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2008年3月31日月曜日

08.3.30練馬ミニチュアゲームの会

 昨日の3.30(日)は予定通り私が所属するクラブチーム「練馬ミニチュアゲームの会」定例会に行ってきました。
 今回は4月から神戸に行ってしまうNoriさんとのFB2000ptsバトル、バトルブラザーズの月光さんとの40k、かねこさんとのLotrといった予定だったので、初めてFB、40k、Lotrの3ゲームを持ち込んでの参加となりました。

 会場について支度を整えていると続々と参加者が集まってきました。
 今回はチーム掲示板への書き込みも多く、総勢13人とかなりの参加者になりました。

 先ずはこの間のうらわで約束を取り付けていたNoriさんとのFB2000ptsバトルです。↓
 編成については2000ptsバトルということでロード枠を、ドラゴン騎乗のハイボーンにするかどうかを考えていましたが、3.20の春分を迎えて再生の儀を果たした”樹海の王君”オリオンをジェネラルに据えています。
 それから前日の3.29(土)から始まったFBバトルキャンペーン「トゥル・サーナの影」に対応するべくNoriさんに頼んで戦場に前日に製作した「特別な場所」を持ち込んで「大合戦」扱いでバトルをさせて頂く事にしました。
 初期配置でNoriさんは戦場の一番隅の丘にスクリーミング・スカルカタパルトを配置して、それを中心に密集して横を見せない陣取りとなり、それをこちらが囲い込むような配置となりました。
 情景モデル配置の段階でそれを見越して別の丘や林を配置しておいたので、初回からカタパルトが猛威を振るうような配置は避けられたので、樹海の戦士たちも遮蔽物を利用しつつ敵に接近していきます。
 当初からおそらく編入されると踏んでいたキャリオンと戦う為にこちらもウォーホークライダーを迎えていましたが、キャリオン達はカタパルトが置かれた丘の後ろで待機していたので、こちらは目標をスケルトン合流のリッチー・プリーストに切り替えて、スケルトンに突撃→プリーストだけ殺害→「戦闘結果」負けで逃走を狙う事にしましたが、敵方もそれを察知した様子でプリースト達を離脱させてスケルトンの後ろに単独で歩く形になりました。
 それを逆にチャンスと見て前日に完成させたグレィドライダーに合流したノーブル”黒い乗り手”ヴァーラム(ミニチュアは1年前に作ったのですが、実戦投入は今回が初めてです)の「滅びの雹」による射撃で「法王」を討ち取って灰燼テストを強要したのですが、トゥーム・キングの場合はヴァンパイア・カウントと違ってジェネラルは残っている為、殆どダメージは得られませんでした。(今まで「法王」が打たれ弱いのが弱点だと思っていましたが、逆に考えるとリスクが分散されているという利点も有る様です)
 この射撃で残ったプリーストがスケルトンに戻ってきたのでウォーホーク・ライダーとグレィドライダーで突撃を仕掛けたのですが、両ユニット共出目が振るわずにプリーストを討ちもらして逃走し、負け損になってしまいました。
 向こうの反撃も振るわずにダメージが軽微で済んだのが救いです。
 逆にグレィドライダーはこの機に展開してきたキャリオンの突撃を受けて全滅の危機を迎えましたが、逃走で林の中に突入し、運良く九死に一生を得ました。
 続くターンで近くのウォーダンサーがキャリオンに突撃、スケルトンにワイルドライダーとオリオンが突撃し、形成を一気にこちらに傾けようと思ったのですが、オリオンの出目が全く振るわず負けてしまい、ワイルドライダーは逃走し、オリオンも「クルノス神の神性」ルールにより3ダメージを受けてしまいましたが、一方のウォーダンサーの方はキャリオン達を楽々屠り猛進移動で件のスケルトンに横から突撃を掛けました。
 よく考えればウォーダンサーの処理を先にすればオリオンもダメージを受けずに済んだかもしれないのですが、その場の乗りでオリオンの方を先に解決したのが大きなミスでした。
 続くターンでこのウォーダンサーにトゥームキング合流のスケルトンが突撃し、このまま一気にやられるかと思いましたが、今度はオリオンとウォーダンサー達が奮戦して引き分け、続くターンで今度はもう一つのワイルドライダーが後ろから突撃し、今度はそこにまた別の敵が突撃という具合に泥沼の接近戦が繰り広げられましたが、何とか最終ターンまでもつれ込み、その間にウォーホークライダーとウォーダンサーが残りのプリーストを討ち取ることに成功し、結果は僅差でギリギリ辛勝を収めることに成功しました。
 それからバトル終了後にオリオンとトゥームキングで記念撮影をさせてもらいました。↓
 帰国後無敗で「ノリホテプ」の二つ名で呼ばれるNoriさんに土を付けられたのは僥倖でした。
 今まで2000pts以上でトゥームキングと対戦した事が無かったので、バトルの前に色々と研究して対策を考えていましたが、実際に戦ってみると思ったとおりだった部分、予想とは違っていた部分が有って中々面白いバトルでした。
 ちょっとトゥームキングにも興味が湧いてきました。

 FBを終えて今度は40kです。
 前日までは私のレイヴンガードで月光さんと対戦するつもりでしたが、V1ALさんが40kの対戦者を探していたので、月光さんのウルトラマリーン500に私のレイヴンガード500で同盟を組んで、V1ALさんのダークエンジェル(デスウィング)との対戦になりました。
 今回敵軍はグレイナイトを応援に迎えたたデスウィング編成で、全員がターミネイターアーマーを装備しています。
 是非とも(装甲貫通ポイント)2以下の武器が欲しい所ですが、こちらで保有している装備では私のタクティカルスカッドが持つラスキャノン、プラズマガンそれぞれ1丁と月光さんのドレッドノートと私のランドスピーダー・トルネードのアサルトキャノンが頼みで、後は相手がセーヴィングで1を出してくれる事を祈るばかりです。
 シナリオは1番のクレンス(Γ)でこちらは遮蔽物が少なめの陣地になったので、少ない遮蔽物に集中配置するような初期配置になりましたが、これが悪かったようで初ターンに「デスウィングアサルト」でテレポートしてきたターミネイター達にほぼ全軍が掛かりっきりになってしまい、他のターミネイターの動きを殆ど止められなくなってしまいました。
 「浸透戦術」で戦場を確保しようと思っていたスカウトもグレイナイトの射撃で無力化され、結局成すすべなく敗北となりました。
 40kで要求されるユニットの分散と集中はどうも感覚が掴めないのと、やっぱり強いユニットはどうしても強いという40kの特性が現れたと思いました。
 今度はもうちょっと大きいポイントで戦おうかと思います。

 さて今日の3ゲーム目は、前回の浦和での対戦から戦力を更に増強したモリアゴブリンアーミーを擁するかねこさんとのLotr400ptsバトルです。(このバトルは写真を撮り損ねてしまいました。Lotrはターンの裏表が無いので写真と撮るタイミングが難しいようです)
 今回はかねこさんがやっていないシナリオと言う事で、シナリオ2「占領し守りとおせ!」で遊ぶ事になりました。
 このシナリオは初期配置なしで出現判定から開始するのですが、今回は3の相手が配置は多かった物の、こちらの兵はエオメルと2騎の乗り手を除いて全て出現に成功し、足の速い兵から一気に戦場中央の拠点を目指しました。
 一方かねこさんの方は戦力の1/3程度が補欠になって(これが期待値ですが)ややこちらが有利なスタートになりました。
 しかしながら活躍を期待していたレゴラスは、3で出現して敵の真ん中に孤立する形になってしまい、その上ターンの先攻をとれず、さらにヒロイックアクション「移動」でも善悪判定でゴブリンの隊長に負けてしまい、トロルを含めるゴブリン達に袋叩きに遭ってしまい、遭えなく3ターン目で戦死してしまいました。
 一方他の兵は騎兵で先ず中央を確保、歩兵がバトンタッチするべく移動、エルフが射撃と言う役割分担で移動していきました。
 途中までは思い通りに進行したのですが、終了条件までゴブリンをあと一人倒せば良いという所で、出目が振るわなくなり、逆にこちらの兵を討ち減らされていって先に終了条件に達してしまいました。
 幸い拠点はこちらが握っていたのでここで終われば私の勝ちだったのですが、1回目2回目と終了せず、遂に拠点に攻め込まれたところでようやく終了判定で1が出ました。
 結果はこちらが3人対かねこさん2人でお互い勝利条件を満たせずに引き分けとなりました。
 思い返すと、拠点の確保は最初から歩兵に任せて、騎兵はスクラムを形成する前の歩兵を各個撃破するべきだったと反省する所です。

 と言う訳でちょっと疲れましたが、初めて1日に3種類のゲームを楽しむ事になりました。
 ゲーム後は近くのファミレスで駄弁りつつの食事となりました。

追記:「トゥル・サーナの影」今回の戦績


「武勲マーク」
2000pts以上:勝利 6×2(大合戦)=12点
おぞまし野:12点
合計12
「出陣マーク」
合計0
みなさんはどうでしたか?

2008年3月29日土曜日

明日のために

 昨日の日記では、今日から始まるバトルキャンペーン「トゥル・サーナの影」の大合戦に参加するかどうか検討中でしたが、結局明日に迫った我等がクラブチーム「練馬ミニチュアゲームの会」の定例会に間に合わせるべくミニチュアの製作を優先させる事にしました。

 今回はお客さんが多い様子なので、全てが予定通りにこなせるかどうかわかりませんが、先ずは我がバトルブラザー月光さんとペイントをするためにマリーンの下拵えですが、先日のチャプレインに加えてもう一人ジャンプパックを装備したチャプレインも下拵えしました。↓ チャプレインの特殊能力である「憎しみの祈祷」は自分側から突撃して接近戦に入ったターンのみ、時分及び合流した兵のヒットロールの不利な押しが出来るという物なので、普通に歩いていると向こうから突撃を食らってせっかくのスペシャルルールを生かせない事になりかねないので、チャプレインを使うならばジャンプパックを背負うかバイクに跨るか、或いはランドレイダーに乗り込むかのいずれかの選択が必要になると思っています。
 とりあえずレイヴンガードの「戦団の系譜」も鑑みると、ジャンプパックを装備するのがルール的にもフレーバー的にも妥当だと思いました。
 と言う訳でメタル製のジャンプパック装備のチャプレインを購入してきました。
 このキットの左腕は本来ならばボルトピストルを構えていますが、彼の本分である接近戦を重視して、相手によって武装を使い分けられるように、右手にはクロジウス・アルカヌム(パワーウェポン)左手にはパワーフィストと言う装備にしてみました。
 それからこのアングルからだと見えませんが、左肩のアーマーにはレイヴンガードのエンブレムをグリーンスタッフにて盛り付けました。

 それからNoriさんとの2000ptsバトルに備えてペイントを進めていたグレィドガードもどうにか完成に漕ぎ着けました。↓
 昨日書いたとおり黒を基調にしているのでそれ派手なカラーリングでは有りませんが、他のミニチュアが比較的カラフルなので、アーミーの中にあってはかえって目立つかもしれません。

 それと昨日の深夜のようですが、ようやくバトルキャンペーン「トゥル・サーナの影」のダウンロードセクションにガイドブックがアップされたので、早速ダウンロードして読んでみると細かいところで去年のネメシスに比べて色々と改善されているようです。
 特に同盟戦における武勲マークの採点方が変わっており、前回ではプレイヤー人口の多いアーミーが勝っても負けても武勲が伸びていくシステムに少々不満を感じていましたが、その部分がかなり改善されています。
 これがベストかどうかわかりませんが、間違いなくベターだと思います。
 それから前回のオープンロケーションでは大合戦受付日に報告書を送ると、武勲を倍付けにすると言うシステムでしたが、今回は戦場に「特別な場所」(ルールブックP100)を設けることで大合戦扱いとし、武勲を倍付けになると言うことです。
 そこで早速私も戦場に「特別な場所」を持ち込むべく、スタートセット「どくろ峠の戦い」を入手した後そのままうっちゃっていたモルク(だかゴルク)の神像を急遽製作しました。↓

 今日いきなり作った割には意外と上手く出来ました。
 とは言え設定上はエンパイアの森の中にある、かつてのハイエルフの入植地を探しての戦いなので、時間を見つけていずれハイエルフらしい「特別な場所」マーカーを作りたいと思っています。
 そんな訳で一先ず明日の準備が整いました。

2008年3月28日金曜日

グレィドライダーベタ塗+バトルキャンペーン「トゥル・サーナの影」

 3月30日(日)の「練馬ミニチュアゲームの会」定例会に向けてグレィドライダーのペイントを進めていますが、とりあえずベタ塗まで行きました。↓
 肌色の部分は後で塗り込むのはかえって難しそうなので、Scorched Brown→Tanned Flesh→Dwarf Flesh→Elf Fleshで仕上げ、馬や装束の黒い部分は黒いベースの上にChaos Black+Codex Grayを塗っています。
 それから馬の飾りにはDarkAngels Green、ライダーのブーツや篭手はScorched Brownを塗りました。
 とは言えそもそも今回のカラースキームが黒を基調に考えているので、ベタ塗りが終わった時点でもあまり変わった印象が有りませんね。
 先日は書きませんでしたが、頭部のパーツはミュージシャンを除いてグレィドガードのボックスセットに入っているスカウト用のフードを被ったパーツを使用しています。

 こんな具合で明日の土曜日もペイントすれば凡そ仕上げられそうなのですが、昨日になって以前から予告されていたバトルキャンペーン「トゥル・サーナの影」の具体的なスケジュールが発表されました。
 どうも明日の3.29(土)からスタートの様です。
 早速初日の29日から「大結び」(HC神保町)と「レイク原生林」(HC中野)にて「大合戦」が有ります。
 去年の「ネメシスの冠」も盛り上がりましたし、樹海の戦士の庭でもある森林を守る為にも是非参加したい所なのですが、急な話なので行けるかどうか定かではありません。
 アーミーブック翻訳作業等でスタッフが多忙を極めているのは良くわかるのですが、もうちょっと余裕をもってアナウンスをして欲しいところです。

 とりあえず明日の「大合戦」への参戦は定かでは有りませんが、明後日の練馬はオープンロケーションと言うことになるので死力を尽くして戦おうと思っています。
 それから去年の9月からストップしていたウッドエルフアーミーのユニット紹介「樹海の戦士」を再開したいと思います。
 ネメシス終了後はスペースマリーンやオーク&ゴブリン、Lotrの製作等でしばらくウッドエルフを離れていた為、勘が働かないうちは照会文を書いても良い者にならないと思い執筆を控えていましたが、キャンペーンが始まるのに対応して、まだまだ紹介していないユニットについて記憶と勘を呼び返しつつ書いていきたいと思います。

2008年3月26日水曜日

日曜日の準備

 LotrGTも終わったのですが、息つく間も無く今度は3.30(日)に迫った「練馬ミニチュアゲームの会」
http://sentui.com:8080/NerimaMini/
の定例会に向けての準備をしています。
 先ずはスペースマリーンを始める我がバトルブラザーズである月光さんと共に私も今まで製作していなかったチャプレインと最早3ユニット目になりますが、装備違いのスカウトスカッドをペイントする為の下拵えをしています。↓
 このスカッドはとりあえず会場でペイントをするつもりなので、この後ベースの縁だけを塗ってもって行く予定です。

 そしてもう一つ重要なのは、来月に神戸に帰ってしまうノリホテプことNoriさんと約束したFB2000ptsバトルです。
 勿論今更2000ptsアーミーを編成するのに不足するミニチュアは無いのですが、先日のイヴェリオンと同じく去年のバトルキャンペーン「ネメシスの冠」で転戦に次ぐ転戦でちょっとくたびれてしまったグレィドライダーを増産も兼ねてもう1ユニット新調する事にしました。↓
 今までエルフのミニチュアは殆ど白ベースでペイントしていたのですが、今回は馬も乗り手の装束も黒くするつもりなので、黒ベースでペイントする事にしました。
 土曜までに完成できると良いのですが…

2008年3月24日月曜日

08.3.23ロード・オブ・ザ・リングGT決勝

 昨日の3.23(日)は、待ちに待ったLotrGT決勝戦に行ってきました。
 試合の様子の前に、今まで公開出来なかった善悪両アーミーの編成を公開したいと思います。

***
 先ずはローハン第一の軍団長エオメルと旅の仲間の一人レゴラスが率いるローハン+ロスロリエン混成の「ヘルム峡谷の戦士達」です。↓


 編成の内容は上記の通りです。
 Lotrの師匠でもあるSinさんの受け売りですが、通常編成する場合は騎兵を25%程度編入するようにしています。
 シナリオ1、3のような突破系のシナリオの場合一定数の騎兵が入っていないと相手の編成によっては手詰まりになってしまう為です。
 今回はトロルやナズグルと言った「怯え」を持つ敵に対応可能にする為、スペシャルルールにより勇気判定をキャンセル出来るローハンの近衛兵を2騎編入しています。
 更にもう一人のヒーローであるレゴラスも騎乗しているので、やや騎兵が多目の編成になっています。
 また、アーミー編成上弓/石弓装備の兵は33%以下に抑えなくてはならないので、射撃の質をアップさせる為に弓兵は全てエルフが担っていると共に、ローハンの全ての騎兵と4人の歩兵には投槍を持たせています。(投槍も近距離ながら射撃が可能ですが33%規定に含まれません)
 またレゴラスは騎乗している為に、ヒロイックアクションが使い易くなっている事と、視点が高くなっている為に得意の射撃を生かし易くなっています。

***
 続いてはシャルクとウルク=ハイの隊長ギルグル(名前は勝手に付けました)率いる「アイゼンガルドの軍勢」です。↓




 こちらもシャルクを含めて6騎の騎兵を擁しています。
 狼乗りは(戦)値は3(3は人間、オークの平均的な数値です)止まりですが、ダメージロールでワーグの攻を使えるのでパンチ力は中々期待できます。
 射撃を担うウルク=ハイの石弓兵は33%を下回る5人ですが、こちらは射撃をする為には移動出来なくなるので、若干少なめにしました。
 それから槍兵は(戦)(攻)共に前衛の兵の数値になるので、ウルク=ハイを使うよりも兵数を確保する為にオークの槍兵で員数あわせをしています。
 またオークの内1人には軍旗を持たせています。(オークの軍旗はウルク=ハイに比べて5点程安くなります)
 狼乗りの衝撃力とウルク=ハイとオークによる強固なスクラムによる圧力を期待した編成です。
 またウルク=ハイの隊長についてですが、本当は(武勇)の高いラーツにしたかったのですが、(防)が余りにも低い為にシナリオ3で、狙撃で簡単に落とされてしまう恐れがあったので、(防)を7まで上げられる無名の隊長を選びました。

***
 続いてはいよいよバトルの様子です。
 決勝戦はシナリオ3「追い詰めた!」を善悪夫々で計2回試合を行います。
**第1試合
 緒戦の相手はOさん(何処の予選からの出場かは聞きそびれてしまいました)のローハン軍を相手にしてのバトルです。
 このシナリオでは「邪悪なる勢力」はアーミーを2つに分けて相手方がどちらか一方をチョイスして、そのグループ内で最も編成ポイントが高い兵がテーブル中心の「邪悪なる勢力」側初期配置エリアから盤外に脱出すれば「邪悪なる勢力」側の勝利となります。(詳細はGWJ公式サイトの「シナリオ集」を参照してください)
 つまり選択されなかったグループはゲームでは使用しない事になります。
 今回Oさんの陣容は徒歩のレゴラス、ギムリ、エオウィンの3人のヒーローに徒歩のローハンの戦士と言う事で騎兵がいないので、こちらは兵種を分散するよりもファイティングスタイルをはっきりさせたグループ分けをする事にしました。
 グループ分けは以下の通りです。
*グループ1
 ・シャルク
 ・ウルク=ハイの狂戦士×2
 ・ウルク=ハイの戦士(石弓装備)×5
 ・狼乗り×5
 石弓で敵陣に穴を開け、騎兵の突破力で一気に抜ける狙いのグループです。
*グループ2
 ・ギルグル
 ・ウルク=ハイの戦士(盾装備)×4
 ・ウルク=ハイの戦士(長槍装備)×3
 ・オークの戦士(軍旗装備)
 ・オークの戦士(槍装備)×5
 こちらはスクラムで敵を押し切る編成です。
 と言う形にグループ分割し、Oさんはグループ2を選択しました。
 初期配置は「邪悪なる勢力」が先で順当に戦場中央に隊長を中心にして密集体系を形成しました。
 これに対して「善なる勢力」はギムリ、レゴラスそれぞれが率いる少なめのグループと、エオウィン率いる多めのグループで3角型に包囲する陣形になりました。
 レゴラスの弓から逃れるのは無理として、足の遅いギムリからは全力で遠ざかって行けばがっちりブロックされない限り追いつけないと踏んだので、エオウィンのグループ目指して進軍して行きました。
 1、2ターンかけて進軍していきますが、ローハンの弓兵からの射撃の出目が思いの他激しく、エオウィングループにたどり着いた時にはスクラムがかなり歯欠け状態になってしまいました。
 ここまで来て3ターン目は運良く先攻を取れたので、エオゥイングループに突撃をかけて盤外までの距離を詰めつつ、敵の射撃を(レゴラスを除き)シャットアウトしました。
 ここでギルグルと戦う兵が1人だけで、尚且つ後に長槍兵を2人背負っていたので、ここでヒロイックアクション「接近戦」を宣言し、盤面端までの距離を一気に詰めて続くターンで先手を取って一気に抜ける賭けに出ました。(周りの兵が追いついて来ず、孤立するリスクを負っています)
 接近戦は首尾よくローハンの戦士を屠り、一気に前進しました。
 そして4ターン目は先手を敵方に取られたので、ギルグルの最後の(武勇)を使ってのヒロイックアクション「移動」を宣言したところ、当然ながらエオウィンも「移動」を宣言し、確立半々の「善悪ロール」に賭ける事になりましたが、運良く3が出てギルグルが脱出して「大勝利」を得ました。

 昼食休憩を挟んで2試合目です。
**2試合目
 最終戦の相手は町田のB2F予選から出場のOさんのサルマン率いるアイゼンガルド勢です。(前戦のOさんとは別の方です(Oさんのミニチュアは非常に綺麗なペイントをされています。)
 敵方はサルマンを擁している為かなりの少数です。
 Oさんのグループ分けはサルマンを含めた8人のグループと、ウルク=ハイの隊長率いる12人程度のグループでした。
 8人のグループは比較的楽にブロック出来るかと思いましたが、魔法使いは戦ったことも使ったことも無く、その真価が判らないのと、パランティアによる1回限り先手を取れるスペシャルルールが曲者だと感じたので、安全策をとって隊長率いる多目のグループの方を選択しました。
 そしてOさんの初期配置ですが、やや分散気味で片方に寄せた配置でした。
 幸い向こうには騎兵がいないので寄せた反対側には配置せず、寄せた側にレゴラスとエルフ弓兵を中心とした歩兵隊、一方にはエオメル率いる騎兵隊、もう一方には残りの騎兵と投槍歩兵を配置しました。
 Oさんは歩兵側を避けてエオメル側に進軍してくる形になったので、エオメル側に寄せていたエルフ剣士を間にある森を通過して増援に向かわせます。(思わぬところでエルフの「森の住人」のスペシャルルールが役に立ちました)
 1ターン目は射撃を浴びせ(あまり効果は上がりませんでしたが)早速2ターン目からエオメル率いる騎兵隊を突撃させました。
 幸い敵方には槍兵が居なかったので、ウルク=ハイに(戦)が劣っているローハンの騎士も騎兵の突撃ボーナスを得て互角以上の戦果を上げていきました。
 そして3、4ターンに渡る戦いで、遂にウルク=ハイの隊長を突撃時の投槍で討ち取り「大勝利」を得ました。

***
 そして表彰式になり、2戦とも「大勝利」を得た私が優勝を頂きました。(2戦とも大勝利は私だけのようでした)
 今回の優勝賞品は、「旅の仲間」9人を乗せられる「バーリンの墓所」ベースです。↓
 それぞれの穴には名前が彫刻されており、そのポジションを示します。
 そして裏面↓

 実は去年のビギナーズ・トーナメントの優勝賞品も同じ物なので2枚目になります。
 そろそろ「旅の仲間」9人をペイントしようかと思っています。

 今回のGTは制作期間も比較的長めに取ることが出来、割と準備万端で臨めた感じがします。
 それから去年のBTの時と違って出場者以外にもLotrに興味を持ってくれた方が増えて来たので、今後も盛り上げてLotrのプレイヤーが増えてくれれば良いなぁと思っています。

 最後に、今回予選、決勝を一緒に戦ってくれた出場者のみなさん、それから遊んでる私の為に命を張って戦ってくれたミニチュアに感謝します。

 本当に有難うございました!

2008年3月22日土曜日

バトルブラザーバッジ+だらだらとモデリング

 LotrGTの予選も終わり、しばらくはさしたる話題も無かったのでこの所更新をしていませんでしたが、何となく手だけは動かしてだらだらとミニチュアの製作を進めていました。

 まずは予選の時に狼乗りのミニチュアの片手持ち武器を破損してしまったのですが、ただ修理するよりも完成ミニチュアを増やそうと思い、新しくもう一体ペイントする事にしました。↓
 元々このモデルは弓持ちなのですが、そもそもオークは射撃が不得意なので投槍でもなければ利用価値が低そうなので弓を切り飛ばして折れてしまったウルク=ハイの剣を接着してみました。
 それから盾ですが、今回は薄手のプラ板の上にグリーンスタッフを盛り付けて獣皮を縫い合わせたようなディテールを刻み付けてみたら中々良い具合になりました。
 「邪悪なる勢力」の盾は造りが粗雑な感じの物が多いので他でも応用出来そうです。
 ペイントの方は、今まで塗ったオークを全てCatachan Greenで塗っていたのですが、劇中には赤茶色や灰色と言った肌のバリエーションが有るので、今回はDark Fleshを基調にして塗って見ました。

 それから去年の夏に行った「四人の王」で活躍した龍騎将軍イヴェリオンも細かいところがあちこち破損して来ていたので、今回は単なる修理だけでなく、以前から気になっていた箇所も思い切って修正し、リニューアルする事にしました。↓

 主な修正箇所は、
1.角が華奢で折れやすい為、新しい物に交換
2.腰が細く弱々しいのでボリュームアップ+以前作ったスケールメイルのディテールを全面作り直し
3.左右の脚のバランスが悪いので、右足延長+ディテール追加
と言った具合です。
 1.の角はおなじみビーストハードから頂いてきた物で、以前は鹿角風に繋ぎ合せていましたが、ケースから出し入れする度に何処か破損していたので、今回はあまり細かい加工をせずに接着しました。
 2.の鎧はドラゴンの鱗を作ったお陰でかなりこう言ったディテールになれた様で、以前に比べてかなりカッチリした感じに出来ました。
 3.は無理に脚のポジションを替えると今度はドラゴンへの取り付けが狂ってくるのでちょっと悩んだのですが、どうしても納得行かなかったので、ブーツの天辺で一旦切り離して1㎜プラ板を挟み込んで見ました。
 取り付けの問題はドラゴン側で調整しようかと思っています。

 それから今日は、先週連絡を受けていたバトルブラザーズ
http://jp.games-workshop.com/events/battlebrothers/2nd/default.htm
のバッジを受け取りにHC池袋に行ったところ、丁度バトルブラザーの月光さん
http://gekkou75.blog12.fc2.com/
がマリーン500ptsでティラニッドを相手どって初陣に臨んでいました。
 当初月光さんは射撃中心でアーミーを組んで行きたいとの事でしたが、ゲームを見るとアサルトスカッドで積極的に前に出て行く戦い方で、実は接近戦に好みが移ったかな?と思いました。
 ルールのサポートをしながら試合を観戦しつつ大友店長からバトルブラザーズのバッジを受け取りました。↓
 明日はいよいよLotrGT決勝です。

2008年3月17日月曜日

08.3.16さいたまミニチュアデイズ

 昨日は予定通り浦和で行われた「さいたまミニチュアデイズ」
http://zuya.info/
に言って来ました。
 今回はかねこさんがLotrのマイアーミーを持ってくると言うことと、私と同じくLotr決勝出場を果たしたSinさんとスパーリングをする約束をしていたのでLotrの準備だけをしていきました。(前日がGT予選で準備が完全に出来なかった事もありますが)

 開場について参加者も続々と到着し、テーブル配置を済ませてからマイアーミーを用意してきたかねこさんとの250ptsバトルです。
 かねこさんのマイアーミーはドゥルブルズ率いるモリアゴブリンアーミーです。
 ダイスロールでシナリオ選択をした所4番の「決戦!」になりました。↓
 足の遅いゴブリン達を俊足を誇るローハンの騎士でアウトレンジから突撃して蹂躙してやろうと思い、途中までは作戦通りに進んでゴブリンを半壊に追い込んだのですが、お互いの武勇も使い切った所で主導権が取れなくなりました。
 逆に勇気テストでゴブリンが退散するのに望みをかけたのですが、ここでドゥルブルズの「ひるむな!」が功を奏し、今度は逆にトロルの圧力もあいまって逆にピンチに陥りますが歩兵たちの粘りのお陰で何とかギリギリ勝利を収めました。

 1戦おえて丁度昼になり、今回は人数も多目なのでいつもとは違う蕎麦屋で天ざるを喰うことにしました。
 食事をとりながら色々と会話しましたが、今回初めてSMDsにいらした木島さんはビギナーながらすでにマリーン3000ptsを製作していると言う猛者のようです。
 いずれ私もハイヴフリート「ギドラ」かレイヴンガードで合い見える事になりそうです。
 食事を終えてからはしばらくは他のテーブルの見物を決め込むことにしました。
 しばらくして曖昧に結成したチーム「ドラゴンズクラブ」の僚友usiさんとのLotr250ptsでのシナリオ4「決戦!」が始まりました。
 かねこさんは先程のバトルの成果も有って槍ゴブリンを利用しての強固なスクラムを組んでusiさんのゴンドール軍に強力に押し込みを掛けて行きました。
 usiさんも形成を立て直しつつ善戦しましたが、ついにかねこさんが勝利を得ました。
 かねこさんもコツを掴んできた様なので次に戦う時はやばいかもしれません。

 そして卓も開いたので、Sinさんと400ptsでシナリオ1「救援隊」を行うことにしました。↓
 今回はこちらのローハン+ロスロリエン連合に対してSinさんはハラド+アイゼンガルドの連合軍でスラダーンの他に「陰」をヒーローに迎えたやや実験的な編成です。
 Sinさん側の騎兵が両翼に分散したので、こちらは突破の主力となるエオメルを含めた騎兵を右翼に集中してエルフの射撃で援護をしながら一点突破を狙う作戦にしました。
 戦場中央の「陰」が到着する前になんとかスラダーン率いる蛇の乗り手とマフードの乗り手達を一点突破するべく一気に距離を詰めました。
 次の主導権をどちらがとろうとお互いがヒロイックアクション「移動」を使う様な状況になり、何とか「善悪ロール」で勝って騎兵達に突っ込みチャンス判定も優勢だったのですが、ダメージを与えられず、膠着してしまいました。
 やがて「陰」も追いつきジリ貧になり、遂に騎兵がエオメルも含めて全滅してしまいました。(やはりラクダ騎兵の衝撃力が中々強力です)
 あわや負け確定かと思いましたが、逆に中央部をジリジリ前進していたハルディア率いるエルフ達に突破のチャンスが回ってきました。
 さいわいスラダーンは武勇を使い切り、厄介な「陰」には元々武勇が無い為、ハルディアの「移動」が功を奏して何とか突破を達成し、辛くも勝利を得ました。
 ヒーローが2人になるとまた違った面白さが出てくるのがLotrの魅力です。

 ゲームが終わると近くの居酒屋で今回を最後に神戸に変えられるNoriさんの送別会を行う事になりました。
 出来ればNoriさんが旅立つ前に一勝負したかったと思っていたところ、月末の「練馬ミニチュアゲームの会」
http://sentui.com:8080/NerimaMini/
には参加出来るとの事なので、そこで最後にFB2000ptsバトルをする約束をしました。
 今から作戦を練らねばと思っています。

2008年3月15日土曜日

08.3.15ロード・オブ・ザ・リングGT神保町予選

 いよいよLotrGTの予選の日がやってきました。
 例によって開始時間に少し余裕を持って会場に到着しましたが、まだHC神保町はシャッターが閉まっている状況だったので、その合間を利用して母への誕生日のプレゼントを買い求めてから再び会場に舞い戻りました。
 程なく開場してウォーミングアップから第一試合が始まりました。
 今回はシナリオ2「占領し守りとおせ!」(詳細はGWJホームページの戦闘シナリオPDFを参照
http://jp.games-workshop.com/resources/lotr/supportpdfs.htm)
を善悪入れ替わって行います。

 まず最初は先週の400ptsトーナメントで手合わせした学生プレイヤーY君の「善なる勢力」が相手にこちらはウルク=ハイを中心にしたアイゼンガルドの軍勢で対戦です。
 幸い早めのターンに機動力の要になる狼乗りが出現判定で出揃ってくれたので一目散に戦場中央めがけて殺到しました。
 今試合は先攻ロールもこちら側に有利に働いたので、石弓兵で厄介そうな森エルフの弓兵を狙撃したところ、かなり良い出目で弓兵を掃討できました。
 敵方もかなり出現が順調で、弓手を除くゴンドリアンの歩兵が重厚なスクラムで戦場中心に押し込んで来ましたが、敵が到達する前に何とか狼乗りで一先ず中央の占拠に成功しました。
 その後占領役を歩兵に譲りつつ狼乗り達が敵陣に切り込み、勝つ事は難しくとも敵のスクラムを止めて行きます。
 厄介なのが敵のヒーローであるギムリです。
 とにかく喧嘩性能ではボロミアやアラゴルンにも引けをとらない強力なヒーローなので、1ターンに一人を犠牲にする覚悟でウルク=ハイの戦士をぶつけてみた所、以外に粘ってくれました。
 そんな形で敵軍を足止めしている内に(防)が低い森エルフを射撃で打ち減らした事も有って敵軍の兵を半減させる事に成功し、中央を確保したまま終了ロールを振った所、今回はいきなり1が出て、緒戦を大勝利で飾ることに成功しました。

 と言うわけで1試合目を終えた所で昼食をとって第2試合です。(このあたりはラーメン屋等も多いので落ち着いた時に改めて食事をしたい所ですが、今回は立ち食いそば屋でゲン担ぎも兼ねてカツ丼で済ませました)
 2試合目は兼ねてよりのライバルである小学生プレイヤーJ君(かれも4月から中学生になるそうです)のモリアゴブリン勢に対して、ローハン+ロスロリエンのヘルム峡谷編成でのバトルです。
 今回はこちらのヒーローが序盤に出損ねたものの、J君のヒーローはそれ以上に出遅れてしまいややこちら有利で試合が推移していきました。
 とにかくモリア勢は数が多いので射撃で減らして行きたかったのですが、出目が振るわず中々数が減らせないまま乱戦モードに突入しました。
 幸いチャンス判定は出目が比較的良く、上手く相手の足を止めている間に騎兵達で中央を確保して、次第に追いついた歩兵に場所を譲って敵の掃討に乗り出していきました。
 (戦)の差も有って接近戦では順当に相手を討ち減らして行き、敵陣が半減した所で今度も終了判定でいきなり1が出て早々に終了し、大勝利を得ました。

 と言うわけで2戦とも大勝利を飾って決勝進出を果たしました。
 それから参加者限定アイテムの「ムーマク使いの族長」も購入しました。↓ ムーマクには是非追加したいヒーローです。
 これを入手したからにはムーマクも欲しくなってきました。(はしもと会長の分も購入しましたよ) 
 これで予選突破を果たしたので、来週の決勝に向けてミニチュアのリタッチを進めていくつもりです。

 明日はスパーリングも兼ねて、Lotrのミニチュアを持参して「さいたまミニチュアデイズ」
http://zuya.info/
にお邪魔するつもりです。

2008年3月14日金曜日

Lotr GT予選の準備

 この所着々と準備を進めていたLotrGTの予選がいよいよ明日に迫りました。
 この数日間はミニチュアのペイントのリタッチや、ベースデコレートに時間を費やしていました。
 今回は例によって地面まで作っておいたベースにスタティックグラスを接着していきましたが、この作業をやっている内に発売された(3.13)模型雑誌アーマーモデリングの今月号に、ダイオラマ製作に置ける植物の作り方の特集が組まれていました。
 今回はそんな余裕は有りませんでしたが、かなり詳細に解説されているので今度是非応用してみたいと思います。
 とにかくそんな感じで手を入れて完成させた我が軍団はこんな具合です。↓
善なる勢力
邪悪なる勢力
 実際にこのミニチュアを全て投入すると、到底400ptsには収まらないので、この中から必要な兵をチョイスして使用する事になります。
 とりあえず出撃前の集合写真を撮影して明日の試合での武運を祈りたい所です。

2008年3月10日月曜日

08.03.09ロード・オブ・ザ・リング400ポイントトーナメント

 昨日は先日の日記に書いたとおり、HC神保町にて行われたLotr400ptsトーナメントに出場してきました。
 ほぼ開店と同時にHCに到着すると、去年のビギナーズトーナメントの時にも対戦した
http://snothim.blogspot.com/2007/06/610lotr.html
ライバルの最強小学生J君も来場していました。
 彼も神保町の予選にエントリーしているそうです。
 HCのスタッフによると今回は私達も含めて4人のエントリーと言うことですが、4人目が少し遅れるとの事なのでスタッフの土屋さんに代打に立って頂いて、トーナメント開始となりました。
 今回はシナリオ2「占領し、守りとおせ!」、シナリオ3「追い詰めた!」、シナリオ4「決戦!」を1試合づつ行うことになっています。(勝利条件が必ずしも同等ではないのですが、GTの練習的な意味と片方の勢力しか持っていない人でも参加出来るようにする為の措置の様です)

 まず第一試合はHCスタッフの土屋さんのエルロヒアとエルラダンの双子が率いる裂け谷のエルフ達を相手に私のアイゼンガルドの軍勢とで、シナリオ2「占領し、守りとおせ!」です。
 エルフ達は双子も含めて全員が歩兵で編成されていたのに対し、こちらには狼乗りが居るにも関わらず兵数はこちらが相手に対して凡そ1.5倍程度の兵員を擁していました。
 軍旗が編入されている事も有りますが、やはりエルフはコストが高いようです。
 このシナリオは各兵がダイスロールによってランダムに盤上に到着するルールで、最初のターンはお互い半分近くの兵が戦場に到着できませんでした。(期待値では1/3が到着出来ないので、ややスロースタートでしょうか)
 幸いこちらの狼乗りは殆どが到着したので、その脚力を生かしていち早く勝利条件となる中央ポイントに急行しました。
 一方期待していた石弓兵は到着が遅れ、その間にエルフの弓兵によって馬鹿に出来ないダメージを受けてしまいました。
 エルフ側は軍旗を中心にスクラムを組んで弓を撃ちながらゆっくり進んでくるので、ここはまずなりふり構わず中央を確保し、(防)の弱い兵を前面に出して終了条件を達成する「負けて勝つ」作戦に出ることにしました。
 幸か不幸か早めのターンでこちらの兵が半分を割り、終了条件を満たしたのですが、終了判定の出目が中々出ず、その間にエルフのスクラムがかなり迫って来て大ダメージを受けてしまいます。
 あわや逆転かと言う所で、3回目にしてようやく終了判定がでて大勝利を得ました。(終了判定の出目は1、2で終了なので一応期待値なのですが)

 二試合目はライバルのJ君の「邪悪なる勢力」(GTを控えているので陣容は書かない様にします)を相手にして、シナリオ3「追い詰めた!」です。
 J君は多め、少なめの2グループに分けたので、小数グループの方を選ぶ事にしました。
 ローハンの騎兵とエルフの弓兵で敵を取り囲んでスタートです。
 序盤に射撃で数を減らすとターゲットを狙撃するスペースが開いたので、出来る限り射撃を集中すると1ダメージを与える事が出来ました。
 その後騎兵の突撃で数を減らす事に成功したので、エルフ達でターゲットを捕捉して接近戦で討ち取り、首尾よく大勝利を収めました。

 三試合目は高校生のプレイヤーY君の「邪悪なる勢力」を相手にしてのシナリオ4「決戦!」です。
 今回も接敵前に射撃を仕掛けた所、出目が爆発して面倒そうな兵を早々に討ち取る事が出来ました。
 上手く敵陣の密度が下がったので、騎兵の突撃で少しづつ敵を削っていきました。
 遂に敵軍の兵が半分を切って勇気テストが始まり、遂に終了条件に達して大勝利を得ました。
 ちょっと出目が極端だった様な気がします。

 と言うわけで今回は3試合とも大勝利を得て優勝することが出来ました。
 HC神保町から優勝賞品としてビルボ・バギンズ氏を頂きました。↓ 購入していなかったモデルだったので非常に良い賞品となりました。
 実は今回が400pts初試合だったのですが、3試合こなしたお陰である程度感じが掴めて来ました。
 今週末の予選で上手く動ければいいのですが…

2008年3月8日土曜日

バトルブラザーズ

 とりあえずLotrミニチュアの製作は一段落したのですが、なんだか惰性でミニチュアの製作が続いています。
 こういう時は意外と良い物が出来たりする物なので慣性に任せて手を動かしています。
 シャルクと騎乗アラゴルンが欲しくて購入した「ワーグの攻撃」ボックスセットに入っていた投槍装備の狼乗りを改造して軍旗持ちを作っています。↓ 投槍にオークの軍旗持ちと同様なフレームを作ってみました。
 銅線を瞬着で接着した後極細(.018くらい?)を巻きつけて補強しています。
 デザイン上こういう補強を受け付ける形ですが、今後はハンダ付けを習得してみようかと企んでいます。
 今度これに延ばしたグリーンスタッフを貼り付けてやろうと思っています。

 ところで今日は、この間の「練馬ミニチュアゲームの会」
http://sentui.com:8080/NerimaMini/
の定例会に来て頂いた月光さん(URLはこちら)
http://gekkou75.blog12.fc2.com/
が製作を始めたスペースマリーンの編成を検討中との事だったので、HC池袋で待合せて今後購入するミニチュア等について相談することにしました。
 店に着いてしばらく商品を物色していると月光さんが到着しました。
 早速編成についての相談を行いましたが、各種データが実際のゲームの中でどのように生きてくるのかを把握して見たいという事なので、店のミニチュアをお借りしてテストプレイをしてみる事になりました。
 幸い今回はチームメイトのSinさん、はしもと会長、あっきいさんが来店しており、(何故か勢揃いです)チャートの確認やゲーム進行等、いろいろサポートしてくれました。
 月光さんもかなり感覚的に掴めて来たという事で、良い感触だったようです。
 テストプレイを終えて、はしもとさんの薦めもあって第2期バトルブラザーズに登録することにしました。(正式な開始は3.15からですが)

 と言うことで40kでバトルブラザーズに登録したことも有ったので、自分も久しぶりにマリーンを拡張する事にしました。
 丁度先日圭さんのブログ
http://orange.ap.teacup.com/kei16/
でも話題が出ていたスカウトをもう1スカッド編成することにして、スカウト10人分と更にパワーフィストを装備する為にアサルトスカッドも購入してきました。↓
 「緑の脅威」が終了してから拡張を始める所がむしろ肝かな?と思いました。

 明日は神保町のLotr400ptsトーナメントに出撃する予定です。

2008年3月5日水曜日

スパート

 そろそろ予選の日程が近づいてきたのですが、どうもスパーリングが思うように出来ずに困っていた所、3.09(日)にHC神保町でLotr400ポイントトーナメントが行われる様なので、スパーリングを兼ねて出撃してみようと思っています。
 そんな訳で間に合わせるべくミニチュア製作にスパートをかけて行きます。
 今回はローハンの戦士と近衛兵↓ と狼乗りの首領シャルクです。↓
 この間のローハンの戦士を塗った時はほぼベタ塗りで済ませましたが、ちょっと時間が有りそうだったので近衛兵の馬や鎧などをもう少し手を掛けて塗ってみました。
 それからシャルクの方も少しでも生存率を上げるべく盾を持たせています。
 ちょっと悩んだのがシャルクの肌の色で、おそらく撮影の条件の為だと思いますが資料によって色が結構違っています。
 幾つかの資料を見合わせてアップの写真を参考にする事にしました。
 基本的に濃い肌色に所々黒ずんだ斑が散っていて単純な色で表現するのは難しいのですが、とりあえず
Scorched Brown→Tanned Fleshをわざとムラつけてペイントし、ハイライトとしてDwarf Fleshを入れてみました。
 元が元なので仕方ないのですが、どうも地味な印象が拭えません。
 これで今考えている編成が大体出来るようになりました。

2008年3月3日月曜日

08.3.2BLACK BEARD BANDITS

 昨日はHC池袋で行われたBLACK BEARD BANDITS
http://black.ap.teacup.com/higeoyaji/
の定例会に参加してきました。
 今回は天さんコウタロウ君の親子、最近ぼんやりと結成したドラゴンズクラブの盟友usiさん(会員は今の所私とusiさんだけです)、最近一部でNoriホテプと噂されるNoriさん(ただし今回はO&G)、タムさん、灰色猫さんと言った顔ぶれです。
 私は例によってO&Gアーミー”石の手”族1000ptsを持参してきたので早速天さんのドワーフとバトルをする事にしました。↓
 こちらの編成はオーク・ボゥイとグレイハンズ(ブラックオーク)を主力とした歩兵中心の編成に対し、天さんのドワーフはウォリアーとロングベアードにボルトスロアー2門にオルガンガン1門とウォーマシンが充実しており2門のボルトにはそれぞれマスターエンジニアが合流しており、射撃をくぐり抜けられないと苦戦は必至のようです。
 バトルは予想通り序盤にルーンを刻んで(攻)を強化したボルトでボアチャリオットが1発撃破され、オークがボルトで削られていきます。
 こちらも初めてスピアチャッカを2門編入してみたのですが、ヒットロールが悪いのは仕方が無いとして、命中弾も出目が振るわずゲームを通じて1人しか討ち取れませんでした。
 オルケァス(ブラックオーク・ビッグボス)率いるボゥイズはウォリアーに突撃して撃破に成功しましたが、結局続くターンに集中砲火を受けてオルケァス諸共全滅してしまいました。
 一方グレイハンズはロングベアードと接近戦に入りましたが、こちらも出目が振るわず殆どダメージを入れることが出来ず、反撃で潰されてしまい、結局敗北を喫してしまいました。
 正直1000ptsでこの編成にはマジックが決まらないと勝ち目が無さそうです。(今回ゴルカお婆のスペルはあまり影響力が強い物が取れませんでした)
 今度はゴブリンシャーマンも導入してみようかと思いました。

 続いて今度はコウタロウ君のリザードマン1000ptsとのバトルです。
 私の方は先程の編成と同じで、それに対してコウタロウ君の編成はザウルスを中心としてコールドワンライダー、スキンク等で編成されています。
 バトルの方はこちらから見て左翼でスパイダーライダーとスキンクがけん制しあい中央ではグレイハンズとボゥイがザウルスと対峙し、右翼ではボアチャリオットとコールドワンライダーが激突しました。
 チャリオットでコールド1には太刀打ちできないと思っていたので2~3体を倒して逃げられれば良いと思っていましたが、あいにくダメージが通らず1体を仕留めるに留まりそのまま敗走+復帰に失敗して早々に盤外に消えてしまいました。
 右翼が手隙になってしまいそうなのでボゥイズに「隊列再編」させて迎え撃つ構えをとりましたが、ゴルカお婆(オーク・シャーマン)の「ゴルクの出征路」が決まってコールド1を全滅させ、右翼を抑えられました。
 中央部ではグレイハンズがスキンクとザウルスとの同時突撃を受けましたが、幸い距離が足らずにザウルスの突撃が失敗し、先にスキンクだけを撃破して続くターンにザウルスに突撃に成功し、一気に討ち取る事に成功し、勝利を収めました。
 振り返ってみるとマジックが大きな勝負の分かれ目になったようで、ディスペルの駆け引きを覚えればコウタロウ君はもう一回り強くなりそうだと感じました。

 その後イベントを終えてからファミレスにて食事を摂りながらNoriさんとO&Gの編成論になり、ウォーマシンの使い方で意見が分かれたのでそれぞれ使ってみて比較検討してみようという事になりました。
 ウッドエルフだとこう言う話にはなり難いので、新しいアーミーも面白いものだと思いました。

2008年3月1日土曜日

ローハンの乗り手達+聖戦士ダンバイン

 ここの所残業続きであまり作業が進んでいなかったのですが、GT予選の日程も近づいて来たので今日はビデオ屋で借りてきた「聖戦士ダンバイン」のDVDを観ながらローハンの乗り手達のペイントをしました。↓
 「聖戦士ダンバイン」は1983年~1984年にかけて放送されたアニメーションで以前に紹介した「戦闘メカザブングル」の後番組に当たる物で、ザブングルに続いて富野由悠季さんが原作・総監督を勤めています。
 現実の世界(作中では「地上界」と表現されます)と平行して存在するバイストンウェルと呼ばれる「剣と魔法」の異世界を舞台にした(時としてバイストンウェルと地上界とを行き来して)戦乱を描いた作品で、地上のロボット工学とバイストンウェルに存在する怪獣の肉体を材料にして作られた「オーラバトラー」と呼ばれる6~7m程のロボット兵器が活躍します。
 このオーラバトラーと言う機械は生物を材料にしている為に複雑な3次曲面で構成された極めて独特なデザインで(主役のダンバインは「勇者ライディーン」等をデザインした宮武一貴さんによるものです)、背中に有る虫の様な4枚の翅で自在に空を飛んで剣を使った空中戦を展開します。
 この空中戦はダイナミックかつスピード感にあふれており、数あるロボットアニメの戦闘シーンでもかなりのお気に入りです。

 実はドラゴンなどの大型飛行モンスターを製作している時には大抵の場合、頭の中にダンバインのBGMが鳴り響いています。

 ミニチュアの方ですが、BTの時とは違って投槍を積極的に使ってみたいと思ったので、投槍装備の乗り手を作ってみました。
 手前は乗り手の徒歩モデルとして製作していますが、エルフだけでは兵の数が限られてくるので通常の歩兵としても編入しようかと考えています。
 今回は乗り手、戦士共にベタ塗で抑えていますが、よく出来ているモデルなので暇があったらもうちょっと塗りこんで行きたいところです。