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2007年6月29日金曜日

樹海の戦士その7 ツリーキン

樹海の戦士第7回目は、スペシャル枠の精霊ユニット、ツリーキンを紹介します。

ツリーキンは今版から登場した新ユニットで、コア枠のドライアドとレア枠のツリーマンの中間を取ったような外見を持つ「森の精霊」です。
モデルの大きさはオウガやクロキシゴール等と同じ□40㎜ベースとなっており、オウガ等と同様に隊列を組んで行動します。
能力値は、(移)10と、他のアーミーの□40㎜のユニットに比べてやや遅めです。
それに反して(攻)(耐)は共に5となっており、特に(耐)は、同様のユニットの中では最高値です。
スペシャルルールとしては「森の精霊」、「恐怖を引き起こす」、「スカリィスキン(4)」「炎に弱い」が当てはまります。
また、追加ポイントを払うとユニット中1人のツリーキンを「ツリーキン・エルダー」(チャンピオン)にアップグレードする事が出来ます。
4人でユニットを編成して、1人をツリーキン・エルダーにアップグレードすれば完全な隊列を組んだ歩兵ユニットに接敵した場合、(攻)5の攻撃を13回行う事が出来ます。
(攻)と(回)のバランスを考えればウッドエルフアーミーの中では最高水準の攻撃力であると思います。
また(耐)も高く、ワード・セーヴィングも有るので、強力な敵の攻撃をシャットアウトする事が期待できます。

以上の点を見ると非常に強力なユニットのようですが、ウッドエルフアーミーに置いてはちょっと使いにくいユニットであると言わざるを得ません。
実は私も今まで何度かツリーキンを使った事が有るのですが、「ツリーキンが居ても勝った」事は有りますが、「ツリーキンが居たから勝った」事が有りません。
おそらく機動性の問題かと思われます。
(移)10は、決して遅い訳では無いのですが、□40㎜のユニットとしては他のユニットに比べると目劣りしてしまいます。
ウッドエルフアーミーの他の歩兵も(移)10なのですが、横に大きく広がるグレィドガードと隊列を組んで接近戦を行うエターナルガードを除くと、全て「分散隊形」で有る為、横方向の動きで完全に取り残されていきます。
また、エターナルガードについても、前面に展開する人数を5人とした場合、
20㎜×5人=100㎜
なのに対して、ツリーキンは最低限の3人でも、
40㎜×3人=120㎜
となります。
つまりツリーキンは、ウッドエルフアーミーの接近戦用ユニットの中では最も遅いユニットと言う事になります。
この欠点は、複数のユニットの連携機動で戦うウッドエルフのファイティングスタイルを大きく制限します。
ドワーフの様に敵を受け止めて、味方に突撃のチャンスを作るという戦法をとりたくても、ツリーキンはポイントコストが高い為、隊列を組むほどのモデル数を投入する事は出来ませんし、スタンダードベアラーを入れる事も出来ません。
つまり、戦闘結果に固定値を持ち込めないという欠点だけ、ウッドエルフの他のユニットと共通しています。
その為戦闘結果をダメージだけで稼がなくてはいけないのですが、(攻)5の攻撃ではへヴィキャバルリー等、優秀なアーマーセーヴィングを持つユニットに対しては力不足となってしまいます。
グレイトウェポンや二刀流で攻撃力を上げる事も出来ないので、このユニット単体で主力とする事はほぼ無理かな?と思います。
防御力よりも攻撃力に重きを置いて欲しかった所です。
結局他のウッドエルフユニットと同じく、敵の側面を突く事を目的とした戦い方をせざるを得ない様です。
と言っても足が遅い為、機動力で敵の側面に回り込む事は難しいでしょう。
側面を取るためには、ドワーフの様な「金床と鉄槌」の戦法をとる必要が有ると思います。
この場合金床となり得るユニットは、ツリーマンかエターナルガードと言う事になるでしょう。
ただし、ただ並んで配置した場合、大抵の場合敵はツリーキンに突撃し、そのまま戦意喪失に追い込まれて、アーミーの裏側に回りこまれる事になりかねません。
これを防ぐ為には、ドライアド等の分散隊形のユニットをツリーキンの前面に覆いかぶさるように配置し、
1.敵がドライアドに突撃
  ↓
2.ドライアドが戦意喪失して、逃走
  ↓
3.追撃した敵がツリーキンに突撃(敵側ターン終了)
  ↓
4.(自軍ターン)隣にいたツリーマン/エターナルガードが敵側面に突撃
という布陣をし、敵に左右どちらに突撃をするかの選択を迫る戦法しか無いかな?と思います。
この場合、ツリーキンの前面に展開するユニットは犠牲になってしまう上に、敵の側面を取る為ならば、ワイルドライダーの方が、少ない犠牲で簡単にその任務を果たす事が出来ます。
と言う訳で、現在の所有効な使い方を見つけられずにいます。
ミニチュアについてですが、今版のミニチュアの中で私が最初にペイントしたモデルです。
手足のパーツのバリエーションは多く有りませんが、デザイン上取り付け方の自由度が広いので、様々なバリエーションを演出する事が出来ます。
ペイント自体も簡単なドライブラシで綺麗に仕上げる事が出来るので、塗っていて面白いミニチュアです。
出来れば戦場で活躍させてあげたいのですが…

2 件のコメント:

ふうり さんのコメント...

 新版ウッドエルフ期待の40mmユニットですが、若干中途半端なんですかねぇ。せめてスカーミッシャーなら申し分なかったとは思うのですが(^^ゞ。
 とはいえ、「使えないユニットなどない」が持論なので、なんとか使い道を探してみようと思います。固定値でS5T5A3は魅力ですしね(^^)。

スノット さんのコメント...

こういう調整って難しいですね。
もしも分散隊形だったら必殺ユニットになっていたと思います。
一時は非オフィシャルの女王アリエルを合流させてみようかと思っていましたが、7版になって飛行ユニットが何処にも合流できなくなったので、その夢も儚く消えてしまいました。
まぁ私が使っていた時も戦った相手が「ルーンファング」や「ガールマラッツ」だったりするので一概に弱いかどうかの判断は出来ないのですが、

1人歩きのブッチャーに突撃して返り討ち
  ↓
戦意喪失+追撃で全滅

ナーグリングに側面を取られ反撃できず
  ↓
戦意喪失+追撃で全滅

となった時にはツリーキンの株が大暴落しました。

相手と場合によっては「ワイルドライダーの回り込み」よりも「ツリーキンとツリーマンの前にドライアドのスクリーン」の方が有効なケースが有るかもしれないですね。

このユニットについては有効利用している人が居たら意見を伺ってみたいです。