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2014年5月24日土曜日

ウッドエルフ背景設定―キャヴァロック―

 12の領域の背景設定の5番目のキャヴァロック(Cavaroc)です。
 「青空の林」という表現は(The Skymark Reaches)という言葉でかなり意味が違うのですが、Skymarkというのがどうもわかりません。
 Skymarkを画像検索すると、先ごろ問題になったミニスカートのCAの写真がいっぱい出てきます。
 「空にも届きそうな」という意味ではないかと思うのですが、良い言葉が浮かばなかったので「青空の林」という曖昧な表現にしました。

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―キャヴァロック 青空の林―
 エクォス家のエドラエル公が治める領域

 青空の林は、アセル・ロゥレンの南の境界付近の、ロゥレンでは稀な草原地帯の多い領域で、牧草地として利用されている。
 キャヴァロックのエルフ達は、ひとたび戦の角笛が吹き鳴らされると世界でも最高の腕前を持つ騎手として戦に赴く。
 彼らは気が短くかつ手も早い。
 戦においてしばしば無謀な突撃を敢行するのはたいてい彼ら青空の林のグレィドライダー達である。
 キャヴァロックのエルフ達の向こう気が強いのは常識となっている。
 なぜならキャヴァロックの草原は、欲深なブレトニア領主達が領土を広げようとするときに最初に攻め込まれる土地だからだ。

 過去それらの侵略する人間に対してエルフ達は力でねじ伏せる事で対抗してきたが、最近はケンネル領のダムゼルに姿を変えた精霊達が事前に領主たちの計画を妨害するという微妙な手段に変えてきている。

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 エクォスというのは4版の頃にアーミーブックのフレーバーにあった氏族という設定に出てくるものだそうです。
 6版では血のつながりの無い「血族」(Kindred)という設定に変わっていましたが、また元に近い設定にしたみたいです。
 ダムゼルの設定は、ブレトニアや6版ウッドのアーミーブックを読んだ時にそれを匂わせる表現が有りましたが、今回は明記されるようになりましたね。

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