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2014年5月24日土曜日

ウッドエルフ背景設定―アティルウィス―

 12の領域の翻訳も6つ目で折り返し点です。
 今回は冬に閉ざされたアティルウィス(Atylwyth)一番読み方がめんどくさい名前です。

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―アティルウィス 冬の心臓―
「ヒイラギの葉」のセオランが治める領域
 アティルウィスは季節が冬に固定され、氷に包まれた領域だ。
 枝には霜が張り、木々の間には雪が厚く積もっている。
 あらゆる小道には青白い彫像が立ち並び、広間への入り口を示している。
 これらの彫像のうちの幾つかは職人たちの優れた手業によるものである。
 しかしそれ以外の物は、悪戯の罰を受けるナイアドや、水魔ケルピィが過去の悪行や将来への禍根を絶つためにエルフ達によって氷の檻に閉じ込められたものである。
 これらの彫像は誰にも見られていない時、中の精霊がそこから逃れようともがくために少しづづ形を変えている。
 この土地においてはその寒さで動きが鈍くなり、眠り込んでしまう為に精霊たちはほとんど活動をしない。
 ほとんどの精霊は来る事のない美しい夜明けを待って眠りについている。
 その為この土地においては、森の精霊とエルフ達のつながりは最も薄いものとなっている。
 そのかわり、数少ない眠らない精霊たちはエルフと話し、夢を通じて他の領域の精霊達に働きかけるという方法を好む。
 森の精霊達は、存亡の危機に有ってさえ目覚める事が無いので、この領域の防衛は専らエルフ達の勇気と戦技に依存している。
 その為、この領域のエルフ達は他にはない強い強迫観念を持って戦いの技量を研ぎ澄ます。

 そしてセオラン公の広間にはほかの領域よりもはるかに多くのエターナルガードの武勲の記録が飾られている。

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 という事で、エターナルガードを中心にアーミーを組みたい人はこの領域のカラーで(ミニチュアギャラリーにはアティルウィスカラーの写真が有ります)塗った方が良いよ!
 という領域のようです。

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