マジックアイテムの事なので正確には(ユニット雑感)ではありませんが、シリーズっぽくなったので統一します。
8版に入ってマジックアイテムは共通のものが多くなり固有のものは減ったので、ウッドエルフのリストもあっさりしています。
まずはマジックウェポン
1.The Spirit Sword(精霊の剣)前版
エキサイト翻訳では「精神剣」と出てきました。
これはこれでカッコイイかも…
前版ではダメージロール自動成功でしたが、今回はアーマーSv不可に変わりました。
そして1つ以上ダメージが通ると使用者と犠牲者の双方で2D6を振って各々の「気」に足して両者を比べます。
犠牲者側が高かった場合は何も起きませんが、低かった場合はその差分を追加してアーマーSv不可のダメージを受けるというものです。
出目によっては一発でなんでも死んじゃうすごい武器ですが、コストが高すぎてタリスマン等が殆ど持てなくなるので、ややリスキーですが夢のあるアイテムですね。
2.Daith's Reaper(デイスの大鎌)前版
大鎌と有りますが、特記が無いのでハンドウェポンです。
ヒットロールの振り直しと敵に成功したアーマーSvの振り直しを要求するものです。
ヒットロールは「常に先手を取る」があれば特定の状況を除いて振り直しがきくので、アイテムの効果があまり感じられません。
もしかすると9版では「常に先手を取る」でヒットロール振り直しの効果が得られなくなるのかな?とも思いますが、今のところは効果に比べてコストが高すぎるようです。
*6.18訂正ヒットロールのほかにダメージロールも振りなおせるようです。
3.The Bow of Loren(ロゥレンの大弓)前版
毎回性能が変わるロゥレンの大弓ですが、今回は使用者の「回」+1の数だけ連射が出来るAsrai longbowになりました。
ただし、マジックアローは撃てないとの事です。
大したことが無さそうですが、コストが大幅に下がりました。
キャプテンでも持てますが、「回」が絡むのでやっぱりロードに持たせたいところです。
ロードがエルフスティードに乗るなら、接近戦はAsrai spearに任せてこれを装備するのもいいと思います。
次はマジックアーマー
1.The Helm of the Hunt(狩りの兜)前版
アーマーSvが1強化され、「猛突撃」と突撃した時だけ「接」を1つ上げるというものです。
攻防両面が強化されるので、騎乗キャラクターの間で取合いになりそうです。
タリスマンは無くてエンチャンテッドアイテム
1.Acorn of the Ages(齢の樫の実)*スノット訳
6版の暫定リスト以来で帰ってきたアイテムですが、前回が55点の1回使用で大ブラスト程度の森1個をストーンスロアーの要領で戦場に投げ込んでミスファイアが出たら不発というバクチアイテムで、使う気がしませんでしたが、今回は100点でゲーム開始時にD3個のシタデルの森(この際「謎の森」チャートから好きなタイプを選んでOK)をスキャッター+2D6で投げ込むと言うもので、不発は無くなりましたが、100点払って森1個?というバクチ性はむしろ増しています。
今回森に入ることで色々恩恵を受けますが、今の森は相手の視界も移動も妨げないので、あまり当てにすべきじゃないかと思っています。
スペキャラ編であげたドライシャを使うなら必須な気はしますが、100点使うとロードが一人丸裸(多分スペルウィーヴァ―)になるので、それも不安です。
ウィーヴァーに「至高」を取らせて「ダメージは加護マーカーで防ぐ」と割り切ればいいかも…
夢が有って面白いアイテムだとは思います。
2.Moonstone of the Hidden Ways(隠し道の月光石)前版
前版では1回使用で森から森へ瞬間移動できるというものでしたが、今回ちょっと高くなった代わりに回数制限が消えました。
使うのは移動フェイズの最後なので「出てきて即突撃」という訳にはいかず、「行進移動」したものとするので、スカーミッシャーやファストキャバルリーでないと「出てきて即射撃」も出来ません。
スカウトに合流、又はスティードに乗ったキャプテンが後述のHail of Doom Arrowを使うのには持って来いかもしれません。
その場合石を持つ為に別のキャラクターの合流が必要ですが…
これも戦場に森が無いと重要度が落ちるので、Acornとの併用が効果的です。
あんまりポイントをかけすぎるとネタ編成に陥る恐れがありますが、たまには良いかもしれません。
とにかく移動に関するアイテムなので、利用幅は大きいと思います。
3.Hail of Doom Arrow(滅びの雹)前版
前版で大変お世話になったアイテムで、1回使用で3D6発「攻」4の矢を発射するというのもで、コストも手ごろで、1回使用の為に使ってしまえばポジションを気にすることもなく、非常に使い勝手のいいアイテムでしたが、今回はコスト据え置きで「鎧を貫通」が追加されました。
使い方は多分前と一緒だと思います。
どうせ2+で当てる環境を1回作ればいいので、ロードよりもキャプテンに持たせる方が効率がいいと思います。
次はアーケインアイテム
1.Calaingor's Stave(カレインゴアの杖)前版
前は「アセル・ロゥレンの魔法体系」の「森の歌」というスペルを強化する者でしたが、今回は「アセル・ロゥレンの魔法体系」自体が無くなり、この杖を持つことでTree Singing(森の歌)のスペルを使うことが出来るという内容に置き換わりました。
この呪文は18in以内の誰も入っていない森をD6+1in動かすか、森に入っている敵に「攻」4の2D6回ヒットをもたらします。
以前は森に入った味方ごと運んでくれましたが、今回は味方が入った森には何もできなくなりました。
森に敵を入れない為のスペルかな?と思います。
これもスペキャラ編のドライシャとのコンビネーションが良さそうですが、単独ではあまり意味を感じません。
最後にマジックバナー
1.The Banner of the Eternal Queen(永遠の女王旗)*スノット訳
所持者に魔法への抵抗(3)を与え、ゲーム中1ターンだけ合流ユニットに「戦意喪失しない」を授けます。
敵を止める手段は幾つかあるので、100点払ってまでいるかどうかというと、僕には疑問です。
2.The Banner of the Hunter King(狩りの王の軍旗)*スノット訳
所持者と合流ユニットは「前衛部隊」を得ます。
また、最初に失敗した突撃のサイコロを振りなおせます。
ファストキャバルリーはみんな「前衛部隊」が有るし。
突撃の振り直しはもっと安くて回数制限の無い物が有るので、こっちも使い道が解りません。
バナーは一般マジックアイテムだけでいいかな?と思います。
以上、ウッドエルフアーミーの雑感でした。
今後は、依然やっていたように実戦を元にユニットの紹介をする日記を書いてきたいです。
3 件のコメント:
ウッドエルフの戦力分析は分かりやすかったです。ウッドエルフユーザーがこう変更してくれればいいのに・・と考えていた部分が実現化したようですね。森と一体化したアーミーらしくて。いいんじゃないでしょうか。
ホークライダーが良さげと言うのは、私も同意見です。ウォーマシーン対策にもなるし。
アローズでの活躍と雑感をまた期待していますよ。
どうもです。
今まで頼りにしていた精霊たちが弱めになってエルフ中心に移行してますが、その分打たれ弱さが出てくるんじゃないかと心配してます。
とにかくあとは実戦あるのみですね。
6.18
デイスの大鎌の効果を訂正しました。
コメントを投稿