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2007年12月19日水曜日
ドラゴンを作ってみようⅡ7日目 乗り手の工作②
以前の工作で乗り手のパーツを組み合わせていたので、今回はグリーンスタッフを使ってディテールをつけていきます。
まず始めに骨組みだけになっていた右の上腕は高密度エポキシパテを盛って肉体を形作ります。(写真2段目、右上腕だけが白いのがわかるでしょうか?)
それがある程度硬化してからグリーンスタッフの出番になりますが、なるべく体の中心から間単に向けて作業を進めていくと作業中にうっかり触ってしまう危険を減らすことが出来ます。(触りそうだと感じたら、硬化するまで作業を中断するのが最も安全ですが…)
という訳で画像最上段のエスキースに沿ってディテールを作っていきます。
まず胴体ですが、グレィドガードのキットのままではちょっと味気ない感じがしたので、「黄昏の姉妹」が纏っている様なコルセット風の鎧を作ってみます。
この為には基のパーツを予めデザインナイフ等で(私は以前の日記で紹介したカッターを使っていますhttp://snothim.blogspot.com/2007/10/blog-post_14.html)削り込んでおく必要が有ります。
それからちょっと細かい事ですが、キットとは前後を反対にしてパーツを組み合わせた為、下半身のパーツの衣服をキットとは逆方向になびくように裾を作り直しています。
細かい事ですが、これをしないと裾が髪やマントとは逆方向になびく形になってスピード感がなくなってしまうので、効果は大きいと思います。
それから風になびく髪ですが、エスキースでも髪の量が多めなのでこれを一気に作ってもスパチュラを当てる際に片方に偏ってしまうので、ここは一旦芯になるようにグリーンスタッフを盛り付けて、硬化後に再度盛り付けて髪のディテールを付けました。
髪のディテールを付ける際は先の尖ったスパチュラで細かく筋を付けたくなりますが、そうするとエルフの女性が持つ繊細な髪が針金の様な表現になってしまいます。
ここは大きなうねりを一塊にして髪の一筋一筋は表現しないほうが良いようです。
個人的には髪の表現はハイエルフの「イムリックの君」が最高だと思っていますが、今回絶版になってしまったのでちょっと残念です。
そんな感じで工作したのが写真2~3段目のものです。
ここまで作れば後はペイントですが、今回は徒歩バージョンモデルを作れる様に徒歩ベースを作っています。
これは「立ち乗り」の状態でモンスターに騎乗するウッドエルフだけが出来る手法ですが、運悪くモンスターがやられてしまった際に、騎乗モデルを徒歩ベースに差して即座に徒歩モデルを作るという物です。
作り方は簡単で、徒歩ベースに木部用パテで立ち位置にあわせた地形(今回は倒木をイメージしています)を作り、足のピンに合わせてベースに穴を開けるという物です。(写真4~6段目)
これで徒歩モデルをわざわざ別に製作する必要がなくなります。
乗り手の工作が一段落ついたので、今後はまたドラゴンの工作を進めていきます。
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2 件のコメント:
ナルホド!
騎乗&徒歩のヒミツはコレだったのデスネ!
髭親父も末娘のウッドを作る時に
是非真似させて頂いちゃいマス♪
>天さん
ピンの位置だけ気をつければ簡単な工作です。
是非お試しくださいね~
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