテナンス用のキャットウォークや作業通路が設けられています。↓(本来は遊歩道よりもこちらがメインですね)
 その大きさ、高さがどうもショッカーが来たがりそうな気がしてなりませんでした。
 渦潮の他にも橋から見える景色は格別でした。↓
 下では海苔の養殖をやっているそうですが、海面からの高さが有る所為かいわゆる磯の香りはあまりしませんでした。

 そしてこの施設にはもう一つ大鳴門橋の構造や渦潮の解説などを展示する記念館が並立されています。↓
 一回り見学して、屋上から先程通った橋を眺めました。↓

 そして少し時間が有ったので、近くにある鳴門市ドイツ館にも足を伸ばしてきました。(スミさんに運転してもらったのですが)↓ 鳴門には第1次大戦後しばらくドイツ人の俘虜収容施設があった為、この記念館が有るのだそうです。
 俘虜たちの間では頻繁に音楽会が催されていたそうで、近くにはベートーベンの銅像が立っていました。↓
 指揮棒を振るう瞬間を捉えたもので、ちょっと過剰なほどにノリノリです。
 ここを見学した後スミさん宅ですき焼きをご馳走になり、1日目を終えました。