前回から3週間ほど空きましたが、現在はこんな感じです。↓
下地を終えて傷を探しつつのサフ吹きですが、今回は黒立ち上げで行う事にして黒サフを使ってます。
各部の工作は時系列で、まずは頭部機銃座に出入り口を作りました。↓
機銃座の出入り口はどう考えても後部なので、エッチング定規で楕円形の穴を開口してプラ板で扉を作りました。
位置関係から自ずとこうなりますが、それに伴い前回書いたレシプロエンジンルーム天面(機銃座から見ると床)のパネルを外すとエンジンの隙間を潜ってボディ前面装甲裏に廻りこみ、コパイロットシートに滑り込めるという俺設定を追加しました。
と言うのも、最初プロメウスを戦車の様な感覚で作っていたのですが、パイロットとコパイロットの関係を考えていくうちに戦車と言うよりは漁船の様なスケール感を持つようになってきたからです。
乗員は最大3人と戦車とあまり変わりませんが、操縦席の後ろには簡易ベッドも有り、コックピットと言うよりは長距離トラックのキャビンのようです。
そんな訳で、エンジンルーム天板の一枚をスジ彫りして分割したようにしました。
ロールアウト時の仕様ではなく、あくまで現地改修のイメージです。
つまり、機銃手は白兵戦が始まるとエンジンルームを通ってコパイシートに逃げ込む訳です。
そこで気づいたのですが、エンジンルームに潜り込む最中に銃座が後退すると機銃手が潰されてしまうので、1㎜角棒を内壁に接着し、ストッパーとしました。↓
これも現地改修のイメージです。
次にエンジン上と甲板回りに手すりを付けました。↓
手すりは0.5mm真鍮線ですから、1/100なら50mmパイプと言う事になります。
高さは本来ならば90センチくらいで1/100だと9mm程度になりますが、実際やってみるとかなりうるさい感じなので、7mm程度に抑えました。
本来劇中でこれらウォーカーマシンを扱うシビリアン達は極めて頑丈な人たちなので、そもそも手摺が要るのか疑問が残る部分もあるのですが、これを付けるとスケール感が出るので、やって良かったようです。
それから右腕のクローにクレーン吊用のフック受けを付けました。↓
スコープドッグの様にシャックルも付けておこうかと思いましたが、ガチャガチャうるさそうなので、基部だけ、使用してる鉄板も厚く相当な重量の筈なので、4点吊としました。
また、腕部の(多分)油圧チューブは元のポリパーツから1.5mm径のコイルスプリングに置き換えました。↓
肘の外側をすこし長めに、内側をすこし短めにしておくと可動の邪魔になりにくいようです。
それと脚部は昔ながらの挟み込み関節になっているので、分割線を変更して、仕上げ後に接着するようにしてみました。↓
それから最後にパイロットですが、キットには2体分のパイロットのフィギュアが入っています。
いろいろ考えた結果、一人はメインパイロットシートに↓
全く見えません。
そしてもう一人は機銃座に乗せました。↓
銃座は好きなように弄ったので不安でしたが、着座姿勢をちょっと変更したら座ってくれました。
これから塗装ですが、黄色系で行こうかと思っています。
今月中には完成させる予定です。
2 件のコメント:
こんばんわ〜
機械としての生活感、というか使用感が高まって、これぞウオーカーマシンという仕上がりになりそうですね!
銃座手もしっかり座ってますね〜
ザブングルの世界観ならではの作品、期待してます!
どうもです。
何しろ自分にとってはコックピットに簡易ベッドが付いてるロボットなんて初めてでした。
やっぱりパイロット(と言うよりドライバー?)の生活を想像しますし、自分が使っていたらどんな使い方をするだろう?どんなところが不便だろうか?何てことを考えちゃいますね。
オーラバトラーとは違った方向の面白さです。
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