の定例会「MIGHTY HOLIDAY」に参加の予定ですが、それに合わせて、先日の日記にも書いた様にゴルク(だかモルク)の神像に加えて新たな「特別な場所」としてエルフの尖塔を製作しています。↓
写真の物はハイエルフの尖塔というよりはどちらかというとウッドエルフらしいプロポーションになっていますが、トゥル・サーナはアセル・ロゥレンと同じくかつてオールドワールドの入植地だったので、多少共通性がある方が良いと思ってこういうデザインにしました。(単純に作るのが楽なのですが)
製作は当初スタイロフォームを切り出して作ろうと思っていましたが、今一つかっちりした感じにならないのと、運搬に耐える強度等を考えてプラ板を張り合わせて作る事にしました。 という訳で、本体はタミヤ1.2㎜プラ板を
高さ=100㎜底辺=30㎜
天辺=20㎜の台形で4枚切り出して、卍型に箱組みします。
卍型にする事で、プラ板の厚みによって断面が歪まずに正方形断面を保つ事が出来ます。 逆にこれが面倒であれば、前後の板と左右の板とで切り出し寸法を変える方法が有ります。
これをただ張り合わせると強度に不安が有るので、張り合わせ部分にプラ角棒を貼り付けて接着面積を増やして強度を確保します。 上部はちょっと細かくなるので、薄手の0.5㎜プラ板を
高さ=13㎜底辺=21㎜
の三角形を4枚切り出してピラミッド型に貼り合わせました。 特にこの部分は接着時にケチらずにたっぷりと接着剤を付けてやらないと、後で分解してしまう事になりかねません。
これを接着剤硬化後に接着部分をヤスリで整形して基本形の完成です。 ウッドエルフの境界石ならこれで完成ですが、ちょっとハイエルフらしさが欲しいので縁に3㎜程度の幅に切った0.3㎜プラ板を貼り付けてみました。
この段階だと表面が平滑で新築の様な感じになってしまうので、表面を荒らします。 方法は簡単で表面にラッカーシンナーを塗りつけてワイヤーブラシをかけてやります。
この時にブラシをランダムに動かしてやると、表面の荒れが自然な感じになります。 その後エルフらしいデコレーション(今回はハイエルフスピアマンの盾飾り)を接着しました。
一応これで出来上がりなのですが、森の中の設定なので、これに更に蔦等を絡ませていきたいと思います。
4 件のコメント:
佐藤です。
エルフのシーナリ、いいですね。
私は大規模なスクラッチビルドやディオラマを製作した経験がないので、こうした作例もとても興味深く拝見しております。
実は私も「特別な地形」をつくろうと思い、
どくろ峠のモルク神像をひっぱりだしたのですが、左右のパーツがまったくあわず、
「こんなに合わないのか」とショックを受けたのですが、
ホビーセンターの作例をみたらぴったりでした(笑)。もしかしたら最近の製品は金型が傷んでガタがきているのかもしれません。
ともあれ、今後ともペイントやコンバージョン、そして情景製作など、いろいろ教えて頂きたいです。
ペイントやモデリングの講習会とか開催して情報交換などもいいかもしれない、と思っております。
>佐藤さん
実は最初は石膏で型取りしてそれを割って…等と考えていましたが、結局プラ板の針合わせに落ち着きました。
ゲームで使う事を考えると結局このあたりがベストの様な気がします。
例のモルク(だかゴルク)神像は私のもあまり合いは良くありませんでした。
多分日本で手に入る物の中では一番早く手に入れた物なので、パーツの合いは削って調節するしかなさそうです。
最も接合位置が比較的精度が関係無い所に入っているので、パーツの接着は強度が確保できれば問題ないかな?と思っています。
私も神像や尖塔を作ってちょっとダイオラマ的な物に興味が湧いてきたので、模型雑誌のバックナンバーを読み返そうと思っています。
うひゃ!本格的な「地脈の石」デスネ^^
髭親父は発泡スチロールで製作中ですが
イメージが固まらずにカットを繰り返したら
ドンドン小さくなってドワーフサイズの
「壊れて埋もれた風?地脈の石」に
なっちゃいマシタ^^;
スノットさん製作の「特別な場所」を
拝見するのを楽しみにしてマス♪
>天さん
そうそう、スタイロフォームを切っているとどんどん小さくなって行っちゃうんですよね。
プラ板貼り合わせは直線の物を作るなら絶対にお勧めですよ。
多分土曜日に持って行けると思います。
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