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2014年5月12日月曜日

ウッドエルフアーミー 個別のスペシャルルール

 前回はアーミーの共通的なスペシャルルール(字数を使うので、以後Spルール)について書きましたが、今回はあまり一般的でないルールについて書いていこうと思います。

1."The Arrow of Kurnous"(クルノス神の矢)*スノット訳
 Grade Lord(前ハイボーン)とGrade Captain(前ノーブル)のSpルールで、初期配置が終了した時点で、ルール該当者の36in以内で視線が通っている敵「ジェネラル」に対して「攻」3、アーマーセーブ(以後アーマーSv)不可のヒットを与えるというものです。(6.18訂正狙えるのはアーミー内で、このルールを持つ兵の内の1人だけです)
 当たると大きいSpルールですが、アーマーSv不可とはいえ、「攻」3です。
 エルフ類を除く大抵のアーミーのジェネラルは「耐」4か場合によると5なので、そうそう効かないと思います。
 また、「耐」が低めのウイザード系のジェネラルの場合は8版ですと後列に隠れていることも多いので、あまり当て込んで初期配置すると自縄自縛になりかねないと思います。
 それよりは、相手がこのルールを警戒して、ケンカの強いジェネラルを奥に引っ込めて初動が遅れる事を期待する方が良いような気がします。

2."Tree Whack"(大木の一殴り)*スノット訳
 Treeman系ユニットのSpルールで、接近戦において通常のヒットロールを行う代わりに、ベースが接している1モデルに対して、「敏」テストを要求し、失敗するとアーマーSv不可のD6回自動ダメージ(ヒットではないので「攻」の表示がない)を与えるというものです。
 ワードSvは可能ですが、ダメージ1つ1つに対してセーブするのか、1発勝負なのかが読み取れませんが、おそらく1発勝負だと思います。
 一発勝負な上に、攻撃の成否が相手の「敏」テスト頼りになるので、安定性は無いと思います。
 ただ今回はTreeman本体の「攻」が5に下がっているので、本当に硬い相手にはこっちの方が良いと思います。
 「耐」の高いラージモンスター等は「敏」が低いことが多いので、結構いけるかもしれません。
 また、Treemanに比べてTreeman Ancientは「接」「回」が低いので、同じ一発勝負なら分が良いかもしれないですね。

3."Shadow Dances of Loec"(ロエック神の影舞踏)*前版の同名ルール
 War Dancer系ユニットのスペシャルルールで、接近戦中に4種類の異なる効果を与えるというもので、接近戦が継続した場合、同じ効果を続けて選んではいけないというものです。
 ダンスの種類は
 ①Whirling Death(死の旋風)*スノット訳
   「鎧を貫通」および「必殺の一撃」
 ②Storm of Blades(刃の嵐)*スノット訳
   「回」+1
 ③The Shadows Coil(影の螺旋)*スノット訳
   ワードSv3+
 ④Woven Mist(波打つ霧)*スノット訳
   ベースが接する敵の隊列ボーナスを無効化する(側、背面をとる必要は無いようです)
 
 ①の必殺の一撃は二刀流で「回」が多いので結構期待出来そうですが、他のものは単体では厳しい気がします。
 やっぱりサポート中心でしょうか?

4."Talismanic Tattoos"(護りの紋様)*前版の同名ルール
 Wild RiderやWar Dancer系ユニットのSpルールで、Forest Spiritのように6+ワードSvを与えるものです。

5."Hawk-eyed Archer"(鷹の目の射手)*スノット訳
 Way Wachers系ユニットのSpルールで、射撃時に連射(2)かアーマーSv不可のどちらかを選べるというものです。
 「射撃アーミー」と言われつつウォーマシンなどのアーマーSv不可の射撃を持っていませんでしたが、ようやく有効な射撃が使えるようになりました。

6."Guardians of Wildwood"(荒森の守護者)*スノット訳
 新ユニットのWildwood RangersのSpルールで「恐怖」「恐慌」をもつ敵ユニットとベースを接している兵は「回」が1追加されるというルールです。
 「恐怖」「恐慌」持ちのユニットは強敵が多いので心強いルールですが、ジャンケン性が高いですねぇ

7."Predator's Descent"(猛禽の襲撃)*スノット訳
 今回株が上がったと噂のWarhawk Ridersの新Spルールです。
 Warhawkのみ突撃時に「必殺の一撃」がつくというものです。
 どちらにしろ6のみ発生なので、あまり当てにすべきとは思いませんが、出ればラッキーですね。
 今回このユニットの売りは「耐」「傷」「回」が上がってコストアップは5点のみというところだと思います。
 以前は「一撃離脱」を持っていたのですが、打たれ弱すぎてそもそも突撃を掛けられませんでしたが、今回はかなりいけそうです。
 ただし、その「一撃離脱」は今回消えています。
 つまり敵とは最後までお付き合いしなくてはならないので、やはり本当に強い敵には厳しいんじゃないかと思います。

8."Daughters of Eternity"(永遠の娘たち)*スノット訳
 新ユニットSisters of Thorn専用のSpルールで、4+ワードSvを付けるものです。

9."Deepwood Coven"(魔女たちの集会)*スノット訳
 これもSisters of Thornの専用Spルールで、ユニット自体をLv2ウィザードと見做し、2列目以降の隊列1つ毎にスペルの発動に+1のボーナスを与えるというものです。
 ダークエルフのドゥームファイア・ウォーロックに似ていますが、使えるスペルが「アンラヘアの呪い」と「茨の盾」という事で、あちらほど積極的な使い方は難しい気がします。

 また 前回紹介していなかった専用武器が有ります。

1."Blackbriar Javelin"(黒棘の投槍)*スノット訳
 Sisters of Thornの専用武器で、「鎧を貫通」「毒攻撃」のSpルールが付いています。
 前述の8と9のSpルールと交えてこの新ユニットをどう使うのか考えどころだと思います。

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