製作中のダンバインですが、ようやく塗装を始めることにしました。
まずは定点写真。↓
そして背面。↓
以前の日記にも書きましたが、ダンバインのボディカラーは、
1.主人公の地上人にして日本人、ショウ・ザマの使用機(後にヒロインのアメリカ人、マーベル・フローズンが使用):すみれ色
2.ライバルである同じく地上人のアメリカ人、トッド・ギネスの使用機:ダークブルー
3.ショウやトッドと共にバイストンウェルに召喚されるも第1話で死亡するロシア人、トカマク・ロブスキーの使用機:グリーン
の3種類のバリエーションが存在しますが、ここは当然ショウのすみれ色にします。
塗料はなるべく混色しないで済む物を探して、当初はGSIクレオスの水性ホビーカラーのすみれ色を使ってみましたが、艶(艶消し)が安定しないのとちょっとくすんでいる事があって、リキテックス(アクリル絵の具)のLight Blue Violetを使って見たところ、チューブから出したそのままで、背部コンバーターの色とズバリ同色でした。
艶もアクリラ等、他社のアクリル絵の具と違ってやや艶があり、今回のダンバインには持ってこいの材料でした。
コンバーターはそのままとして、本体はこれに同リキテックスのTitanium Whiteで明るくしたものを使っています。
塗料は乾燥すると水やシンナー等の溶剤が蒸発して顔料の粒子同士の間隔が狭くなることで色が濃くなります。
ペンキ屋さんなどはこの現象を「色が上がる」と言いますが、リキテックスは模型用の塗料に比べてこの度合いが大きいようで、混色する際にはその分を差し引くのにちょっとした勘が必要なようです。
とりあえずざっと塗りましたが、もう一度調整するつもりです。
また、手足の爪は、アニメ設定では白というかアイボリーで、怪獣の爪を流用したような表現でしたが、以前に描いたように、ソードと同様武器の一部なので、今回は金属パーツとしてメタリックでまとめるべく、シタデルカラーのBoltgun Metalを塗っています。
また、グリーンの部分はシタデルファウンデーションカラーのOrk Hide Shade、ピンクの部分はこれまたシタデルのBlood Red(後でピンクを乗せるつもり)といった具合で、どうも溶剤系の塗料を使うのがすっかり億劫になってしまいました。
これに、Asurmen Blue、Badab Blackといったシタデルウォッシュを墨入れに使っています。↓
ガンプラでは墨入れにはエナメル系塗料が多用されていますが、浸透力の高いエナメルシンナーはプラモデルに使われているスチロール樹脂を侵して、後でヒビが入ってしまうという問題があります。
この点 シタデルウォッシュは水性なので材料を侵す心配がないので、キャラクターモデルを作るモデラーにはお勧めではないかと思っています。
まだベタ塗りといった具合ですが、とりあえず色が乗ってらしくなってきました。
今回頭部の造型を正面型重視で作っていますが、こうしてみると効果が出てきたような気がします。↓
特に問題がなければそろそろ完成すると思います。
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