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2008年4月30日水曜日

戦槌ハリーの組み立て+08.4.29再びただれ沼へ(HC中野)

 この間の4.27(日)にHC中野に行った際に戦槌ハリーを買って来たので、もしかしたらコンテストに間に合うかもしれないと言う意図も有るので早速組み立てて見ることにしました。
 先ずはパーツの確認ですが、完成写真から想像していた通りハリーが乗っている台座(?)の部分は複雑なパーツ分割になっています。↓ さすがにこのままではどれをどう組み合わせるか解らないと思ったのか、珍しく組み立て説明書が同梱されています。
 とりあえずパーツ接着面の整形をして仮に組み合わせてみます。↓
 一先ず形になるし、接着面積もそこそこの大きさなのでこのまま接着しても良さそうですが、後でバラけたりすると嫌なので一応金属線を通して接着しました。↓
 本当は線を通したところで写真を撮ろうと思っていたのですが、漫然と手を動かしているうちに気がつくとパーツの接着を終えてしまっていました。
 と言う事で写真は有りませんが、線の通し方は昨年7月3日の「ドラゴンを作ってみよう」の中で説明した貫通方式で線を通しています。
http://snothim.blogspot.com/2007/07/1-2.html
 この後の組み立ては特に難しい事は無さそうなので、案外早く完成するかもしれません。

 それから昨日の4.29(火)はただれ沼の大合戦に参加するべく再びHC中野に足を運びました。
 GWで人が少ないのか今回は参加者がやや少なめでしたが、オウガキングダムを率いるRさんが2000ptsで応じてくれました。(Rさんとはよくお会いするのですが、対戦するのは初めてになります)
 今回も最近使い続けている”樹海の王君”オリオンに出陣願いました。(持ち運びやすさ等の面で、どうもオリオンの優先順位が上がりがちになっているようです)
 オリオンのほかにツリーマンが居るので、2000ptsにしてはやや兵数の少ないアーミーになっています。
 対するRさんのアーミーにはスペシャルキャラクター”屠殺人”スクラッグがジェネラルを勤めています。(通常のスロウターマスターはタイラントが居るアーミーにしか編入できませんが、スクラッグはスペシャルルールにより、タイラントが居なくてもジェネラルとして編入する事が出来ます)
 こちらもスペシャルキャラクターが居る所為か、キャラクターの他は、オウガ3、ノブラー1、ゴウガー2といった具合で2000ptsにしては少なめの編成になっています。
 展開はこちらが先攻を取って2つのワイルドライダー、WHライダー、Gイーグルといった機動戦力が林に隠れつつ左右に展開しながらオリオンとツリーマンとで前進した所、ブルーザー合流のアイアンガットとスクラッグ合流のブルが大きく前進してきたので、一気にブルの裏側に突破しようと思い、ツリーマンに近いアイアンガットにオリオン、ツリーマン、ドライアドとで突撃を仕掛けました。
 向こうには旗が有りましたが、ダメージで押し込めると思ったのですが、ヒットロールの出目が振るわず、逆に2負けとなり、一騎打ちをしていたオリオンもブルーザーの「お肉叩き」の攻撃で一気に4ダメージを食らってしまいます。(林の近くで戦っていた為、負け分のダメージが1点軽減されて、オリオンは1ダメージで何とか踏みとどまりました)↓
 (この写真は試合中の撮影を忘れてしまったので、Rさんにお願いして取らせてもらった物です)
 ここにとなりに居たスクラッグ合流のブルも突撃して来て万事窮すかと思いましたが、このブルは一騎打ち中のオリオンにしかベースが接触していない為に直接攻撃が出来ず、今度はオリオンの出目が走って一気にブルーザーを討ち取り、他のユニットの活躍もあって逆に2点勝ちとなりました。
 ここでアイアンガットは踏みとどまりますが、スクラッグ達は戦意喪失して逃走に入ります。
 ここでこちらのターンになったので、近くで様子を伺っていたアルドール(オルターノーブル)でこのブルに突撃を掛けて全滅させ、アイアンガットには裏に回りこんできたワイルドライダーで背面突撃して今度は敗走→全滅に追い込みます。
 一方もう一つのワイルドライダーとドライアドはリードベルチャーに突撃を仕掛けて敗走→全滅に追い込みました。
 ここでRさんが投了して勝利を得ました。↓
 最後は圧倒できましたが、オリオンがやられそうになった時はかなりのピンチで次の一手を考えていました。
 接近戦の出目が大きく勝敗を左右した1戦でした。
 その後もう1試合くらいしようかと思いましたが、タイミングが合わなかったので今回はこれで会場を後にしました。

 ***「ズィルヴァニア」今回の戦績***
*武勲マーク
・ただれ沼
 2000pts勝利× =6×2(大合戦)×=12
計12点
累計武勲マーク37点

*出陣マーク
・ただれ沼  2000pts 1回 =1×2(大合戦)=2
計2点
累計出陣マーク7点

 皆さんはどうでしたか?

 次回は5月2日ヘルフェン(HC池袋)に出陣しようかと思っています。

2008年4月27日日曜日

08.4.27ただれ沼(HC中野)

 今日は予定通り「ただれ沼」(HC中野)の大合戦に出陣してきました。
 途中で昼食を済ませて店に着くと、すでにチームメイトのあっきいさんのVCとすみともさんのオウガキングダムとで2000ptsバトルが始まるところでした。
 対戦相手がいないので他のプレイヤーを待つ事にしましたが、今日はあいにくプレイヤーが少ない様で、来ていた人も先約が有ると言う事だったので、結局先程の2人のバトルが終わるのを待ってあっきいさんのVCと2000ptsバトルを行いました。↓

 あっきいさんには先々週の「トゥル・サーナの影」で敗北を喫しているのでその雪辱戦と言う事になります。
 前回はマジックに圧倒されて良い所無く敗れたので、今回はディスペルダイスを補強する意味も兼ねて、最近出ずっぱりの”樹海の王君”オリオンにお越し願いました。(上写真の中央に居るのがオリオンです)
 また、いつもは「滅びの雹を発射する為にアルドール(オルターノーブル)が出陣しているのですが、VCの場合一発の射撃で効果のあるユニットが少ないので、これもディスペル能力を高める為にドゥルワウス(ブランチレイス)にお出まし願いました。
 ゲームの方は序盤に戦場左側にヴァルグールフが、右側にはフェルバットがそれぞれ大きく前進してきて、放って置くと厄介そうだったのでヴァルグールフには旗なしのワイルドライダーとブランチレイス合流のドライアド、フェルバットにはドライアドが突撃を仕掛けて接近戦に入ったところ、ヴァルグールフは再生能力の不発も有ってこの戦闘で討ち取る事に成功しますが、↓
続くターンに待ち構えていたブラックナイトとスケルトンに突撃を受けて壊滅し、その余波を駆ってワイルドライダーの方にも突撃を受けてしまい、1回は持ちこたえる物の結局壊滅してしまい、こちらの戦線はかなり厳しい展開になってしまいました。(ブランチレイスが居なくなってしまったのでディスペルもやや不利になってしまいました)

 一方のフェルバットの方は1ターン持ちこたえて、その裏「ネヘクの祈祷」で全回復するものの、そのターンの戦闘で全滅に追い込んで右側はかなり、同じく戦場右側で「特別な場所」を確保するべく詰めていたゾンビを旗ありのワイルドライダーで殲滅して、右側の戦場はこちらが優勢になります。

 とは言え敵の主力はヴァルグールフを除いて痛打を与えていなかったので、このままではジリ貧になりそうなので、ツリーマンとオリオンを前進させて、ジェネラルとなるヴァンパイアロードが合流するスケルトンに突撃する構えになりましたが、オリオンの手前に出現したゾンビに阻まれてしまった為、ツリーマンの「鋼鉄の意志」に賭けてツリーマン単独で突撃を敢行しました。↓  この間に合流したワイトキングの攻撃を受けて2ダメージほどを被りますが、「鋼鉄の意志」が利いてゾンビを片付けたオリオンが駆けつけるまでなんとか持ちこたえてくれました。
 そして例のワイトキングはオリオンとの一騎打ちで討ち取り、続く2回の一騎打ちでヴァンパイアロードを討ち取る事にも成功し、この間にゾンビを殲滅したワイルドライダーも突撃に加勢し、この接近戦を一気に巻き返しました。

 その頃戦場中央を歩くヴァンパイアをグレィドガードの狙撃で討ち取り、(グレィドガードはその後スケルトンの突撃でやられてしまいました)「灰燼テスト」の効果も受けて勝利を得る事が出来ました。

 ツリーマン、オリオンが期待通りの実力を発揮して、前回の雪辱を果たす事が出来ました。

 その後時間的な問題も有ったので、あっきいさん、すみともさんと連れ立って近くの洋食店で食事を取りました。

 ***「ズィルヴァニア」今回の戦績***
*武勲マーク

・ただれ沼

 2000pts勝利× =6×2(大合戦)×=12

計12点

累計武勲マーク25点

*出陣マーク
・ただれ沼  2000pts 1回 =1×2(大合戦)=2
計2点

累計出陣マーク5点

 皆さんはどうでしたか?

2008年4月26日土曜日

ドラゴン完成(”飛ぶ槍”デュカレウスと”翡翠龍”レイスヴァール)+08.4.26しかばね川(HC神保町)

 先日から補修をしていたドラゴンが完成しました。↓
 元々このドラゴンは3回目のオープンデイの為に製作した物で、ペイントもそれに合わせて春をイメージした物にして、ScorpionGreenを中心にしていました。(以前に製作した物は「戦槌王国」さんに写真が有りますhttp://sentui.com/xoops2/modules/myalbum/photo.php?lid=206)
 そこで新しく製作した乗り手の方もそれに合わせたカラーリングにしてみました。
 衣服(と言っても上半身は裸ですが)はドラゴンと同じくScorpionGreenを基調にし、兜や心臓を守る鎧はBoltgunMetalからMithrilSylverに上げたものにDarkGreenInk+SkyBlueInkをかけています。
 このままでは色が単調になるので槍の穂先には赤を、剣の刃には青を塗ってみました。
 一方ドラゴンの方は、春のイメージという事で、以前の物にも足元に小川を配していましたが、今回は以前シタデルカラーの塗りだけで表現していた小川にウォーターエフェクトをかけて質感を増しました。↓
 完成したハイボーンとドラゴンにはそれぞれ”飛ぶ槍”デュカレウスと”翡翠龍”レイスヴァールと名づけました。

 そんな訳で今日はそのデュカレウスとレイスヴァールを伴ってHC神保町で行われた「ズィルヴァニア」の関連イベント「モンスタービッグバトル」に参戦してきました。
 会場に着くとチームメイトのあっきいさんとすみともさんが2000ptsバトルをしていました。
 せっかくドラゴンを持ってきたので私も2000ptsで戦いたいと思って対戦相手を募った所、去年「ネメシスの冠」の際に同盟を組んで戦ってくれたドワーフプレイヤーのNさんが応じてくれました。↓
 この写真は私が先攻で2ターン裏の状態です。
 今回はちょっと小細工を使おうと思い、デュカレウスに久々の使用になる「隠し道の月光石」(1回限りの使用、林から林への瞬間移動)を持たせ、地形配置の時点で、両サイドの初期配置エリア中央に林を配しました。
 これは、特にウォーマシン主体の相手の場合、下手な場所に出現してしまうとウォーマシンの集中砲火を受けてかえって裏目に出てしまう恐れがある為(そもそもドワーフが相手の場合月光石の使用そのものにリスクが伴います)ウォーマシンの射線を半分にする意図があります。
 ウォーマシンの配置もほぼ意図通りになったので自軍側中央の林から敵陣中央の林に陣取るサンダラーの背後に出現して林の横に位置するウォリアーを睨む形になり、その次のターンに突撃を敢行しました。↓

 この接近戦で最初のターンでは出目が振るわず負けてしまったのですが、続くターンの接近戦で敗走に持ち込むことに成功し、撃破することに成功しました。

 一方左側の戦場ではキャノンを撃破する為にワイルドライダー、ウォーダンサー、スカウト達で接近して行きましたが、ここで妨害に出てきたジャイロコプターとウォーダンサーとで接近戦に入ります。↓
 この接近戦はお互い中々ダメージが通らず、3ターン程の間膠着戦を行いました。
 その内ウォーダンサーの背後にマイナーが出現して冷や冷や物でしたが、最後の最後に敗走に追い込み何とかマイナーの突撃レンジから逃れる事が出来ました。

 そして肝心のキャノンですが、ワイルドライダーで突撃した物の、「決然のルーン」(戦意喪失しない)とマスターエンジニアのアーマーセーヴィングに阻まれてここも膠着状態が続いた後、ワイルドライダーが最後に残ったマスターエンジニアに討ち取られてしまいました。↓
 このキャノンにはその後クォーレラーを討ち取ったデュカレウスが突撃したのですが、これも粘られて最後まで討ち取る事が出来ませんでした。

 一方もう一つのウォーマシンであるオルガンガンですが、確実に討ち取る為にグレィドライダーとワイルドライダーとで突撃の構えを取りました。↓
 ここでオルガンガンの射撃でグレィドライダーがやられて残ったワイルドライダーが突撃を仕掛けますが、クルーが「恐怖」テストに失敗して盤外に逃走してしまい、こちらが突撃に失敗してしまった為に待ち構えていたジェネラル合流のアイアンブレイカーに捕まり、あっさりやられてしまいました。(横を取られてしまったので仕方が無いでしょう)このIブレイカーにドライアドから背後への突撃のチャンスが有りましたが、最早旗も無い状態で「分散隊形」の背面だけでアイアンブレイカーに対して勝ち目が有るとは思えなかったので、ここは最後まで放置する事にしました。
 結局2つのワイルドライダーとグレィドライダーを仕留められましたが、ウォーマシン、ジャイロ、ウォリアー、クォーレラー、ルーンスミスといったユニットを討ち取って勝利を得ました。
 ドワーフとは久しぶりでしたが、肝になる部分を忘れずに居る事が出来たので、何とか対処出来ました。

 続いてこの間4.12に池袋で戦ったO&GプレイヤーのMさん(バトルの様子はこちらhttp://snothim.blogspot.com/2008/04/08412hc.html)とスカルクラッシャーを行いました。
 前回中野において初のスカルクラッシャーを行った時はグレィドライダーを使いましたが、今回はドライアドを使いました。
 ドライアドは強いとは言ってもオークには隊列も旗も有るので、正面から遣り合っては勝ち目がないと思い、ドライアドの機動性を利用して左右に揺さぶりながら各個撃破をする作戦を立てました。
 と言う訳で左右に振って行くうちに少ない方のオークを多い方のドライアドで捕らえられたので、一気に敗走させて追撃の勢いを駆って多い方のオークの側面に突撃を仕掛けますが、ここでダメージを稼ぐ事が出来ずに逆に敗走してしまいますが、敵の突撃を受ける前に再集結に成功して逆に突撃に入ります。
 同じく敗走していた少ない方のドライアドもやがて追いついてこれを撃破して勝利を得ました。

 ここでしばらく4階のバトルアリーナであっきいさんのVCと「歓喜天の城」の圭さんのホード・オブ・ケイオスとのバトルを見物してから食事をしようと下に下りると、調度本日同時開催の「モンスターミニチュア ペイントコンテスト」のエントリーを受け付けていたので、ここでデュカレウスとレイスヴァールを出品して、圭さん、あっきいさん、すみともさんとで食事に行って帰ってくると、すでに表彰も終わっており、私が優勝と言う事で優勝賞品として「アーケィオン徒歩」を頂きました。
 今回は賞品と言う事なので、ちゃんと製作してみようかと思います。

 ***「ズィルヴァニア」今回の戦績***
*武勲マーク

・しかばね川
 2000pts勝利× =6×2(大合戦)×=12

 スカルクラッシャー勝利 =1

計32点累計武勲マーク13点

*出陣マーク
・しかばね川
  2000pts 1回 =1×2(大合戦)=2
  スカルクラッシャー 1回 =1
計3点
累計出陣マーク3点

 皆さんはどうでしたか?
 明日は「ただれ沼」(HC中野)の大合戦に出陣しようと思います。

2008年4月24日木曜日

ドラゴン修復+アルプスの少女ハイジ



 昨日の日記で他に製作中のモデルが有ると書きましたが、正確には以前に作ったドラゴンの補修を行っています。
 今週末のHC神保町でモンスターを使ったバトルを行うと言う事なので、私もドラゴンを持参しようと思っているのですが、いつも使っている”龍騎将軍”イヴェリオンと”黄金龍”ナルスは、見栄えを重視してLotrのバルログの翼を使っていたのでHCのイベントで使うのはちょっと憚られます。
 一方”剣士”ダイダリオンと”赤い翼”のウルヴァーリンは秋から冬にかけて酷使してあちこち補修が必要なのと、ちょっと休ませておきたいという意図も有り、また現在製作中のプラ製のドラゴンは週末までにはとても間に合う物ではないので、版が変わる前に頻繁に使っていたドラゴンを補修する事にしました。
 これは私がウォーハンマーを始めてから最初に完成させたドラゴンですが、乗り手のミニチュアが新しい版とのギャップが大きいのとあちこち損傷していたので、版が変わってからは使わずに置いていた物です。
 と言う訳でドラゴン本体は補修して、乗り手を新たに製作します。
 乗り手は以前にワイルドライダーのヒーローにしようと思って途中まで作っていた物で、ボディはワイルドライダー、右手のやりはウッドエルフロード騎乗モデルから、左手の剣と頭部はグレィドライダーから取ってミキシングビルドした物にグリーンスタッフでディテールを追加しました。
 途中までは出来ているので土曜日には持って行けると思います。



 今回はこれらの作業を、借りてきた「アルプスの少女ハイジ」のDVDを観ながら進めました。
 「アルプスの少女ハイジ」は1974年に放送されたあまりにも有名なTVアニメなので、観た方は多いと思います。
 よく「世界名作劇場」の1作目と思われることが有りますが、「名作劇場」を謳ったのは翌年の「フランダースの犬」からになります。
 スイスの山でおじいさんと暮らしていたハイジが物語中盤にドイツのフランクフルトに連れて行かれますが、フランクフルトの令嬢クララの家の執事であるロッテンマイヤーさんに厳しいしつけを受けて潰されそうになってしまうのが非常に痛々しく、ロッテンマイヤーさんの憎たらしくも感じるのですが、お嬢様育ちのクララがお高くとまる風でもなく素直でやさしい子に育っているところを見ると、ロッテンマイヤーさんのしつけもまんざらでもないのかもしれません。
 それからストーリーとは直接関係有りませんが、おじいさんの木工細工や山羊の乳搾り等といった生活描写が細かく描かれているのが大きな魅力の一つです。

2008年4月23日水曜日

礼拝堂+ウォーホークライダー+SHOGUN将軍

 この所情景モデルの製作が乗って来ているので、先日HC神保町に行った際に組み立てキットの「礼拝堂」を購入して製作をしています。 「練馬ミニチュアゲームの会」では建物が少なめなので、それに対応しようと言う意図もあります。
 組立説明書を読むと、壁をそれぞれ1、2階を接着してから四方を貼り合わせるようになっていますが、精度を出すのが難しい気がしたのと、運搬時の利便性を考えて1、2階は接着せずに別個で組む事にしました。
 2階部分は屋根を接着すると剛性が確保されるのですが、1階の方はそのままでは強度に不安が残るので、地面の部分にタミヤ1.2㎜プラ板を貼って箱を形成し、強度を確保する事にします。
 見栄え的には地面の部分が大きい方が格好良いのですが、あまり大きくするとゲームでの使用には色々と支障が出てくるので、屋根の大きさ+5㎜程度に抑えています。
 これに加えて壁の張り合わせ部分の内側にはタミヤ3㎜角棒を接着して接着面積を増やして強度をアップする事にしました。↓


 それから最近運搬による損傷の激しいウォーホークライダーもリニューアルする事にしました。
 実は「樹海の戦士」で近々紹介したいのにミニチュアの出来映えが今ひとつ芳しくないのでいつかリペイントしようと思っていました。
 当初は塗りなおしで対応する予定でしたが、買い置きを確認すると3羽くらいのストックが有ったので新しく作り直す事にします。
 今回は最近ビデオ屋で借りているアメリカのTVドラマ「SHOGUN 将軍」を観ながらの作業です。
 SHOGUNは「大脱走」のジェームス・クラベル氏原作の小説を1980年にアメリカでTVドラマ化されたもので、日本では1981年に公開されたそうです。
 ストーリーは三浦按針ことウィリアム・アダムスのエピソードをベースにしたものですが、実在の登場人物の名前は変えられています。
 また、故三船敏郎さん、故フランキー堺さん、島田陽子さん、目黒祐樹さんといった日本人の俳優も多く起用されています。
 アメリカ製のドラマなので、日本に対して変な誇張表現がされているかと思いましたが、この辺りの造りはかなりまじめに取り組まれていました。
 それでもちょっと変な描写は所々にあり、侍が他人を「~さん」と呼んだり、「こんにちわ」「はい」と言った日本ならあまり時代劇には使われない言葉が多く使われていてちょっとした違和感があります。(三船さんもその事についてアメリカ人スタッフに指摘したそうですが、根本的には解決しなかったそうです)
 そんな違和感はありますが、「外見上は礼儀正しいが、本音は深くしまっている」といった欧米人から観た日本人像が現れているのが興味深いです。

 さて、ウォーホークライダーの製作ですが以前の「四人の王」などでも書いたとおり、飛行モデルである為に少々安定性に難が有って、思ったとおりの位置に置くことが出来なかったのでその部分もこの際改造して解決したいと思います。
 グレイトイーグルであれば、単純に支柱を縮めて安定性を確保するのですが、ウォーホークライダーの場合は接近戦の際に各モデルが並ぶ必要が有り、並べる為にはある程度支柱の長さにばらつきが必要な為、今回はウォーホークに市販のボールジョイントを仕込んで重心移動が出来るようにしようと
思いました。↓

 まずパーツのバリ等を整形した後胴体部分に7㎜ドリルで大きく穴を開け、ボールジョイントを仕込むスペースを作ります。(手持ちで一番太いものが7㎜でしたが、これでも径が細すぎる為にカッターで穴を抉りました)
 それから中心に3㎜の穴を開けてボールジョイントのシャフトを入れて固定できるようにします。↓

 これをエポキシパテで周りを固めるように接着してから各パーツを組み上げました。↓
 ボールジョイントを仕込んでいるので色々な傾斜に合わせて姿勢を変えることで安定性を確保できます。↓
 また、シャフトの長さも変えたので、3羽を並べても先ほどのボールジョイントの効果もあってきっちり並べる事が出来ます。↓

 こんな感じでパーツの組み立ては出来ましたが、他にも手を着けているモデルがあるのですぐ出来上がるかどうかちょっと自信が有りません。
 キャンペーンをやっている内に完成させたいのですが…

2008年4月20日日曜日

08.4.19大結(HC神保町)4.20レイク原生林(HC中野)「トゥル・サーナの影」ロケーションファイナル

 この土日は「トゥル・サーナの影」が大詰めを迎えていたのでHCをハシゴしていました。
 まず4・19(土)は大結(HC神保町)の「大合戦」です。
 来場してまずはオーク&ゴブリンプレイヤーのOさんとの1000ptsバトルです。↓

 今回は「大合戦」ということで、画面左側に「特別な場所」として地脈の石を配置しました。
 「特別な場所」は移動できず視界を通さない地形なので敵の進撃を阻むのには非常に都合が良いのですが、今回使ったものは1000ptsの戦場にしては少々大きすぎた様で、こちらも思う様に回り込みが出来ずに戦場左側でオークボゥイズとワイルドライダーが石を挟んで膠着してしまいました。
 その間にこちらはグレィドガードとライダーでスクイッグに射撃を集中し、ドライアドを右側の林に移動してナイトゴブリンへの突撃の準備をしてグレイトイーグルで恐らく入っているフェナティックの吊り出しをするべく左側に展開していきました。
 ドライアドはNゴブリンとの距離が微妙で、2ターン表に向こうが接近してきた時にフェナティックが出てしまうかもしれないと危惧していましたが、幸い僅差でフェナティックは飛び出さずに済みました。
 ここでイーグルで接近して見たところ、3人のフェナティックが飛び出してきました。
 イーグルには2人が衝突しますが、Oさんの出目が振るわず残り(傷)1で生き残ります。(結局3ターン表の強制移動でもう一回ぶつかって戦死してしまいましたが)
 ここでフェナティックの脅威がなくなったので、ドライアドは右の林に一気に走りこんでNゴブリンの側面を狙う位置に着けます。(もしかするとフェナティックがドライアドにぶつかるかもしれなかったのでちょっとリスキーだったのですが、結果的には都合の良い展開になりました。
 続く3ターン表にドライアドに側面を狙われているNゴブリンはドライアド側に向き直ったので続く3ターン裏に突撃をしかけました。
 ダメージを出さないとゴブリンが相手とはいえ勝てないのですが、幸い出目がよく敗走させて討ち取る事が出来ました。
 一方3ターンかけて射撃を集中させていたスクイッグハーダーはここでゴブリン2人を残す所まで打ち減らすことに成功しました。(次のターンに残りも討ち取る事に成功しました)
 結局その後中央のボゥイズvsワイルドライダー+ドライアドで接近戦に入りましたが、お互い全滅には至らず試合終了となり、それまでにスクイッグ、Nゴブリンとシャーマンを討ち取っていたので勝利を得ました。
 今回は地形を上手く利用して各個撃破出来ましたが、やはり特別な地形が大きすぎて展開が極端になり易いようです。
 やっぱり移動できない地形は最小限の大きさにするべきだと思いました。

 続いてはヴァンパイアカウントを率いるSさんとの1000ptsバトルです。↓

 今度は前回の戦訓を得て、右側に配置した特別な地形と盤端との間に50㎜強のスペースを空けて、ファストキャバルリーや分散隊形が通行できるようにしてみました。
 林はSさんが警戒して戦場の後ろ端に置いたので、こちらは建物を置いてあわよくばグレィドガードが立て篭もれる様に画策したところ、陣取りでこちらが優先権を得たので建物側を貰う事にしました。 先・後攻の優先権も得ましたが、VCに後攻を譲ると最悪の場合マジックで次々と半壊したユニットが復活する事があるので今回はかちらが後攻をとる事にしました。 左側のグレイトイーグルでヴァルグールフやゾンビたちの「行進移動」を妨害するつもりでしたが、2ターン裏にヴァルグールフの「恐慌テスト」に失敗して逃げてしまいました。(後で戻ってきましたが)
 右側はワイルドライダーが特別な場所を挟んでグールを迎撃する構えで移動します。 その間に2つのダイアウルフはアルドール(オルター・ノーブル)の「滅びの雹」やグレィドガード達の射撃で全滅させる事が出来ました。
 その間に左側のヴァルグールフがどんどん押し出してきました。
 左側に展開したドライアドとアルドールでは余程出目が良くなければ討ち取る自身が無かったので正面に出ない様にいなす事にして、その間射撃でヴァンパイア合流のスケルトンを減らしてワイルドライダーでグールと渡り合ってポイントを稼ぐ事にしました。
 と言う訳でワイルドライダーでグールに突撃を仕掛け、マジックの「祝祭の先触れ」(回+1)もかかってこれは勝ったかと思いましたが、ヒットロールが振るわず逆に1点負けを喫してしまいました。
 これが取られると負け確定かと思いましたが、戦意喪失テストは何とか踏みとどまり、続くターンで逆転に成功し、もう1ターンかけてグールを討ち取る事に成功しました。
 その間建物に立てこもっていたグレィドガードですが、遂にスケルトンに突撃を受けたので、ここは逃走を選んだのですが、続くターンで復帰出来ずに盤外に逃げてしまいました。
 グレィドガードは手痛いダメージでしたが、ここでスケルトンが先ほどのワイルドライダーに背を向けたので、最終ターンで全滅は無理ですが半壊には持って行けそうだったので、突撃を仕掛けて何とか半壊に追い込み、勝利を得ました。
 何とか勝てましたが、ヴァルグールフへの対処法を考えたいところです。

 続いて対戦相手を探していましたが、去年「ネメシスの冠」の際にエンパイアで対戦したMさんが応じてくれました。
 Mさんは今年はVCで参戦との事で、1000ptsバトルとなります。↓

 Mさんの編成は2つのゾンビと10人のブラックナイトを2人のヴァンパイア(片方はアーミースタンダード)とネクロマンサーが率いています。

 こちらのディスペル能力はヴェルーダ(スペルシンガー)と彼女が握る2本のスクロールのみだったのでいささか不安でしたが、早いターンのマジックフェイズでマジックが暴走してしまい「ヴァンヘルの死舞踏」が失われてしまいました。
 まだ「ヴァンヘル」が使えるウィザードは居ますが、かなり楽になりました。
 一方アルドールは「滅びの雹」で戦場中央のアーミースタンダード合流のブラックナイトを狙いましたが今回は5発しか発射されず(多分最低記録です)1騎も撃ち落せませんでした。
 とにかくこのままではブラックナイトに正面から打ち合っても勝ち目が無いので、その他の射撃を仕掛けつつグレィドライダーでいなしながら時間を稼ぐ事にして、右側からドライアド、左側からワイルドライダーでゾンビを破ってブラックナイトの側面を取る作戦に出ました。
 と言う訳で左右に急速に展開して右側のドライアドはゾンビに対して突撃を仕掛けたのですが、出目が振るわずに1点負けで敗走してしまいました。(ゾンビは追撃が出来ないので幸い逃げる事には成功しました)

 一方ワイルドライダーの方はジェネラルとネクロマンサー合流のゾンビに側面から当たる事に成功しました。
 こちらは逆に出目が走ってキャラクターをのぞいた全てのゾンビが消滅してしまいました。
 ここで一気に勝ちに持っていけるかと思いましたが、ここで反転したブラックナイトの「ヴァンヘル」が決まってワイルドライダーに突撃を仕掛けられてしまいました。
 アーミースタンダードとブラックナイトの攻撃で全滅は必至かと思いましたが、ワイルドハンター(チャンピオン)でアーミースタンダードの攻撃を受け止めて何とか生き残った2人でジェネラルへ攻撃を集中した所、ギリギリで討ち取る事に成功し、しかも戦意喪失テストにも成功しました。
 その後のターンで結局全滅してしまいましたが、その間にネクロマンサーも討ち取って勝利を収めました。
 その日の2戦の戦訓を生かすようなバトルが出来ました。

 と言う訳でかなりの武勲マークを稼いだつもりでしたが、ここ大結ではウッドエルフは完全に弱小勢力の様で、順位を伸ばすには至りませんでした。

 去年の「ネメシス」では見方が結構居たのですが、今年はまた「HCに行くとウッドエルフは私だけ」と言う状況になりつつあるようです。
 黒髭盗賊団の小さな戦友達が早く大戦力を率いてくれるようになるのを期待します。

 翌日の20日(日)は一つでもウッドエルフの占領地域が欲しいと思い、最も占領に近いレイク原生林(HC中野)に出陣してきました。
 HCに着くと今回はタムさんとチームメイトのあっきいさんが2000ptsで対戦していました。
 バトルを見物している内に1人のプレイヤーが到着したのでバトルを申し込んだのですが、同族のプレイヤーとの事でした。
 とは言え他にプレイヤーが来ていないのでとりあえずそのWEプレイヤーI君と500ptsバトルをする事にしました。↓

 500ptsと言う事で殆ど同じ編成です。(このくらいのコストのアーミーでは仕方が無いですね)
 先攻を貰ってこちらは丘の上から敵陣に矢を射掛けつつ右側の林を利用して接近戦力を近づける作戦です。(上の写真は1ターン裏開始時のものです)
 グレィドガードではドライアドを撃っても埒が開かないのは判っているので、少ないチャンスに賭けて2ターン目に突撃を受けるまでワイルドライダーに矢を射掛けた所突撃を受けるまでに2騎程のライダーをしとめる事に成功しました。 グレィドガードがワイルドライダーをひきつけている間に、こちらの主力がグレィドガードの傍にたどり着きました。↓

 方向転換をして打ち込まれれば大ダメージは必至なのでまだワイルドライダーはドライアドでカバーしています。
 この次のターンドライアドによる突撃でグレィドガードを討ち取る一方でワイルドライダーは近づいてくるドライアドを迎撃する位置につけますが、今度は敵ドライアドの突撃距離が足りず、反対にこちらのドライアドとワイルドライダーで突撃し、全滅に追い込みました。
 この後残るターンでワイルドライダーも討ち取って勝利を得ました。

 ユニットの得手不得手が再確認出来たので、同族同士の対戦もたまには良いかも知れないと思いました。


 続いては先ほどあっきいさんと対戦していたタムさん率いるホード・オブ・ケイオスとの2000ptsバトルです。↓
 タムさんのケイオス軍団を統べる者はケイオスドラゴンに騎乗しています。
 それに対してこちらの樹海の兵団を率いるのは”樹海の王君”オリオンです。
 またケイオス側にはケイオスジャイアントに対してこちらはツリーマンと言った具合でやや相似形の編成です。
 実際に配置が終わるとオリオンとケイオスロードがほぼ睨みあう様な位置に着き、タムさんの素晴らしいペイントのミニチュアも相まって、かなり絵になる初期配置になりました。(今回は特別に戦場の中心に特別な地形「神秘の立石」を置いています)

 オリオンからドラゴンを睨む↑
 ドラゴンからオリオンを睨む↑

 ダイスロールによりケイオス側の先攻となり、ドラゴンは戦場左方の岩場に身を隠しながら接近し、ジャイアントは大胆に距離を詰めてきたのでアルドールの「滅びの雹」を射掛けたところ3点のダメージを得ました。

 今回は射撃が薄めの編成なのでもうちょっと行きたかった所ですが、一発勝負のアイテムなので仕方が無いでしょう。

 一方中央付近では一気に前に出てきたケイオスオウガ(これもタムさんがブルから改造したもので格好よくペイントされています)に早速ワイルドライダーとオリオンで突撃を仕掛けます。

 オウガはオリオンの恐怖テストには耐えましたが、「祝祭の大角笛」でパニックして逃走した所をオリオンとワイルドライダーで捕らえて全滅させます。

 そして同じく前進してきた白い兜を被ったケイオスナイトと神秘の立石を挟んで退治するような形になりました。

 そこでもう一つのワイルドライダー(ミュージシャンのみ)と、オリオン、ツリーマンを利用してナイトを囲い込み、どれかで側・背面を取れるようにしてみました。

 そこでケイオス側はホースマンでナイトの側面を守って追撃してもナイトに追突しない様にポジション取りをしたので、(オリオンからは角度的には側面を取れるのですが、ホースマンが邪魔をしています9

 そこで遭えてオリオンはナイトに突撃を宣言し、ツリーマンはホースマンに宣言し、あわよくばジェネラルから遠いホースマンを「恐慌」で逃がしてオリオンで側面、ツリーマンで背面をとる作戦に出たところ、ホースマンが逃走し狙い通りにナイトの側+背面を取る事に成功し、敗走に追い込みます。↓

 (本当は林に逃げ込んでいますが、木に当たるので便宜上この位置にナイトを置いています。)

 ここでナイトが再集結に成功し、向き直ったので、再度オリオンとナイトの側面に着いたドライアドで突撃を仕掛け今度は全滅に追い込む事に成功しました。

 一方左側の戦場ですが、最早射撃では止められそうに無いジャイアントにドライアドで突撃を仕掛ける事にしました。

 1~2点くらいはダメージを入れられると思っていましたが、これが0で1点負けになってしまいますが何とか戦意喪失せずに踏みとどまります。

 続くターンで2点のダメージを与えたところでジャイアントは2を出してドライアドを巻き添えにしつつ転倒+戦死となります。

 こちらも無傷と言うわけには行きませんでしたが、結果4人程のドライアドが残ったので結果オーライです。

 いつもは割りと活躍目覚しいアルドールはもう一つのホースマンに突撃し、2回程度の接近戦をしますが、返り討ちに遭ってしまいました。

 思い返すと「一騎打ち」を挑んでいれば何とかなったかも知れません。

 そして当初から警戒していたドラゴンですが、オリオンがナイトを討ち取った後、近くに居たツリーマンがドラゴンの突撃を受け止める事になりました。

 反撃でロードに1ダメージを与えたのですが、「鋼鉄の意志」の目が悪く逃走して捕まってしまいます。

 自由にしておくと面倒だったので、ミュージシャンのみの方のワイルドライダーで側面に突撃を敢行しました。

 ここでロードに更にもう1ダメージを与えてドラゴン+ロードの反撃ですが、ここでタムさんの目が大きくしけって2ダメージに留まり、さらにこちらの出目が良く3以下の戦意喪失テストで踏みとどまります。

 その後アルドールを倒したホースマンの突撃を受けて全滅の憂き目に遭いますが、厄介なドラゴンを足止めできたのは非常に大きい戦果でした。

 旗を失う心配も無い上にポイントもミュージシャン付きのグレィドライダーと1点しか変わらないので結構使えるかもしれません。(ワイルドライダーはミュージシャンのコストがタダです)

 その他ソーサラー、チャリオット等を討ち取る事が出来たので、こちらの勝利になりました。


 結構しっかり遊んだのですが、もう1点で出陣マークの枠を1つ埋められそうだったので、同じく出陣マークにリーチが掛かっている先ほど対戦したI君とスカルクラッシャーを遊ぶ事にしました。(実はスカルクラッシャーは初めてです)
 I君はドライアド編成だったのでこちらはグレィドガード編成にしてみました。
 射撃を集中して先に仕留められなかったら駄目だと思っていましたが、やっぱり駄目でした。
 と言う訳で武勲マークを貼ってみた所、レイク原生林ではウッドエルフがダントツのトップで、どうやら第2次中間報告の後に大きく巻き返していたようです。
 ゲームの後はタムさん、あっきいさんと近くの中華料理店で食事を取りました。
 中野はアーケードを外れるとかなり店が多く、他にも入ってみたいような店が結構ありました。

 ***「トゥル・サーナの影」今回の戦績***
*武勲マーク

・大結
 1000pts勝利×3回 =3×2(大合戦)×3回=18

・レイク原生林
 500pts勝利 =2×2(大合戦)÷2(同族)=2
 2000pts勝利 =6×2(大合戦)=12
 スカルクラッシャー敗北 =0

計32点累計武勲マーク86点

*出陣マーク
・大結
  3回 =1×2(大合戦)×3回=6
・レイク原生林
  3回 =1×2(大合戦)×3回=6
計12点
累計出陣マーク26点

 皆さんはどうでしたか?
 今度はキャンペーンが第2部の「ズィルヴァニア」に移行するのでこちらでも戦果を上げて行きたいと思っています。

2008年4月17日木曜日

樹海の戦士その15 エターナルガード

 樹海の戦士、第15回目はコアorスペシャル枠という特殊な枠制限を持つ、ウッドエルフ唯一の隊列歩兵でもあるエターナルガードの紹介をしたいと思います。
 エターナルガードはスペシャル枠で編入される歩兵ユニットですが、ロード枠のウッドエルフ・ハイボーンをジェネラルとして迎えた場合にはコア枠で編入されると言う変則的な編成ルールを持っています。
 また、このユニットにはアーミー共通の
1.「森を歩む者」(森、林による移動ペナルティーを受けない)に加えて、
2.
「エターナルガードの戦闘術」(ミニチュアの装備に関わらず、アーマーセーヴィング5+、最前列は二刀流、2列目はスピア装備とみなす)
3.
「近衛の誇り」(ユニットにウッドエルフ・ノーブルorウッドエルフ・ハイボーンが合流しているとユニットに「鋼鉄の意志」が当てはまる)
というスペシャルルールを持っています。
 1の「森を歩む者」はワイルドライダー、グレィドライダーといったキャバルリーと同等かそれ以上にエターナルガードにマッチングしており、機動や射撃からの防御の面で、同じ(移)10の隊列歩兵に比べて格段の性能を誇ります。
 他の(移)12のユニットが、コストの高さやコマンドグループの編入に制限が有るといった事情を考えると、事実上ウォーハンマーと言うゲームを通じて隊列を組んで戦う歩兵の中では最も機動性が高いユニットだと言えると思います。
 2の「エターナルガードの戦闘術」は手数が多くなるのですが、所詮(攻)3なので「攻撃力が高い」とは言えません。
  また防御力もスピアマンとしては平均的ですが、シールドを持っていない為にイザと言う時にシールド+ハンドウェポンで踏ん張る事も出来ないので、「やや弱 い」と言うくらいかと思いますが、(接)が5と高いので、接近戦においては特殊なキャラクターが合流していなければ、そこそこの防御力を発揮します。
 3の「近衛の誇り」は彼らの(気)9を生かす事が出来るので、かなり強力です。
 ユニット自体のパンチ力不足もあいまって、実戦ではノーブルorハイボーン合流がほぼ必須で、場合によってはアーミースタンダードベアラーの併用と言う事になると思います。
 これらの能力を考えると、エターナルガードにはほぼ必ずノーブルかハイボーンが合流しており、またコストの問題も考えると2000pts以下のバトルではどうしてもこのユニットが中心となった本陣を形成して戦う事になると思います。(編成自体もエターナルガードを軸にした戦い方を考えて編成する必要が有ります)
 通常ウッドエルフのユニットは、敵ユニットの側面or背面を狙って回り込む様な機動をする事になるのですが、このユニットは「戦闘結果ボーナス」として「隊列」や「兵力」を持ち込む事を期待できるので、敵に直進して接近戦に入る事が出来ます。
 正面から素直に押して行けるのはかなりの安心感が有ります。
 私自身は実戦では2000pts以上のバトルで、ハイボーンに加えて大抵の場合はアーミースタンダードのノーブルを合流させています。
 前述の通りユニットのパンチ力は低いので、前列にはコマンドグループの3人が並べれば十分だと思います。
 少しでも打撃力を強化したいのと、マジックアイテムでユニット全体を守る事も出来るので、ハイボーンの合流は私から見ると、ほぼ必要条件として考えています。

 実戦での使用においては、私の場合は2000pts以上で(1500ptsくらいで使った事は有りますが、やはりハイボーンが合流していないとちゃんとした活躍が出来ないようです)、前述のようにアーミースタンダードベアラーにアップグレードしたノーブルも合流させており、ハイボーンには「詩い人の竪琴」と「憂鬱なる糸吐き」、ノーブルには「樫の鎧」を装備させる事が殆どです。
 アーマーセーヴィングが低いエターナルガードの生存率を上げる為には「詩い人の竪琴」がほぼ必須だと考えています。
 また、この組み合わせによってノーブルは5+ワードセーヴィングと再生能力を得る事が出来るので、並みのヒーローよりも高い生存率を誇ります。
 この2人がやられなければ「鋼鉄の意志」で持ちこたえる事が出来るので、安定した戦力になる事が期待できます。(「恐怖」には負けますが)
 私的な感覚としてはドラゴン等と同じく、合流するハイボーン/ノーブルの騎乗モンスターのようなイメージを持っています。

 ミニチュアについてですが、写真の物は現在販売されているモデルで、新版のウッドエルフが出たのとほぼ同時に購入したものです。
 面白いのは、他のアーミーのエリート歩兵と違って男性のバリエーションと女性のバリエーションが、ほぼ半々で入っているという事です。
 コマンドグループも、スタンダードベアラーが男性、ミュージシャンが女性となっており、チャンピオンも写真の物のほかに女性のバリエーションが存在します。
 女系社会であるウッドエルフの社会背景を反映させた物であるようです。
 ペイントは、どう見ても着ている鎧が5+=へヴィアーマーには見えないのですが、鎧らしい部分を少しでも鎧らしく仕上げようと思い、GSIクレオスのメッキシルバーを塗った上にインクを調色して(分量は今一つ憶えていませんが、多分Dark Green Ink+Sky Blue Inkだったと思います)コーティングしました。
 ちょっと聖闘士星矢のクロスみたいです。

2008年4月16日水曜日

特別な場所(古井戸)完成

 前回から古井戸を製作していましたが、以外に早く完成しました。
 まず前回の作業では塩ビパイプから削りだした井戸をベースに接着したところまで行きましたが、今回はそこにデコレーションを加えて行きます。
 まず井戸に付き物の釣瓶ですが、本当に釣瓶を作ると非常に面倒だったので、途中で折れた事にして柱だけを残してみました。
 材料は割り箸を途中で折った物をカッターで適度に整形して、ベースにエポキシ接着剤でくっつけました。
 壊れた感じを出したかったので柱を傾けてみたのですが、後で考えると重い水桶を持ち上げるのだから基礎は深く埋められている筈なので、リアリティを考えると垂直に建てて置くべきだったかもしれません。
 それから「闇」を演出したくて井戸にした訳なのですが、結構大きく口が開いていて上から見ると底が丸見えになってしまい、暗さや深さが表現出来ていません。
 そこで井戸の上にかぶさるように木を植えてみる事にしました。
 木に使ったのは鉄道模型用の樹木のキットで、ある程度手で自由に形をつける事が出来ます。
 キットそのままではかなり大きいので、枝を選んで適当な長さに切断して使いました。
 また、本来はこれにライケンやスポンジで葉っぱを表現するのですが、ゲーム上の扱いやすさや雰囲気を考えて葉っぱを付けずに枯れ木として表現する事にしました。
 これで井戸を覗き込む際には枝越しで見ることになって、以前の状態よりは良い感じになりました。
 ここまで作ったところで、黒サフを吹いて、地面にフロックを撒きます。
 地面は今までどおり、シーナリーサンドですが、崩れた井戸のかけらを表現したかったので、シーナリーサンドが固まってからシタデルのグラベルを撒いてかけらが散らばった感じにしました。
 ペイントの際にはこのグラベルは地面の色ではなく、井戸の色で塗るようにします。
 それから前後しますが、足元に髑髏を一つ転がしてみました。(ウォーハンマー的には定番ですね)
 ちょっと細かいようですが、髑髏にカッターで切り込みを入れて、彼の死因となった頭部への一太刀を表現してみました。
 ペイントの方ですが、井戸本体はChaos BlackからFortress Grayへとドライブラシをかけつつ、途中にGraveyard EarthやKamo Green等のドライブラシをはさんで埃や苔を演出していきました。
 地面が茶色、井戸が灰色という具合で色気に欠けるので地面に撒くフロックでちょっと青みを加えて完成としました。↓

 前回の工作に比べると仕上げは意外と簡単でした。

2008年4月15日火曜日

古井戸(特別な場所「おぞましき廃墟」)

 この間「特別な場所」である「ゴルク(だかモルク)神像」(神々の象徴)と「エルフの尖塔」(神秘の立石)を製作してから「特別な場所」もルールブックにある6種類をそろえてみたくなったので、ぼちぼちと製作することにしました。(途中で飽きる可能性が有るので6種類全てを製作するかどうかは怪しいのですが)
 というわけで3つ目の「特別な場所」は「おぞましき廃墟」を作る事にしました。
 先ずは廃墟の資料を探す事にして、Googleで「廃墟」で検索すると廃工場や廃ビル等の写真がいっぱい出てきました。
 40kの情景モデルとしては持って来いの資料ですがFBにはそぐわない感じなので、今度は「ruin」で検索をかけると遺跡のような写真が出てきました。
 なかなか良い感じの画像ですが、ゲームでは視界を遮る「移動できない地形」として扱うので、格好優先で大きな物を作るとゲームで使うのには支障が有りそうです。
 また、現代社会であれば廃墟は十分におぞましいのですが、戦乱にあけくれるオールドワールドでは単なる廃墟では「おぞましい」と言うにはいささかパンチ不足な感じです。
 やはりおぞましさを演出するには「闇」の部分が必要であると思い、色々考えてみましたが古井戸であればコンパクトにまとめる事が出来て、かつ明るい場所にあってなお井戸の中に「闇」を残す事が出来るので小さいスペースで「おぞましさ」を演出する事が出来そうです。(私的には映画「リング」やアニメ「妖怪人間べム」のイメージもあります)
 そんなわけで早速井戸本体から作る事にしました。
 井戸本体に使うのは、水道管などに使う塩ビパイプです。
 大きさとしては20㎜ベースの歩兵が落っこち得る大きさとして近所のホームセンターで内径25㎜以上のものを探した所、配管のエンドキャップが良さそうです。(長いパイプは必要ないので量的にも適当です)
 エンドキャップそのままでは背が高すぎるので、周りを盛り上げるか切断するか考えましたが、今回は縁を崩れた感じにするという狙いも有ったので、ギザギザになるように切断しました。(周りを盛り上げる方法も井戸の穴が深く、リアルになるので良いかもしれません)
 模型用の鋸でわざといびつに切断しますが、肉厚が有るので結構骨が折れる作業でした。
 そのままでは「切断されたパイプ」なので、周囲に石積みらしいディテールを付けます。
 今回はマーカー等で下書きを下後にリューターで溝を掘って石積みの表現をしました。
 いざやってみると、いつも使っているプラ(スチロール樹脂)と違って塩化ビニール樹脂は粘りが有るので削ったカスが落ちずにこびりついてしまうので、リューターを当てた後でこのカスをカッターで削り落とします。
 この際にリューターだけでは不自然な感じになる部分もカッターで調子を整えます。
 これも結構面倒なさぎょうだったので、後で考えるとパテを盛り付けてディテールを刻み付ける方が楽だったかも知れません。
 これを特大丸ベースに接着しました。↓

 接着にはプラセメントを使いましたが、この接着剤では塩ビを溶かさないので接着強度には少し不安が残ります。
 配管工が使う塩ビ用の接着剤か瞬間接着剤の方が良いかもしれません。
 この後はこれの廻りをデコレートして「おぞましさ」を演出してみたいと思います。

2008年4月13日日曜日

08.4.13おぞまし野(練馬ミニチュアゲームの会)

 今日は大泉で開催された、私の所属する「練馬ミニチュアゲームの会」の定例会に参加してきました。
 今回はメンバーの幾人かが別のイベントに顔を出していたり、「さいたまミニチュアデイズ」と日程がバッティングしたりしていたので今回はSinさん、すみともさん、佐藤さん、はしもと会長、そして私と言う具合で、少な目のメンバーでまったりとしたイベントになりました。
 集まってしばらくは佐藤さんが持参した2008年GWカタログ等を見ながら今度発表されるデーモン・オブ・ケイオスの噂話などをした後、ぼちぼちとバトルの準備に掛かりました。
 今回はすみともさん率いるO&Gとの2000ptsバトルです。↓ あいにく写真が非常に状態の悪いものしかなかったのでやむ終えずピンボケの写真を貼っています。
 戦場右側に見えるジョージアの空き缶は、今回持ってくるのを忘れてしまった「特別な場所」の代わりです。(効果はダイスロールで決めて「おぞましき廃墟」でした)
 こちらは今回ジェネラルに”樹海の王君”オリオンを迎えています。(空き缶の傍をうろつく50㎜ベースの物体がそうです。
 全くオリオンが判らないのも寂しいので別の写真を貼っておきます。↓
 他のキャラクターはヴェルーダ(スペルシンガー)と先々週Noriさんとの対戦に投入したヴァーラム(スティード騎乗ノーブル)です。
 ウィザードは1人なのでスペルキャストはあまり期待できませんが、オリオンの「イスハ神のマント」の効果でディスペルダイスが2個供給されるので、2000ptsアーミーのディスペル能力としてはそこそこのディスペル能力を期待できます。
 地形の配置はこちらから観て右翼側に林やおぞましき廃墟で射線をかわすエリアを作る事が出来たので、オリオン、ウォーダンサー、ワイルドライダー、ウォーホークライダーと言ったユニットを丘から睨むドゥームダイバーやスピアチャッカといったウォーマシンから隠れて敵に近づいて行きます。
 一方の左翼側は、ヴァーラムの持つ「滅びの雹」のターゲットを10騎のスパイダーライダーに定めて発射し、6騎をしとめてパニックに追い込みました。(後ですぐに再集結しましたが)
 中央のグレィドガードに合流するヴェルーダは、本当はスペルを掛け易くする為に単独で林の中に入りたかったのですが、オーク・シャーマンのとった「ゴルクの出征路」が危険なので単独行動を諦めて一緒に射撃をする事にしました。
 2ターン目の表に敵ジェネラルが合流するブラックオークの側面を伺う所にオリオンを着けました。(丘のドゥームダイバーからは見られますが、敵味方の距離が近いので見方を巻き添えにするリスクを負わせられるので、見えても構わない心積もりで移動してみました)
 その裏、敵側のターンでブラックオークはこちらに向き直ると思っていた所、9-の恐慌テストに失敗してしまい、オリオンに後を向ける形になってしまいました。
 ここでこちらのターンにオリオンが逃げるBオークに突撃を宣言し「祝祭の大角笛」の効果範囲にスパイダーライダー、ナイトゴブリンとBオーク・ビッグボスとオーク・シャーマン合流のボゥイズを収め、ボゥイズ以外の2つがパニックしてしまい、Sライダーは盤外に、Nゴブリンは同時に突撃を宣言していたドライアド(この時フェナティックにやられて残り1人になっていました)に追いつかれて全滅し、Bオークは逃走で盤外、Dダイバーはそのあおりを食らって同じくパニックしてしまい、オリオンの周囲の敵が一気に居なくなってしまいました。
 ジェネラルが居なくなってしまったのが非常に大きいのですが、ここまで角笛の威力が出たのは初めてです。
 しかしながら今度は残ったボゥイズにオリオンが狙われる番になってしまったので、射撃とマジックで撃ち減らされて残り3人となったヴァーラム率いるグレィドライダーと4人のワイルドライダーで眼前のスクイッグハーダーに突撃し、攻撃で殺しきって爆発を抑えて猛進でボゥイズの側面に突撃してオリオンへの突撃を防ぐ賭けに出ました。
 残念ながら全員を討ち取る事は出来ず、スクイッグの爆発を誘発してGライダーはヴァーラム諸共巻き添えになってしまいましたが、ワイルドライダーは何とか2人生き残ってボゥイズの側面に突撃する事が出来ました。
 ここで次のターンでは2人のワイルドライダーでは「不意打ち」ボーナスも無いので勝つことも出来ず、敗走に追い込まれてしまいます。
 ここはすみともさんもオリオンに背を向けるわけには行かないと言うことで「追わない」選択をしたのですが、この我慢テストで失敗してしまい、オリオンに側面を向ける形になってしまいました。
 ここでオリオンが背を向けるボゥイズに突撃し、逃げて再起を図るボゥイズに追いついてこれを全滅に追い込んだ所ですみともさんが投了して私の勝利となりました。
 ちょっと心理テスト関係の出目が極端だった(特にジェネラルの恐慌が大きかったです)ので、普通ならば強敵のすみともさんならばかなりの苦戦を覚悟していたのですが、過剰に都合の良い戦況になってしまいました。

 時間はまだ有りましたが、昨日HC池袋で3ゲームもこなしてわりと満足していたので、はしもと会長やSinさんと話をして時間をつぶしました。
 終わり近くになって神保町のチャンピオントーナメントに出場していたあっきいさんも合流して近くのファミレスで食事をしながらゲームについて色々と話をしました。

***「トゥル・サーナの影」今回の戦績***
*武勲マーク
・おぞまし野
  2000pts勝利 =6×2(大合戦)×2=12
計12点
累計武勲マーク54点

*出陣マーク
累計出陣マーク14点

皆さんはどうでしたか?
今度の週末はいよいよ「トゥル・サーナの影」ファイナルになるので、何処に出陣したものか考えています。

2008年4月12日土曜日

グレィドガード参戦+08.4.12さけびの高原(HC池袋)

 今日はHC池袋で行われた「トゥル・サーナの影」の大合戦に出陣してきました。
 先日の日記では製作中だったグレィドガードも、とりあえずベタ塗りだけは終えて本日出陣となりました。↓ 緑の部分にはタミヤアクリルの濃緑色とフィールドグレイ、Catachan Green+Goblin Greenで塗り、茶色の部分はScorched BrownからSnakebite Leatherで簡単に済ませましたが、肌色だけは凡そ仕上げたかったのでDwarf FleshにFresh Washで影を入れ、その後Elf Fleshでハイライトを入れました。

**1試合目**
 さて、HC池袋の方ですが、途中で一緒になったSinさんと店に着くと先週HC中野で手合わせしたEさんが来店していました。
 現状では3人だったのでマッチングをどうするか話し合っていた所、O&GプレイヤーのMさんが来られたので、早速2組に分かれて先ずは500ptsで戦う事になりました。
 私の相手はMさんのO&Gです。↓ 500ptsにしてはかなり広めかつ情景モデルが多目の戦場になりました。
 「さけびの高原」は通行不可能な岩場や建物、特別な場所などといった地形が多く、情景モデルの配置をしくじると身動きが取れないエリアが出来てしまうので注意が必要な様です。
 反面上手く利用すれば強力な歩兵の進軍を抑えることが出来ます。
 そんな訳で地形の効果で相手の動きを妨害してグレィドガードの弓を射掛けますが、かなり出目が良く、3回程の射撃でかなりのダメージを与える事が出来ました。
 一方フェナティックを警戒しながらドゥルワウス(ブランチレイス)合流のドライアドでナイトゴブリンに接近していきましたが、いざ近づいてみるとフェナティックは入っていなかったので、ここで一気に突撃を仕掛けました。
 ここでは横を取ることが出来たので、2ターンに渡る接近戦で戦意喪失に追い込んで今度は敵ビッグボスが合流するボゥイズへ接近していきました。
 幸い調度こちらのターンだったのでワイルドライダーとドライアドとでボゥイズに挟み撃ちを仕掛けてこれを討ち取る事に成功し、勝利を収めました。

**2試合目**
 そうこうしている内にプレイヤーが集まってきたので、もう一度マッチングをし、今度は「練馬ミニチュアゲームの会」のチームメイト佐藤さんのブレトニア1000ptsと私のウッドエルフ1000ptsのタッグで、Wさん率いるホード・オブ・ケイオス(コーンデーモン)+EさんのO&G1000ptsタッグとのバトルです。↓
 今回はデーモンユニットが厄介になりそうだったので、建物をなるべく通行の邪魔にしつつ、尚且つ味方のナイトの機動を邪魔しないように慎重に情景モデルを配置していきました。
 幸いユニット配置の段階でこちらがサイドを選べる事になったので建物が多目のサイドを敵陣にする様にしました。(敵には強力な射撃兵が居ないので、敵側は建物を有効利用するのが難しいと踏んだ為です)
 また厄介だと思っていた12体のフューリーがかなり接近してきたのでここでアルドール(オルターノーブル)で「滅びの雹」を射込みました。
 今回は出目が良く、1回の射撃で8体を仕留める事が出来ました。
 フューリーは続くターンにこちらのジェネラルであるヴェルーダ(スペルシンガー)に接近してきたので、今度は建物に隠れていたドライアドで突撃を仕掛けて討ち取り、猛進で間近に迫っていたオークボゥイズを交わしたかに見えましたが、その次のターンに「仲間割れ」で6が出て、遂に捕まってしまいました。
 このユニットがこのまま全滅してしまうのは仕方が無かったのですが、最後の力を注ぎ込んで合流していたオーク・シャーマンを討ち取る事が出来ました。
 一方友軍のブレトニアはこちらのグレイトイーグルでフレッシュハウンドとエグザルテッドデーモンを吊り出してエグザルテッドデーモンとキャラクター合流のレルムとで接近戦に入り、首尾よく討ち取って今度はフレッシュハウンドに突撃し、これも破ります。
 それからボゥイズの後ろに控えていたブラッドレターも展開してきたのですが、ここにチャリオットとスクイッグホッパーを撃破したエラントが「猛烈判定」に失敗してこれに突撃し、デーモンセーヴィングと猛烈な反撃で返り討ちに遭ってしまいましたが、ここで囲い込みに入っていたワイルドライダーの突撃角度に捕らえられたので、満を持して側面に突撃を仕掛けました。
 こちらも反撃で1人が討ち取られましたが、何とか戦闘結果に僅差で勝ち続けて、3回程の戦闘で全滅に追い込む事が出来ました。
 一方先程ドライアドを討ち取ったボゥイズに対して、グレィドライダーとペガサスナイトで側面を取れる位置に着いたので、これらに加えて正面からアルドールとメン・アット・アームズで突撃を仕掛けてこれを討ち取って、勝利を得ました。
 実はブレトニアとタッグを組んで勝ったのは初めてです。
 佐藤さんとは上手くコンビネーションが組めました。

**3試合目**
 一休憩入れた所で残り1時間程度との事だったので、500pts程度で締めようかということになってじゃんけんでマッチングをした所、アイアンヘイローでハイエルフを始めた灰色猫さんとのバトルとなりました。↓
 今回は地形が少なめだったのですが、丘からのボルトスロアーによる射撃が厳しそうだったので、予め建物や特別な場所の配置で隠れつつ接近するコースを確認してワイルドライダーやドライアドを動かす事にしました。
 グレィドガードはローザン・シーガードのボゥをアウトレンジして有利な射撃戦が出来ると見込んでいましたが、シーガード側の射撃の出目が良く、いきなり序盤にかなりの戦死者を出してしまいました。
 幸いパニックテストはくぐり抜けられたので、他の戦力が突撃ポジションに着くまで辛抱して射撃を続けて、ワイルドライダーの突撃の支援をしました。
 敵シーガードは隊列変更して2列に縮まったのですが、今度は側面のアングルを得る事が出来たので、射撃にさらされる前に突撃してしまう事にしました。
 およそ2回の接近戦でシーガードを討ち取ったところで、ようやくドライアドがボルトスロアーに近づいて来たので、ワイルドライダーは再び地形に身を隠して後はドライアドに任せて、射撃を受けつつ突撃を仕掛けた所、恐怖テストに失敗して盤外に逃走してしまったので、ここで勝利が決まりました。

 ここで時間も迫ってきたので佐藤さんと、来店していたすみともさんと夕食をとる事にしました。
 今回はいつもHCに来るときに前を通過していた中華料理店に入って食事をしました。
 酢豚、チャーハン、マーボー豆腐、ジャージャー麺といったメニューで結構豪華な夕食でしたが、酒を飲まなかった事もあって1人1500円で済みました。
 これならいつもここでもいいかな?と思いました。

***「トゥル・サーナの影」今回の戦績***
*武勲マーク
・さけびの高原
  500pts勝利×2回 =2×2(大合戦)×2=8
  1000pts勝利 =3×2(大合戦)=6
計13点
累計武勲マーク42点

*出陣マーク
・さけびの高原
  2×3=6
計6点
累計出陣マーク14点

 みなさんはどうでしたか?
 明日は「練馬ミニチュアゲームの会」定例会に行く予定です。

2008年4月9日水曜日

グレィドガード、スカウトの製作

 久しぶりにまともにウッドエルフの増強をしています。
 先週2回ほど大きな負けを喫した訳ですが、(2人とも強力なライバルなので、勝負自体には納得しています)ここでちょっと発想を転換して久しぶりに編成方針に手を加え、先週ネックだったマジックと射撃を重視してみようと思いました。
 ウィザードについてはミニチュアその物は手元に有るので射撃ユニットであるグレィドガードとスカウトを増強する事にします。
 以前から使っているミニチュアはグレィドガード10人とスカウト8人程度だったので、これを調度倍位にしようと思ってウッドエルフのパーツを仕舞っている箱を物色した所、途中までペイントをしているものも含めて組み立てたものが20体以上出てきました。
 そういえば以前にも作ろうと思って途中まで作業を進めながら他の製作に手を出したお陰で中断していたようです。

 とりあえずグレィドガードを10人↓
 それからスカウトを7人+ミュージシャンの9人で作ろうと思いましたが、この際だからスカウトも編成限度の10人で組めるようにしようと思い、スカウトも10人に加えて今まで使っていたスカウトの補充で+2人の計12人をペイントする事にしました。↓

 ペイントも途中まで出来ているので、出来れば今週末の「トゥル・サーナの影」大合戦に間に合わせたい所です。