ゴールデンウィーク休暇を利用して4月30日から5月2日まで奈良に旅行に行ってきました。
普通東京に住んでいると中学か高校の修学旅行で奈良には1度か2度くらい訪れるものなんですが、僕の年だけ旅行先が変わったりしてなぜか今まで行った事が有りませんでした。
どうも自分で行かないと死ぬまで機会が無さそうなので、今回行く事にした次第です。
という訳で、4月30日の8時頃に家を出て、渋滞に捕まりつつも16時過ぎには天理市の宿に着きました。
その日はダラダラ時間を潰し、翌日9時前に宿を出て、先ずは大仏が有名な東大寺に向かいました。
車を走らせると程なく奈良公園に到着し、鹿がうろつく公園を抜けて東大寺の正面口の南大門に付きました。↓
鹿せんべいを買おうかとも思いましたが、何もしなくても鞄に鼻面を突っ込んでくるのでほうっておく事にしました。
そして門の前まで来ました。↓
門の両脇には巨大な金剛力士像が内臓されていますが、その力士像が小さく見えるほどの巨大な山門です。
そしてその金剛力士像阿形(あぎょう)↓
そして吽形(うんぎょう)↓
鎌倉時代に作られた像で、まだ解剖学なども無く人体の構造が大系的に理解されていなかった頃の物ですが、非常に生き生きした迫力ある造型でした。
そして東大寺のメインともいえる大仏殿です。↓
この大仏殿は戦争などで焼失し、江戸時代に作られたものだそうで、巨大な大仏を納める為にかなり大きな建築物なのですが、焼失する以前の物は更に大きかったそうです。
1階中央の高窓を開けると大仏様が顔を出すという仕様になっています。
そしてその大仏。↓
正式には東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)というそうです。
こういった施設としては珍しく場内撮影自由だったので、こころ行くまで撮影させていただきました。
本当はかなり巨大な像ですが、写真ではなかなかその大きさを伝えられないですね。
大仏殿の中はこの大仏の周りをぐるっと回る事が出来るようになっているので、後ろ側も見ることが出来ます。
そんな訳で後ろ側はこんな感じになっています。↓
背後の巨大な飾り(光背と呼ぶそうです)に対して転倒防止の為か、多数の頬杖が突かれています。
重量も相当なんだろうなと思いました。
大仏を拝観して大仏殿を後にしてから、今度はちょっと離れた所にある二月堂に行きました。↓
大仏殿からちょっと高い所にあるお堂で、毎年3月に修二会(しゅにえ)という巨大な松明を担いで廊下を疾走する行事がおこなわれる所です。
映像を見ると火事になるんじゃないかと心配になりますが、実際に出火したことがあるそうです。
それでも中止した事がない行事なのだそうで、結構ロックな行事だと思いました。
この廊下には誰でも上がれるようになっていて、そこから東大寺全体を一望できます。↓
遠くに見える大きな屋根が大仏殿で、その向こうに奈良市街が広がっています。
この風景を見てから東大寺を後にしました。
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