旅行の2日目(正確には3日目ですが)は、またまたスミさんの車に厄介になり、私が兼ねてより「いつかは行こう」と思っていた愛媛県の南宇和郡は馬瀬山公園にある旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を観に行きました。
とは言え南宇和郡は、スミさんの家からは四国を対角状に挟んだいわゆる「ブラジル状態」です。
そんな訳で四国の北側を半周して片道約300㎞、朝8時頃に出発して到着したのは13時過ぎになりました。
紫電改は下の写真のような展示館に収納されていました。↓
紫電改は旧日本海軍で終戦間際の短い期間に使われた戦闘機で、当時時代遅れになりつつあった零戦に代り、米軍の新型戦闘機と互角に戦う性能を持っていたようですが、各種の悪条件から稼働率や性能が著しく低下し、その性能が発揮されるのはなかなか難しかったそうです。↓
展示されていた機体は昭和20年7月24日豊後水道上空の戦闘に出撃し、行方不明になった物で後年海中に沈んでいるのが発見されて引き上げ、復元された物だそうです。
機体は30年以上海中に沈んでいた為、損傷が激しいのですが戦死したパイロットの異例の意味も含めて最低限の復元に抑えられています。
10年以上見たいと思っていた機体ですが、直接見てみるとやはり上野の零戦や知覧の疾風に比べると、小さめの翼に太い胴体でややずんぐりした逞しい感じの戦闘機でした。
展示館をでてすぐ傍に馬瀬山頂の展望台に上る事にしました。↓
赤と白に塗られた鉄塔に筒状のゴンドラが取り付けられており、これがゆっくり回転しつつ鉄塔の頂上まで上がる為、一度乗り込めば居ながらにして周囲を一望できる構造になっています。
そんな訳で展望台から宇和海を眺めました。↓
別のアングルでは水田、干潟といった地形が見られます。↓
観るだけとは言えなかなか面白い展望台でした。
帰りはいっその事四国を一周してみようということになり(香川は遠回りの為パスしましたが)高知県を通って帰途に着くことになりました。
そんな訳で海岸線に沿ってのドライブとなりましたが、途中休憩を兼ねて海岸に下りてみました。↓
こちら側は太平洋側ですね。
暫く岩場をぶらぶらしていると、足元にエビを見つけたのでカメラに収めました。↓
ちょっと目立ち難い色ですがわかるでしょうか?
この後もドライブを続け、スミさん宅に到着したのは22時を回っていました。
翌日は8時過ぎに出発し、東京まで目いっぱいのドライブとなりました。
ちょっと疲れましたが、いい旅行になりました。
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