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2014年5月13日火曜日

ウッドエルフアーミー ユニット雑感(スペキャラ編2)

 引き続きスペキャラの雑感です。

1.Drycha Briarmaven of Woe(災厄の棘の権化 ドライシャ)*スノット訳
 前版から登場したドライアドのスペキャラです。
 ブランチレイスに比べて「回」や「傷」が増えていますがヒーロー枠です。
 他のブランチレイスと違い、「影」のLv2ウィザードです。
 その他「恐怖」”Forest Spirit”「憎悪」といったルールに加えて、
・”Fanatical Resolve”(狂気の覚悟)*スノット訳
 「傷」が1減るごとに「回」が2増えます。
 総「傷」が3ですから2つ減り代が有って「回」は最大4増えますと、8というものすごい数字になりますが、「攻」は4なので、一騎打ちでケンカ番長系キャラクターを仕留めるのは難しいと思いますが、ユニットの戦闘力強化には役立つでしょう。
 何らかの方法で「傷」が治れば「回」も戻ります。
・”Roused of Wrath”(激怒の覚醒)*スノット訳(5.21訂正RousedをRoundと表記したせいで訳の分からない名前になっていました)
 初期配置時にD3個のForest Spiritユニットを戦場にある森(敵陣でも可)の中に潜伏させるもので(完全に収まらないと駄目)、自分の通常移動フェイズにD6で3以上が出ると隠れていたユニットが覚醒します。
 もしも最後まで3以上が出ないと戦死扱いで、出現時に何らかの理由で森の中に納められないと「3以上が出なかった」扱いになるので、敵が陣取っていると蓋をされてそのまま戦死もあり得ます。
 魔法等を使って森の中に居たくない状況を作らないと自殺行為になりかねません。
 そもそも戦場に森がいっぱいないと生かしにくいルールなので、ドライシャを使うためには編成から練っていく必要が有りそうです。

2.Naestra&Arahan The Sisters of Twilight(黄昏の姉妹 ナエストラとアラハン)*前版
 これも前版からのスペキャラで、前はロード枠でしたが、今回ヒーローになっています。
 2人1組の変わり種のユニットで、おかげでルールも難解です。
 まず素の状態でGwindalor(グィンダロル)というグレートイーグルに騎乗していますが、これをCeithin-Har(スゥエスィン-ハール)というフォレストドラゴンにコンバートできます。
 実はドラゴンに乗ったところで495点になるので、2000ptsバトルからヒーロー枠でドラゴンを飛ばすことが出来ます。
 ロードも500点以内でドラゴンに乗れるので、2羽飛ばせますね(多分やらないけど…)。
 このスペキャラで特に特殊なのはConjoined Destiny(宿命の絆)*スノット訳 で、簡単に言うと同一フェイズで(ターンじゃない)2人とも戦死しなければ次のフェイズで完全に両者の「傷」が治るというものです(ドラゴンに乗っている時でないと機能しないルールですね。イーグルに乗っているときは一番「傷」が多い3になるのでしょうか?)。
 不死身のように見えますが、防御手段がライトアーマー1枚だけなので、射撃ではともかく「攻」4くらいのユニットが接近戦で「回」を均等に振り分ければ簡単に死んでしまうと思います。
 でも「回」3以下の敵と一騎打ちする時には絶対に死にませんね。
 それから2人には”Sisters of Twilight”というその名の通りのルールが有り、接近戦の際にナエストラの攻撃は「破壊の陣営」の兵に対するダメージロール+1、アラハンは逆に「調和の陣営」の兵に+1のボーナスが付きます。
 2人ともAsrai spearを持っているので、事実上「攻」+1に近いですね。
 また、ドラゴンが戦死して徒歩になった時も、必ず同じユニットに合流する事と書いてあります。
 そして双子が乗っかる2種類の獣にも固有ルールがあって
 グィンダロルには”Hunter's Mount”(狩人の乗騎)*スノット訳 グィンダロルから射撃をするときはヒットロールを振りなおせるようです。
 2人共強力なマジックボゥを持っているので、有効なルールですね。
 スゥエスイン-ハールには”Impetuous”(猛烈)*スノット訳 「狂乱」の「回」が増えないバージョンで、これによってコストをディスカウントし、500pts以下でドラゴンを使えるように意識的に操作しているようですね。
 Spルールは以上ですが、まだ二人の持つマジックウェポンが有ります。
 2人ともそれぞれ違うマジックボゥを持っており、ナエストラの方は
”Talon of Dawn”(夜明けの鉤爪)*スノット訳で
 射程30、「攻」5「鎧を貫通」「炎攻撃」「痛烈な一撃(D6)」
で、これで敵にダメージが通ると、乗っている動物(「傷」の配分から言って具体的にはドラゴンだろうと思います)の「傷」が1だけ治るというもの(D6の結果に関わらず1)です。
 もう一つ、アラハンの方は
”Talon of Dusk”(夕闇の鉤爪)*スノット訳で
 射程30、「攻」1「鎧を貫通」「連射(2D6)」「毒攻撃」
となっています。
ルールが難解なスペキャラですが、強力なことは間違いないですね。

 これで雑感も最後かと思っていましたが、マジックアイテムが残ってますね。

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