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2008年2月27日水曜日

ロスロリエンのエルフ達

 LotrGTの予選の日程も近づいて来たので、今日もミニチュアのペイントを進めています。
 善なる勢力に編入予定のロスロリエンのエルフをペイントしました。↓ とりあえず数を揃えたかったので顔以外はベタ塗にとどめています。
 弓兵も有るのですが、以前に製作した物だけで33%ルールいっぱいになりそうなので、今回は剣装備のエルフだけを塗っています。
 鎧は板金部分は金色なので基本色としてShining Goldぬっていますが、下に着込んでいる鎖帷子の部分は資料を見ると鉄色以外に何か色味が加えられている様子なので、Tin Bitzでドライブラシを掛けてみました。
 マントについては本当はもっと明るい灰色なのですが、下地になる色として今回はRegal Blueのベタ塗としました。
 こんな感じで8人の剣装備と1人の軍旗持ち、それからほぼ同色なのでハルディアもベタ塗をしました。
 あまり時間が残されていないので、他のミニチュアが完成しなければこの状態で予選に望む事になりそうです。
 次はレゴラスかローハンの騎士に手をつけようと思っています。

2008年2月25日月曜日

08.2.24練馬ミニチュアゲームの会

 昨日の2.24(日)は、大泉で開催された我等が練馬ミニチュアゲームの会
http://sentui.com:8080/NerimaMini/
の定例会に行ってきました。
 今回は当Blogに時々コメントを頂いている佐藤さんがブレトニア1000ptsを持参しての初参加を表明しておられたので、私もウッドエルフ3000ptsに加えてオーク&ゴブリン1000ptsを持参しました。
 会場についてしばらくすると面子が集まってきました。
 今回は佐藤さんの他にチームの掲示板に書き込んでくださった月光さんも見学で参加してくれました。
 月光さんはこれから購入するゲームを検討中との事なので、色々とゲーム談義をしている内に佐藤さんとあっきいさんとでブレトニア1000pts VS オーク&ゴブリン1000ptsのバトルが始まりました。
 佐藤さんのブレトニアは元々戦車モデラーである事も有って、ばっちりペイントされていて、特に農民ユニットは気合が入っていました。
 実質初ゲームとの事なので、手順やルールを説明しながらのバトルとなりました。

 横から見物している内にクリスさんもハイエルフ3000ptsを持参していたので早速3000ptsでバトルをする事になりました。↓
 3000ptsとなるといつもは当たり前のようにドラゴンを投入しているのですが、今回は風が強くいつもの様に原付では煽られそうだった為、電車で来た為にドラゴンは使わず”楽園の騎士”ヴェイラリオス(ワイルドライダーハイボーン)をジェネラルとし、もう一つのロード枠には久しぶりにスペルウィーヴァーを入れる事にしました。(ハイエルフのマジックは強力なので、結果的には正解だったようです)
 一方クリスさんはスタードラゴンを駆るプリンスをジェネラルとし、シルヴァーヘルムやチャリオットが多目の比較的機動力の高い編成です。
 いつもドラゴンを使っていて敵に回した時の危険性は熟知しているつもりだったので、初期配置の段階でプリンス+ドラゴンをマークする事にしました。
 幸いヴェイラリオスは小妖精「憂鬱なる糸吐き」(一騎打ちで相手のヒットロールが6+になる)を持っていたので、上手くプリンスと一騎打ちに持ち込めれば勝機がありそうです。
 そこで彼が合流する2つのワイルドライダーを左右両翼に配置し、ドラゴンが配置される方にヴェイラリオスを合流させました。
 もう一方のワイルドライダーに合流したワイルドライダーノーブルはマジックアイテムが「暁の槍」(敵にダメージを与えるとそのターンの反撃でヒットロール-1)なので常に先手を取られるハイエルフに対しては相性が悪く、あてが外れてしまいました。

 ダイスロールの結果クリスさんが先攻をとり、いきなりドラゴンが前に出てきたので(ウッドエルフにはウォーマシンが無いので、こういう移動にプレッシャーをかけ難いのが泣き所です)突撃するターゲットをワイルドライダーだけに絞られるように一旦大きく引いてドラゴンを睨む形にしました。↓
 突撃を受けた時ドラゴンがヴェイラリオスから外れないように前面を4人にしています。
 前列右端がヴェイラリオスです。(ピンボケですが)

 これでドラゴンの突撃を受けて一騎打ちに持ち込むつもりでしたが、ドラゴンは距離が届かず、その代わりに接近してきたティらノックチャリオットに突撃をされてしまいましたが、幸いインパクトヒットが少なく済んで反撃でチャリオットを討ち取り、裏のターンで逆にドラゴンに突撃を決めることに成功しました。↓
 ヴェイラリオスの攻撃はプリンスに1ダメージを与える事に成功しましたが、ワードセーブに阻まれてそれ以上のダメージには至りませんが相手の攻撃も「憂鬱なる糸吐き」のお陰で有効打が入らず、戦闘結果で勝って、プリンスが戦意喪失テストに成功する(元の(気)が高いので7~8でテストが出来ます)と言う繰り返しで、3~4回の戦闘で敵を敗走させ、ゲーム終盤で遂にプリンスを討ち取ることに成功しました。
 一方戦場のもう片翼ではツリーマンと”鹿の蹄”のアルドール(オルターノーブル)がシルヴァーヘルムを突破して敵陣の側面に切り込み、ウォーホークライダーは敵の射撃を何とか生き残り、敵イーグルクロウに取り付きました。
 ただしもう一つのワイルドライダーはライオンチャリオットの突撃を食らって大ダメージを追ってしまいます。
 しかしながら何とか戦意喪失テストを乗り越えてくれたので、続くターンでウォーダンサーの突撃が間に合ってこれを撃破することに成功しました。
 スピアマンに合流したアークメイジとリーヴァーボウ(攻5回3のロングボウ)装備のノーブルが中々厄介でしたが、スピアマンに突っ込んで撃破できるポジションに主力が居なかったので、ここは敬遠して他の残存戦力を掃討して、最終的に勝利を得る事が出来ました。↓ 
 今回は新版のハイエルフとは初めての対戦でしたが、スペシャルルールを恐れて事前に予習しておいた成果が出たようです。 またスペルウィーヴァーが持っていた「楡のワンド」(ディスペルロール振りなおし)のお陰でかなり命拾いをしました。
 また最初の配置が図に当たって割りと戦力を無駄なく生かす事が出来ました。

 その後は他のゲームを見学し、終了後はファミレスでゲーム談義等をしながら食事を取りました。

2008年2月22日金曜日

善なるヒーロー

 特に新しいミニチュアが完成した訳では無かったのですが、更新が長いと何だか鈍ってしまう気がしたので、未完成ながら製作状況を掲載する事にしました。
 と言う訳で引き続きLotrミニチュアの製作ですが、今回は「善なる勢力」に手を付けています。
 今回のGTは当初エルラダンとエルロヒア率いる裂け谷のエルフで行こうと思っていましたが、ミニチュアの製作ペースや作戦を考えていく内に、BTで使用したローハンの騎士達にロスロリエンのエルフで構成する事にしました。
 と言う訳でエオメル王子に続いて編入する2人目のヒーローを作る事にしました。
 ロスロリエンのエルフを使うので、単純にはハルディアなのですが、もう一人の候補としてレゴラスを考えています。(レゴラスはロスロリエンではなく闇の森のエルフですが、ヘルム峡谷の戦いに加わっているので不自然ではないかと思います)
 ちょっと考えあぐねているので結局2人とも平行して製作する事にしました。↓ とりあえず現状はこんな感じで、肝になる顔だけは塗り上げています。
 この分なら後の作業はそれ程困難ではなさそうです。
 漫然と塗っただけでちゃんとクレイグ・パーカー氏(ハルディア役)やオーランド・ブルーム氏(レゴラス役)の顔になるのは驚きです。
 特にレゴラスはそっくりで、改めてLotrミニチュアの造形レベルの高さを実感しました。

 ところでレゴラス役のオーランド・ブルーム氏は最近はすっかり2枚目役が定着していますが、私自身はCalcium Kid(カルシウムキッド2004邦題「チャンピオン明日へのタイトルマッチ」)での子犬の様な笑顔を見せるちょっととぼけたボクサー役が印象的です。

 今後はウォリアーを含めて「善なる勢力」を仕上げていくつもりです。

2008年2月19日火曜日

”白い手”のウルク=ハイ

 週末から風邪をこじらせて更新を休んでいました。
 以前なら風邪程度であれば放って置けば治っていましたが、どうもそういう訳にも行かないようで「年をとったのか?」と思わざるを得ません。
 と言う訳で寝込んでいたのですが咳や頭痛でなかなか寝付けなかったので、時々起き出してミニチュアのペイントをしていました。
 とは言え体力や集中力が落ちているのであまり繊細な物ははかどらないと思ったので、色分けが大雑把な上に割りと見栄えの良い”白い手”のウルク=ハイをペイントすることにしました。↓
 彼らはBT(ビギナーズ・トーナメント)の時にも使っていたので、今回は増強と言うことになります。
 最終的に何人使う事になるかまだ判らないので、とりあえず未完成の物を手当たり次第に手を付けていきました。
 今回塗ったのは、
ウルク=ハイの狂戦士×2
ウルク=ハイの戦士(軍旗装備)×1
ウルク=ハイの戦士(盾装備)×5
ウルク=ハイの戦士(長槍装備)×2
ウルク=ハイの戦士(石弓装備)×5
ウルク=ハイの偵察兵(盾装備)×4
と言った所で総勢19人となりました。
 ペイントは昨年の5月24日の日記に準じています。
http://snothim.blogspot.com/2007/05/blog-post_24.html
 そんな感じで割りとずるずる塗っているうちに何とか形になってしまいました。
 軍旗持ちはコストが高く編入するのには判断が難しい所ですが、主力の(戦)が4以上のアーミーならば有りかな?とも思います。

 まだ本調子では無いので、今度はエルフ達を塗るよりも狼乗りあたりを塗ろうかと思っています。

2008年2月15日金曜日

ブフルドゥル完成、次なるヒーロー?

 ここの所風邪気味でちょっと作業を控えていましたが、前回からペイントをしていたトロルの頭目ブフルドゥルが完成しました。↓
 前回までに肌を塗り終えていたので、今回は獣皮を剥ぎ合せたらしい衣服をペイントします。
 まずベースにはChaos Black+Scorched Brownにします。
 後々使いそうな色なので、最近よくやっているようにこれもボトルを作りました。
 これにScorched Brown、Graveyard Earth、Snakebite Leather等といった茶系のカラーでアクセントを加えつつ塗っていきました。
 それから衣服のあちこちに貼り付けられた鉄板や武器はChaos Black+Boltgun Metal→Boltgun Metalで塗ってから錆を表現する為にかなり薄めたDark Fleshを塗ってみました。
 本体のペイントはこんな感じですが、当然これだと全体が茶系になって色味が乏しいので、地面にシタデルグラスを配して青みを加えました。

 これで「邪悪なる勢力」に加える2人目のヒーローが完成しましたが、先日発表されたLotrGTのレギュレーションによると、今回使われるシナリオは
予選 「占領し、守りとおせ」
本線 「追い詰めた!」
 となっており、「邪悪なる勢力」の場合は特に「追い詰めた!」における編成が重要な気がします。
 ヒーローがダメージを受けずに逃げ切る必要が有るので、以前に考えていたラーツでは移動力と(防)の面で不安が残ります。
 そこでラーツに換わり得るヒーローを考えて見ましたが、ウルク=ハイの名前つきヒーローは皆(防)5なので、盾を使えるだけラーツの方がまだ増しのようです。
 今考えているのは、(戦)は低いもののワーグに騎乗できるシャルクか、武勇が1点減りますが(防)を7まで上げられるウルク=ハイの隊長を使うかと考えています。↓
 ウルク=ハイの隊長についてはかなり前に完成させた物が使えそうです。
 シャルクの方はこの間購入して黒サフまで持ってきています。
 いっその事使う、使わないに関わらずペイントしてしまおうかと思っています。

2008年2月12日火曜日

08.2.11さいたまミニチュアデイズ

 昨日の2.11(祝)は前回の日記にも書いたとおり、浦和で開催された「さいたまミニチュアデイズ」(SMDs)
http://zuya.info/
に行ってきました。
 SMDsは車で乗りつける事が出来るので、いつも割りと多目の荷物を持ち込んでいますが、今回はウッドエルフ3000pts、オーク&ゴブリン1000ptsに加えてLotrを善悪共250ptsを持ち込みました。

 会場に着くと事前に掲示板に書き込んだ甲斐あって、主催のかねこさんがLotrに付き合ってくれることになりました。
 かねこさんはLotr初ゲームとの事なので、基本に則ってダイスロールでシナリオを決めることにし、シナリオ1の「救援隊」をかねこさん側「邪悪なる勢力」スノット側「善なる勢力」で行うことになりました。
 揃えたミニチュアは以前BT(ビギナーズ・トーナメント)で使用したままなので、「善なる勢力」はローハンの騎兵を中心にした混成、「邪悪なる勢力」は白い手のウルク=ハイを中心にしたアイゼンガルドの軍勢です。
 ゲームの展開は広く展開したウルク=ハイやオークにローハンの騎兵達が突っ込む展開で、エオメルや近衛兵達は割りと早い段階で突破出来たのですが、残る兵が敵に捕まって次々に打ち減らされてしまいました。
 終盤になって最後に残ったエルフの戦士が敵のスクラムを抜けて突破出来ればギリギリ勝利と言う所でしたが、勇気テストに失敗して突破失敗となってしまいました。
 試合の様子は残念ながら写真に撮るのを忘れてしまいましたが、かねこさんの感触は良好の様子で、Lotrプレイヤーが増えるかと期待が持てます。

 それから会場の向かいのそば屋で昼食をとった後は「練馬ミニチュアゲームの会」
http://sentui.com:8080/NerimaMini/
のチームメイトのあっきいさんとFB3000ptsバトルを行う事になりました。↓
 最近は”石の手”族が中心だったのでFBも500~1000ptsが主だったので大ポイント戦は久しぶりです。
 今回は去年の夏に製作してまだ一度も使っていなかったフォレストドラゴンに乗ったナエストラとアラハンの”黄昏の姉妹”の初陣を飾ることにしました。(上写真手前側のドラゴン)
 それに加えてジェネラルにはフォレストドラゴン騎乗のウッドエルフ・ハイボーン”剣士”ダイダリオンを据え、ドラゴン2体の編成に対し、あっきいさんのO&Gアーミーはチャリオットと歩兵で組んだ編成で、ジェネラルは中央のブラックオークに合流した”鉄肌”のグリムゴールです。
 今回敵軍はオークグレイトシャーマンにナイトゴブリンシャーマンとマジックでは不利なバランスでしたが1ターン目でナイトゴブリンシャーマンのマジックが暴走して自爆してしまい、序盤から幾らか楽になりました。
 2体のドラゴンは敵ウォーマシンからの射撃が心配でしたが、上手く情景モデルに身を隠すことが出来、序盤のダメージを最小限に抑えられました。
 そうしてドラゴンは戦場の両翼から敵を包み込む動きに入りますが、さすがにベテラン中のベテランあっきいさんはそう簡単には回りこませてくれず、ダイダリオンの赤いドラゴンはブラックオークヒーローの乗るボアチャリオットに捕まって接近戦に入ります。↓
 幸い1ターン目は何とか凌ぎ、続いてグレィドライダーの側面突撃でチャリオットを葬る事に成功しました。
 一方戦場中央ではブランチレイス合流のドライアドがトロルに突撃を仕掛けますが、ダメージが伸びずに返り討ちに会って全滅してしまいます。
 マジックのバランスでまた負け越しになってしまい、マジックを止めにくくなりました。
 このあおりを食って「ゴルクの出征路」が2回通されてその内に一発でワイルドライダーがほぼ壊滅してしまいましたが、ダイス目でしっぺ返しが出て一人で歩いていたグリムゴールに2ダメージが入りました。
 そして”黄昏の姉妹”は側面を撃つべく機会を伺っていましたが、ワイルドライダーが宛てにならなくなってしまったので、手数の多さを頼んでブラックオークに突撃を敢行しました。↓
 最初は中々際どい戦いになりましたが、姉妹の一方が生き残っていれば各フェイズの終わりに2人の(傷)が全快してしまうというスペシャルルールの助けもあって最終ターンで遂にブラックオークを撃破することに成功しました。

 こんな具合でお互い大出血を強いられる激戦となりました。
 終わってみるとお互い残存戦力は3000pts中1000pts程度で引き分けとなりました。

 久しぶりの大ポイント戦はエキサイティングなゲームを楽しめました。

 今回はこれでおなか一杯になったのであっきいさんを車で送りつつ途中で食事を取って帰りました。

2008年2月10日日曜日

大鷲完成+ブフルドゥルのペイント開始

 この所1日置きに更新をしていますが、昨日は何だかタイミングが合わずに更新をしませんでした。
 とは言えLotrのペイントは続けていまして、とりあえず大鷲が完成しました↓ ペイントの大部分は前回でほぼ出来上がっていたので、嘴、脚、目と言った部分をタッチアップして、後はベースの岩を仕上げました。
 岩については、07.11.29の日記
http://snothim.blogspot.com/2007/11/t_29.html
で戦団長サンダーバードのグランドワークをした時と同様に灰色一色ではなく、茶色や緑を取り混ぜてドライブラシを行いました。

 それから08.1.28の日記
http://snothim.blogspot.com/2008/01/blog-post_28.html
の時に購入したトロルの頭目ブフルドゥルもペイントに掛かりました。↓
 実はこれが初のトロルの製作になります。
 とりあえず今回は肌だけを塗りましたが、肌は
Chaos Black→Chaos Black+Codex Gray→Codex Gray→Kommand Khaki
と言った具合で陰影をかけてみました。
 Chaos Black+Codex Grayは40kでレイヴンガードを塗る際に1瓶分混色したのですが、以外に出番が多く重宝しています。
 特にミニチュアを速く仕上げたい時には良く使う中間色は予め作ってしまうと効率が良いようです。
 それから今回は他のミニチュアと違って大柄なモデルなので、ブフルドゥルの目に瞳を書き込んで見ましたが、写真ではあまり目立たないようですね。

 それとようやくLotrGTのレギュレーションが発表になりました。
 少しでもミニチュアの制作期間を稼ぎたかったので、3.16(土)の神保町予選でエントリーしました。
 BT(ビギナートーナメント)の時と違ってシナリオは2つだけとの事なので、編成もそれに合わせて絞り込んだ方がよさそうですね。

 次回もLotrの製作を進めて行きたいと思います。

2008年2月7日木曜日

大鷲のペイント

 前回に続いて大鷲の続きですが、今回からペイントに入ります。
 今回もグワイヒアや大鷲の資料を探したのですが、劇中での活躍シーンはあまり多くないのと、特定の俳優が演じている役では無いことも有って、あまり有効な資料は有りませんでした。
 ただし、劇中の映像を見ていると、おそらくイヌワシをモデルにしている(と言うよりもほぼ巨大なイヌワシです)様なので、イヌワシの資料を基にペイントしてみようと思います。
 と言う訳で一昨日の日記にも書いたとおり、今回のペイントは白サフでスタートします。
 以前にグレイトイーグルやウォーホークライダー等を塗った経験で、暗色からドライブラシで明るくしていくと、何となくわざとらしい印象を受けたのが理由です。
 まず白のベースに薄めたKommand Khakiを全体に塗ります。
 薄め具合はサッと塗った時凸部に下地の白が浮き出すくらいにしますが、薄めるときには水を使うと、表面張力で弾かれてしまうことが有るので、アクリル系塗料の溶剤で薄めています。
 次にGraveyard Earth→Graveyard Earth+Scorched Brown→Scorched Brownと言った具合に先程と同様、薄めた色を乗せていきますが、この際に資料を見ながら明色で残す部分を残していきます。
 この時はみ出すとフォローが面倒なので、注意が必要です。
 とりあえずここまでざっと塗ってみました。↓


 以前に考えていた通り羽のグラデーションは黒スタートよりも綺麗になりました。
 グレイトイーグルやウォーホークも塗り直したくなってきました。
 それから大鷲を支えている支柱は根元からChaos Black→Shadow Grayにグラデーションをかけてみました。
 今度は嘴や脚を塗っていくつもりです。

2008年2月5日火曜日

大鷲

 Lotr(ロード・オブ・ザ・リング)のGTに向けてミニチュアの製作を進めています。
 前回の日記でも書きましたが、「善なる勢力」をエルフ主体で組むに当たって騎兵がヒーローしかいない為、シナリオによって機動力が不足してしまうことが問題でした。
 騎兵を持つローハンやゴンドール等と組み合わせればそういった点を補強できるのですが、そういった場合出来れば各勢力にヒーローを付けたい所です。
 しかしながら今回使いたいと考えている「エルラダンとエルロヒア」は2人で1セットとなっています。
 これに新たにヒーローを加えるのはポイント的にウォリアーが殆ど入らなくなるのと、大会レギュレーションでヒーローは2人までとの規制が掛かる可能性もある為(前回GTとビギナーズトーナメントでもこの規制がありました)、色々と対策を考えながらルールブックや勢力リストを読んでいた所、大鷲を使う事を思いつきました。
 大鷲なら機動力には問題が有りませんし、エルフであれば加勢していてもあまり変ではないと思いますし、ヒーローではないので規制に引っかかる可能性も低いと思われます。
 ただしポイント的には通常のヒーローに匹敵するので、手数が少なくなってしまうことは否めないでしょう。
 と言う訳で問題は残りますが、選択肢を確保しておきたいので以前に買ったモデルを引っ張り出して組み立てることにしました。
 このキットは大体ウォーハンマーのグレイトイーグル等と同様のパーツ構成で、透明の支柱を使って台座に固定する構造になっていますが、透明の支柱は強度的に不安が有るので2㎜の真鍮棒で代用することにしました。↓
 ベースには真鍮棒を固定する為にフライングベース(小)を接着し、中央の穴は3㎜プラ棒で塞いでおき、接着剤が完全に固まったらピンバイスで2㎜の穴を開けて真鍮棒の固定穴を作ります。
 真鍮棒の方は接着時の喰い付きを良くする為に軽く荒めのヤスリで表面を荒らしておきます。
 一方本体は大型のモデルですが、3パーツのみの割とシンプルな構成です。
 接続部に1㎜穴を開けて銅線を通し、エポキシ系接着剤で接着します。↓
 以前にも書きましたが、エポキシ接着剤は固まるまで抑えている必要が有る為、多少高価でも少しでも硬化時間が短い物をお勧めします。
 そんな感じで今日までにサフ吹きまで持ってきました。↓ 
 ベースはちょっと色気を付けたかったので、バーク(木の皮)を接着して岩を表現してみました。
 ベースコートは最近は黒が主流ですが、大型で羽毛のモールドが深めに作られているので、今回は白でベースコートして暗色を流し込む方向でペイントして行こうと思います。

2008年2月3日日曜日

2.02 BLACK BEARD BANDITS

 昨日の2月2日(土)は予定通りHC池袋で行われた「BLACK BEARD BANDITS」の定例会に行って来ました。
 今回は1000ptsに達したO&Gアーミー”石の手”族を持参したのですが、店に着く前に別ケースにしていたスピアチャッカ×2とチャリオットを忘れてきた事に気がついたので、店に着く前に近くのSUBWAYに寄って急遽対策を考えましたが、たまたま黒サフの状態でナイトゴブリンを持って来ていたのを思い出したので、それで応急的にロスターを調整しました。
 そうして準備を整えて店に到着しました。
 さっそく大友店長にペイントしたグレイハンズを見てもらってアイアンカードにステッカーを貼ってから1000pts初バトルをする事になりました。
 バトルの相手は同じくアイアンヘイローでリザードマンアーミーを構築中のキッズ隊長のコウタロウ君です。↓ 今回初めて投入したゴルカお婆ですが1ターン目の先手でいきなり「ゴルクの出征路」がコールドワンライダーに決まり、一気に半壊に追い込みます。
 これで自由に動き回れるかと思っていたのですが、急遽投入したナイトゴブリンと廻り込むつもりで動いていたスパイダーライダーが「内輪もめ」判定でそろって1を出してしまい、その裏でスキンクの集中射撃でライダーが半壊して逃走してしまいました。(全滅しなかっただけ増しですが…)
 一方ゴルカお婆の合流したグレイハンズは敵主力のスカーベテラン合流のザウルスに突撃が成功します。
 一気に押し込もうとしましたが、ザウルスのコールドブラッドのお陰で持ちこたえられてお婆はスカーベテランに討ち取られてしまいました。
 しかしながら続くターンで敗走に持ち込むことに成功し、オルケァス率いるオーク・ボゥイズのサポートもあって勝利を得る事ができました。
 今回はチャリオットとチャッカの代わりにナイトゴブリンを入れた事が、接近戦主体の編成だったリザードマンには返って相性が良かったようです。

 バトルを終えて、雑談をしたり今度の指輪GTに向けてミニチュアの買足し等をしているといよいよ当日発表だったHC池袋店ラストチャンサーズチケットの結果発表が始まりました。
 私は当日までに8枚程度のチケットをゲットしていましたが、何と3枚も当選してしまいました。
 商品は、スケイヴンのポスター↓
 それからペンダントと”終焉の主”アーケィオン卿の徒歩バージョン↓でした。
 ちょっと戸惑うほど当たってしまいました。

 発表が終わってみんなで店を出て、近くのファミレスで雑談をしながら夕飯と成りました。
 当日来ていた「練馬ミニチュアゲームの会」チームメイトのSinさんとは帰りの電車の中でも指輪GTに備えて編成等を話し合っていました。
 今回はエルフ中心のアーミーを組んでみたいのですが、騎兵が少なくなって厳しいと言うのが共通の見解でした。
 あえてエルフのみで行くか、他の勢力も混ぜてみるか悩み所です。

2008年2月1日金曜日

ブラックオーク ”グレイハンズ”

 放浪生活を続ける若き日の”灰色の手”のオルケァスはその途中で行き当たる部族や山賊に加わったりしていたものだが、灰色の肌を持つ彼はしばしば他のオーク達から喧嘩を吹っかけられた。(まあオークと言うものは何か愚にもつかない因縁を付けたがるものだが)
 そういったごろつき共を叩きのめした物だった。
 母方の血が成せるのか、(比較的)冷静なオルケァスは激しやすいオーク達の隙に彼の父親譲りの石の様な拳を叩き込めば彼に喧嘩を吹っかけたごろつきをその場にのばすのはさほど難しいことでは無かった。
 やがて彼がそういったごろつき共を引き連れて”石の手”族を纏め上げていった時、彼の元には既にオルケァスと同じ灰色の肌をした半オークが付き従っていた。
 オルケァスが行く先々で出会った者や、彼の噂を聞きつけて彼に合流してきた者がオルケァスの周りに灰色のオークの一団を作り上げていった。
 これが今日”石の手”族の本隊とも言われる”グレイハンズ”(灰色の手)である。
 半オークに生まれて不遇な境遇を切り抜けてきた彼らは屈強な戦士ぞろいだった。(そうでなければ生き延びることは出来なかっただろう)
 そしてオルケァスと共に長年の労苦を共有して来た彼らは硬い団結で結束して敵に当たるのだった。

 そんな訳で完成したブラックオーク”グレイハンズ”です。↓ 完成といってもとりあえずベタ塗状態です。
 基本的なカラースキームは、族長のオルケァスに準じています。
 ガントレット(篭手)のグレーは基本的にはオルケァスと同じShadow Grayですが、最初に塗ったプロトタイプにはCodex Grayを使っていました。
 最初はこれもShadow Grayに塗り替えてしまおうかと思いましたが、ちょっとバラつきがある方が良いかと思い、2:1位の割合でCodex Grayで塗ったオークを混ぜる事にしました。

 これで私の”石の手”族も1000ptsに到達しました。
 今後はもっと拡張していきたいと思っていますが、前にも書いた様にエンパイアの製作にも取り掛かろうかと思っています。(その前にLotrもありますが…)

 明日は彼らを率いてHC池袋の「アイアンヘイロー」に参加しようと思います。