来るべきネメシスの冠や、夏の戦いに備えて新しい編成を考えたりミニチュアを整備していたのですが、以前に作った、騎兵戦力を統率する「ワイルドライダーの血族」に連なるヒーローのミニチュアがかなり完成度が低い状態のまま使い続けていた事を思い出しました。
新版になってからかなりの活躍をしたキャラクターですし、「樹海の戦士」でもいずれ紹介する時に仕上げの粗が目立つ様では格好が付かないので、リペイントをする事にしました。
馬も乗り手も仕上げたかったのですが、以前の作業は仕上げが粗かったので、乗り手の方はペイントだけでなく、一部工作もし直す事として今日は馬の方だけリペイントしました。
元々灰色の馬だったのですが、前の状態はcodex grayを主に塗って、ハイライトを入れない状態で止まっていました。
と言う訳で仕事の帰りに近くのツタヤで借りてきたデビルマン(旧TVシリーズ)を観ながら明るい色をかけていきました。
私は旧TVシリーズ以外のデビルマンは、あまり好きでは有りません。
中高生の頃は、原作(永井豪氏のコミック版)の次第に人間性を失ってデーモンになっていく主人公の不動明や、強烈な暴力描写、デーモンとデビルマンの最終戦争で幕を下ろすエンディング等に強いインパクトを感じていたのですが、30歳を過ぎてから見ると、どうも過激な描写で人の目を惹きつけているだけのような感じがしてしまい、次第に興味が失せていきました。
そこでTV版のデビルマンなのですが、こちらは逆に小中学生の頃は、プロレスラーの様なデビルマンのデザインに対して「なんか子供騙しみてぇだなぁ」等と感じてちょっと敬遠していました。(子供であるにも拘らず!)
ところが30歳近くになった頃にちょっと機会があって観て見た所、コミック版とは評価が逆転してしまいました。
TVアニメのデビルマンは、デーモンと戦う力を身につける為にデーモンと合体し、次第にデーモンと化していくコミック版とは逆で、人間世界を破壊する為に使わされたデーモンの戦士デビルマン(この辺のネーミングは子供向けアニメですね)が人間の少女、牧村美樹に一目惚れして同族のデーモンを裏切ってしまうと言うものです。
動機も人間くさいのですが、自分ではその気は無いのに世界の破壊と言う仕事をサボってしまい、自覚の無いまま同族のデーモンから「裏切り者」のレッテルを貼られてしまうと言ったくだりが、絵空事で有りながら妙なリアリティを感じました。
また、愛を知らずに生きてきたデビルマンが、美樹に対してとても不器用で、「美樹を脅かす者を八つ裂きにする」と言う悪魔の文法でしか愛情を表現できない所も観ていてしびれる所です。
と言った具合でデビルマンを鑑賞しながらペイントした馬が写真の様な感じです。
鎧の金属色等は、以前に塗ったもので、今回は最暗部にchaos blackを入れるに留めました。
それから原稿を書いているうちに馬の足元の精霊をもう少し細かく仕上げたくなってきました。
この辺りは乗り手も含めて明日以降に仕上げていこうと思います。
5 件のコメント:
グレイ系の馬って塗ったことないのですが、こうして見ると格好いいなぁと思っちゃいますね。特にエルフには似合いそうだなぁ。
これってやっぱり黒立ち上げなのですか?今度マネっこしてみます~。
私の場合は、エルフは白から/精霊は黒からで塗っています。
この馬もskull whiteからcodex grayをベタ塗りしてから明るくしていってます。
正直な感想としては、白でも黒でもあまり変わらないかな?と思っています。
それから馬については競走馬の牧場での写真が掲載されているサイトが有るので、そちらも参考にしています。
↓
http://www.horseclip.net/
よろしければ見てみると良いですよ。
どうも、ZONOです!
ブログのネタと関係ないことで申し訳ないんですが、明日(金曜日)に池袋オーガでのスパーリングお願いしマッスル!
今日、仕事をやっつけてきたので、「金曜日はお出かけできない」予定だったんですが、よろしければ、お相手お願いしますです。
今からロスター作ります。。。
18時30分前には行けると思います。
急でスミマセン。
>ZONOさん
了解です。
樹海の戦士500ptsを用意して伺います!
コメントを投稿