来週ちょっとした用事でゴルフに参加することになりました。
僕自身は以前に付き合いで購入した安物のゴルフセットを1つ持っていますが、コースに出たのは2005年の3月頃に1度きりなので、あんまりヘタでも周りに迷惑をかけると思い、今日は近所にある練習場に足を運びました。
ほぼ初心者という事で、簡単なコーチも受けると1時間ほどでそこそこ飛ぶようになってくれました。
最も1人きりで1時間も打ち続けると、手の皮は剥けてくるし、久しぶりの運動で筋肉痛になってしまいました。
本番前にもう1度くらい行けると良いのですが…。
さて、製作中のダンバインですが、前回の工作でギミックを仕込み終えてパーツの整形を行っています。
細かくチョコチョコといじっていますが、今回はオーラコンバーターの形状変更について書きます。
その前に、いつも定点写真で撮っている立ちポーズですが、多分画稿を見たことがない方も多いと思ったので、組立説明書に載っている物をスキャニングしてアップしておきます。↓
赤で囲んだ部分がそうです。
番組には主人公のショウ・ザマが搭乗するスミレ色のダンバインの他に、同じくバイストンウェルに召喚されたアメリカ人のトッド・ギネスが搭乗する黒いダンバインと、ロシア人(1983年当時はソビエト連邦)のトカマク・ロブスキーが使う緑のダンバインがあり、説明書には黒と緑のダンバインの画稿が載せられています。
トッドの方は黒くて見づらいのですが、トカマクの方は幾分明るいので、資料にしやすいかと思います。
3機とも格好良いカラーリングなのですが、ショウのダンバイン以外の2機は、番組開始早々に撃破されて退場の憂き目に会っています。
それで肝心のコンバーターですが、下の写真がキットのほぼそのままの物です。(出来れば以前の写真も参考にして頂くと、多面的に見られます)↓
本来後端のノズルにあたる部分にはちゃんと蓋がして有りますが、ノズルもいじりたかったので、ドリル、カッター、ヤスリ等を使ってくりぬいています。
この写真の通り後からはまあまあですが、前端に近い部分が下面から上面が広がるようにきついテーパーがかかっている画稿とは違うようです。
これは上下2分割のパーツ分割の中で、型抜きの制約による物の様です。
もっとも、以前に書いたとおりアニメの絵ですから、キットと同様のラインで描かれている画稿(因みに箱絵はどちらかというとキットに近いです)や劇中の作画によってはあながち間違いでもありません。
しかし、僕的にはダンバインの第一印象を決定付けているのが、設定画稿なので、それに近づけるべく、改造します。
という訳で、側面のラインを変更するべくタミヤのポリエステルパテを盛ってみました。↓(前から)
(後)↓
(側面)↓
細マジックで描き込んだ線が元のキットのラインです。
ポリエステルパテはこういった大幅に盛り付ける場合に有効です。
瞬着パテほど強烈なにおいはせず、エポキシ系よりも硬化が早いのが利点ですが、プラスティックへの食いつきは他の2者より悪いので、ポロッと取れてしまうことが時々あります。
そういう時は瞬間接着剤で再接着してやれば大抵解決します。
という訳でとりあえずパテの硬化後にサンドペーパーを当てたのですが、今度はどうもコンバーター自体の上下の厚みが足りない様で、画稿では前端から25%くらいの所で厚みのピークが来るのですが、現状ではピークが35~40%の辺りになっています。
ここには剣のホルダーも付いて厚みが目立つので、結局再度コンバーター上面にもポリパテを盛って整形しました。(前)↓
(後)↓
(側面)↓
この工作で、見る面によって形が変わる騙し絵のような独特の形状を持つコンバーターの外形が出来ました。
一見大改造ですが、写真を見てお気づきの方も居るかもしれませんが底面と2つのコンバーターブロックの内側の面は、全く手をつける必要が無く、整形の際にはゲージの役割を担ってもらいました。
この金型を造った職人さんが、限られた条件の中で最善の仕事をしたのだと再認識しました。
そしてこのコンバーターを背負っていつもの定点写真です。↓
大分パテを盛って重量増になったので、後にコケないかと心配でしたが、まだ大丈夫なようです。
前回の定点写真に比べると背中の張り出しが大きくなった分、体がスマートになったような気がします。
また、僕としては中学生の頃に見て、キットを組んでも出来なかったコンバーターの形状を再現できたので、初恋の人に合った様な、妙な感慨があります。
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