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2007年6月30日土曜日

木立の製作+シリウスの伝説




先週のLotr決勝の際に新たに発売されていた情景モデル「木立」を買ってきました。
少しづつパーツを組んでいましたが、今日は夜勤明けで昼過ぎ位から目を覚まして製作を再開する事にしました。
今日はまた近くのツタヤで借りてきたアニメ映画「シリウスの伝説」を見ながら製作を進めました。
「シリウスの伝説」は1981年にサンリオで製作された劇場用アニメーションです。
かつてのディズニー映画の様に長期の制作期間、ハンドトレス、1秒間24枚のフルアニメーション、更に1人のキャラクターは1人のアニメーターが専属で担当すると言う非常に贅沢のつくりのアニメです。
公開当時11歳だった私は詩的な雰囲気のCMは覚えていましたが、劇場に足を運ぶ事はありませんでした。
その後長い間記憶の片隅にうっちゃってあったのですが、先日ツタヤで再開を果たした訳です。
映画の内容は、幻想的な架空の世界に舞台を移した「ロミオとジュリエット」と言った感じでした。
キャストは主役のシリウスにアムロで有名な古谷徹さんと、ヒロインのマルタにDrスランプのアラレちゃんで有名な小山茉美さん、更に内海賢二さん、故武藤礼子さんの様な大物の声優さんや、故宇野重吉さんや、榊原郁恵さんといった方もキャスティングされていました。
また、音楽はすぎやまこういちさん、主題歌はサーカスと、私の好きなスタッフが目白押しでした。
画面も美しく、音楽とのコンビネーションで幻想的な世界を作り出していました。
木立の方ですが、奇怪な曲線を描く幹がオールドワールドらしいおどろおどろしい雰囲気を演出しています。
製作の方ではその曲線的なデザインの為に接着面の合いが悪く、大きな隙間が出来てしまいます。
削って修正するよりも、隙間にパテを盛り付けて行く事にしました。
前後のパーツの貼り合わせの為、接着面付近では方抜きの関係でモールドがのっぺりしているので、グリーンスタッフで隙間を塞ぐ際に、木の表面を表現するべくモールドをつけて行きました。
パーティングラインも枝が入り組んでいる為に消すのが難しいので、途中まで消したところで、プラ用接着剤を塗りつけて古い歯ブラシをこすり付けてみました。
まあまあの効果だと思いますが他のミニチュアには応用できないですね。
葉っぱのパーツはただ漠然とくっつけると完成後も取れやすくなりそうだったので、少しでも他の枝に接着できるように工夫しながら接着してみました。
それから折角の森なので、やはりエルフ達の森を表現するべく各所にグレィドガードや、ドライアドのBOXに入っているパーツで、木の虚や足元に小妖精を配置してみました。
後はペイントをしていきます。
これをゲームで使えると、ゲームの臨場感が一層高まりそうです。

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