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2007年12月22日土曜日

ドラゴンを作ってみようⅡ9日目 体表(前半腹側)




 ドラゴンの製作もいよいよ体表のディテールになります。
 背中側はウロコの表現をするつもりでいますが、腹側のディテールをどうするのかで、2~3日悩んでいましたが、結局上の写真の様な表現をすることにしました。
 筋肉と皺の表現の折衷案の様な感じで、ちょっとウルトラ怪獣を思わせる体表になりました。
 この作業は本体をグリーンスタッフでくるむ様になってしまう為、予め少し細めに作っておくと良いバランスになるでしょう。(実作業ではバランスを合わせる為に少し削りこみました)
 もしも今度機会があれば腹側もウロコにしてみようかと思います。
 それから急遽腹側のディテールを付けるのに伴って脇腹に新たに筋肉を付けました。(写真3~4段目)
 一応翼を動かす筋肉のつもりです。
 急にこんなディテールを付け加えたのは、最近購入したダンジョンズ&ドラゴンズのガイドブック「竜の書」(http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/news/draco/draco.html)を呼んだ為です。

 ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下D&D)は元祖TRPGとでも言う様なゲームで、そのタイトルの通りにドラゴンに関して非常に細かな設定がなされています。
 本書はそのドラゴンについて解説された本で、多種にわたるドラゴンの生態や解剖図なども掲載されています。
 むろんこれらの設定は架空の物ですが、これだけ細密に設定を作ってあるものは他にはありません。
 D&Dのドラゴンとオールドワールドのドラゴンは別物ですが、こういったミニチュアを製作するには良いイメージソースになります。
 ただし本書は非常に高価である為(税抜きで7600円!)D&Dをプレイするわけでもない限り、あまり人に薦められないのが難点です。
 この調子で後半身にもディテールをつけていく予定です。

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