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2007年7月11日水曜日

樹海の戦士その10 ウッドエルフ・ハイボーン/ノーブル(ワイルドライダーの血族)


 今回は強力なキャラクターである「ワイルドライダーの血族」に属するウッドエルフ・ハイボーンとノーブルを紹介しようと思います。
 ハイボーンはロード枠、ノーブルはヒーロー枠を使って編入するキャラクターで、追加ポイントを払う事で「ワイルドライダーの血族」に属するキャラクターにすることが出来ます。
 「ワイルドライダーの血族」のキャラクターは、初期装備していたロングボゥを捨ててライトアーマーとスピアが強制装備となり、騎乗オプションで必ずエルフスティードか、グレイトスタッグのどちらかを選択しなければなりません。
 またユニットのワイルドライダーが持っているスペシャルルールが全て適用されます。(「クルノス神の怒り」「血の祝祭」「森の精霊」「護りの紋様」)

 前回も書きましたが、ウッドエルフのキャラクターは(耐)の値を除けば比較的優秀な能力値を持っています。
 特にハイボーンなら(気)が10(ウォーハンマーでは最高値)も有るので、ジェネラルとしては最有力候補と言えるでしょう。
 加えて「ワイルドライダーの血族」のキャラクターは「心理ルール無視」が適用される為(「森の精霊」に含まれる)、突撃リアクション「逃走」を選択出来なくなりますが、肝腎な所でパニックしてしまう等の心配が無いので安心して運用できます。
 また5+の精霊セーブと「護りの紋様」による6+ワードセーブがマジックアイテムのポイント制限外で得られる為、他のマジックアイテムを組み合わせる事で(特に「樫の鎧」が高い効果を発揮します)高い防御力を誇ります。
 ただし「森の精霊」を持つキャラクターは「森の精霊」ユニットにしか合流できない為、足の速さを考えると合流できるユニットは事実上ワイルドライダーのみとなります。
 ユニットの構成人数が少ないので、ウォーマシンに狙われるとかなり危険です。
 無理に構成人数を増やすよりは、足の速さを利用して敵の視界外に逃げるか、ドライアドでスクリーンを張る方が良いでしょう(それでもキャノンは防げませんが・・・)。
 それから所持できるマジックウェポンがマジックスピアのみという制限が有ります。
 ウッドエルフアーミーのマジックスピアは、「暁の槍」と「黄昏の槍」の2つが存在します。
 「暁の槍」はこの槍で傷を与えたユニットにヒットロール-1のペナルティーをもたらす物で、敵ユニット内のどの兵に傷を与えても、ユニット内の全ての兵にこのペナルティーを与える為、味方全体の生存率を上げるのに役立ちます。
 フレーバーテキストにも有りますが、”樹海の王君”オリオンの様な大将を護るのにも威力を発揮します(一騎打ちにも影響します)。
 この武器を使う際は、堅い敵キャラクターとの一騎打ち等は他のキャラクターやチャンピオンに任せて、少しでもダメージを与えやすい兵を狙うべきでしょう。
 一方「黄昏の槍」は、キャラクターに「必殺の一撃」の能力を付与する物で、「暁の槍」とは逆にセーブの堅い相手をターゲットとして、時には一騎打ちを担当するキャラクターとなるでしょう。
 「クルノス神の怒り」のスペシャルルールは「必殺の一撃」とは比較的相性が良く、突撃後の戦闘でもキャラクターの殺傷力を維持する事が出来ます。
 2つのマジックスピアは、それぞれ役割が異なるので、編成時に使い方を考えておくと良いでしょう。
 私はノーブルをジェネラルとする場合は「樫の鎧」で生存率を上げるのみとし、ハイボーンをジェネラルに据える場合は「黄昏の槍」を持たせる事が多いです。
 またジェネラルの副将として、ノーブルを編入する場合は、「暁の槍」を持たせる事が多いです。
 また、騎乗オプションに有るグレイトスタッグ(大牡鹿)ですが、この大鹿も「森の精霊」である為、5+の精霊セーブを持っています。
 攻撃力はそこそこ強力ですが、あくまでも(耐)4でアーマーセーヴィングも無いのでいざ攻撃を受けると脆い為、タリスマン等で防御力を上げられないノーブルでは分不相応だと思います。
 ハイボーンが騎乗する場合でも、完全な防御は難しいので、タリスマン等は最低限に留め、攻撃力を上げて反撃を抑える戦い方がポジティブだと思います。
 またグレイトスタッグは、□50㎜ベースに乗っているのでユニットの中心にキャラクターが陣取ると、ベースコンタクトの関係で他の兵の攻撃の機会を潰してしまう事が有ります。
 これを防ぐ為に、ユニットの左右どちらかの端に位置取ってコーナーでベースコンタクトすれば、最大限の攻撃力を発揮できると思います。
 総括として基本的な性能、性格はユニットとしてのワイルドライダーと同じで、少ないチャンスを見極めて槍をねじ込むと言った戦い方が必要かと思います。
ミニチュアについてですが、写真の中央のモデルは現在「ウッドエルフロード/グレイトスタッグ騎乗」として販売されているモデルで、乗っているハイボーンの槍、兜飾り、鹿の角等に手を加えています(ノーマルの状態の角は、角度のせいも有ってなんだか牛みたいです)。
 左右の馬に乗っているモデルは、ワイルドライダーやグレィドライダーのパーツからコンバージョンした物です。
 「ウッドエルフロード/騎乗」と言うモデルも有りますが、デザインがややケイオスナイトに似ていて、またワイルドライダーに比べるとちょっと「ワイルドさ」に欠ける気がして自分で作る事にしました。
 モデリングする際は色々とオリジナリティーを出すことが出来て、楽しいミニチュアでした。

2 件のコメント:

ZONO さんのコメント...

とにかく・・・すごいですね。。。記事のボリュームもそうなんですが、画像とかのキレイさもパワーアップしてますねw

画像の背景とか、すごいカッコイイです。

スノット さんのコメント...

>ZONOさん
 どうもこんばんわ

 私は割と長文を書いてしまうみたいなのですが、思い出した事を書いていくとこの位の量になっちゃうみたいです。

 写真の背景は、今回から使い始めたんですが、森の写真をパソコンのモニターに出してそれをバックに写真を撮ってるだけなんです。
 80年代の模型雑誌でビデオの画像を背景にして撮影する技法が紹介されていた事があったので、それを真似してみました。
 画像のドットが写り込んじゃうのが難点ですね。

 それから森の写真はネットで検索するとかなり良いのが有るんですが、無断で使っては不味い気がしたので、旅行先なんかで撮り貯めした写真を使ってみましたよ。