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2008年6月5日木曜日

デコレーションベースの製作

 とりあえず昨日までの作業でアーケィオン卿を完成させた訳ですが、コンテストに出品するに当たってミニチュア自体には何もコンバージョンを行っていない事もあったので、もう一押しインパクトを与える為にデコレーションベースを製作する事にしました。
 ベース本体は以前に模型店で購入したデコパージュの台です。↓ これ自体は模型店で買いましたが、大きな店ならホームセンター等でも取り扱っています。
 先ず最初にベースの縁の部分、絵で言えば額縁に当たる部分を仕上げてしまいます。
 通常ならばオイルステイン等で色をつけてクリアーの塗料で仕上げるのですがまた買いに行くのが面倒だったので、色付けにはChesnut Inkを使いました。
 使ってみると使い勝手はオイルステインと全く同じで非常に使い易いです。
 この上に塗るクリアー塗料としてはこれまたシタデルカラーのArdcoat(Gross Varnish)を塗りますが、塗料を塗った所で木目の関係で木口方向が毛羽立ってきますので、一旦乾燥した所で100番程度の紙ヤスリをあてて毛羽立ちを削り、埃をよく払ってからもう一度上塗りをします。
 ベースが出来たら今度は地面です。
 地面はスタイロフォーム(今回は3㎜厚の物)を使いますが、中央にアーケィオン卿を設置するので50㎜角の切り欠きを作っておきます。
 更にアクセントとしてケイオス・マローダーに入っているバナーを地面に突き刺して、髑髏やシールドを転がしてみました。↓
 これからフロックを撒いたり塗装したりするので、予め仕上げた縁が汚れないようにマスキングテープで養生しておきます。↓
(もっとも後でテープを剥がしたら塗料が入り込んでおり、アクリルシンナーでクリーニングしてもう一度上塗りしました。テープは出来るだけギッチリ貼り込む必要がありますね)

 ここからフロック(シーナリーサンド)を撒き、ペイントをします。
 転がした髑髏やバナーについている髑髏(要するに全部髑髏です)は、いつも通りScorched Brown→Graveyard Earth→Kommand Khaki→Breached Boneと言う具合に明度を上げていきます。
 いつもは最後にSkull Whiteでハイライトを入れますが、今回は引き立て役である事と、上に雪を載せてしまう事も有るので、Breached Boneで止める事にしました。
 ここにシタデルのスノーフロックを撒いて完成です。↓
 暫く放置されていた感じを出したかったので、バナーヘッドにも雪を乗せておきました。↓
 それからバナーヘッドからチェーンで下げた髑髏はキットに入っていたものではなく、ダークエルフ・ウォリアーのバナーパーツから流用して接着時に角度を調節して傾いたバナーポールに合わせました。

 こうして完成したベースにアーケィオン卿を安置してみました。↓
 ついでに前回撮影したバック付き写真ももう一度取り直してみました。↓

 これで池袋のコンテストに持って行こうと思いますが、今度はグランドペイントコンテストも有るとの事なので、今度は何を作ろうか思案しています。

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