このブログを検索

2014年10月5日日曜日

ダンバイン2000年版 第5回 オーラコンバーター、ボディのエッグシェル構造

 製作中のダンバインですが、現在はこんな感じです。↓
  ソードを持っていること以外はそんなに変わってませんが、今回大きく変わっているのはまだ取り付けていない背部のオーラコンバーターです。
 2000年型のコンバーターはディテール面ではアニメ版とあまり変わらないのですが、全体的に末広がりに広くなっており、薄くなっています。
 また、大きく違うのが、アニメのコンバーターは上面が底面に比べて幅広になっているのと逆に、2000年型では底面が広くなっていると言う事です。
 独特の曲率を持ったパーツでなおかつ左右対称を確保しなくてはならないので、キットを改造することは決めていましたが、方法を悩んでいました。
 結局採用した方法は、まず末広がりを再現するため、左右のコンバーターを繋ぐプレート中央で一度切り離してから断面部分で楔上に切飛ばし、その上1.2mmプラ板を楔上に挟み込んでスペーサーとしています。
 そして大型化している分全長が足りないので延長しなきゃいけないのですが、後端にプラ板を接着しただけでは強度が保てないので、0.5mmプラ板を表面に張り付けることで全長を伸ばすことにしました。
 そしてその際に側面板と上面板を切り詰めて、上下面の幅の違いも表現することにしました。
 もちろん底面はプラ板を張り付ける際に広げています。
 まだ途中ですがこんな感じ。↓
  左側は大体できていますが、右側は上下を貼ったのみです。↓
  これはシンメトリーを確保するために、片側のプラ板を貼ったところで反対側のプラ板のサイズを写しこんでカットしているためです。↓

  0.5mm板なら曲面でも曲げながら反りを合わせてサイズ合わせができます。
 もちろん0.5mmでは厚みが足りないので、形が決まった後で上下面は内側に、側面は外側にもう1枚0.5mmを貼って厚みを確保しています。
 厚みについては、全体が広くなった結果、比率として薄くなったのでこのままで良さそうです。

 次は地味ですが、以前1/72でやった時と同様に前腕にロール軸を増設しました。
 と言っても具体的にはキット内側のフレーム固定用のリブを削っただけです。↓
右は加工前、左は加工後です。
 肘側のカバーがフレームに追随するようにプラ板を積層して作ったブロックにフレームが嵌る四角い穴をあけました。↓
見た目は殆ど変りませんが、ダンバインやドレイク方のオーラバトラーは大抵手に並行して射出式ワイヤークローがついている為、この部分がロールしないと手首が動いても表情を付けることができません。
 更にダンバインは前腕部分にオーラショットを装備するので僕的には必須の工作だと思っています。

  それからあまり進んだように見えないボディですが、前回の物↓
に比べて今回↓
前回に比べて腕の付け根部分をさらに絞りました。
 もう殆ど隙間がありません。
 腕付け根のリングは元のキットのままですが、これは残しておいた方が機械らしさが演出できると思ったので、このままで行くつもりです。
 腰の部分もかなり形状をいじりましたが、もうちょっとのようです。
 それからあまり外形には現れないのですが、デザイン画稿に宮武氏による「ほぼ完全なエッグシェル」というト書きがあり、卵状(エッグシェル、というか歪な球形)のボディにコックピットハッチや襷上の外部フレーム(というかロールバー?)がかぶさっていると言う事で、横っ腹の下部と襟部分が露出したエッグシェル部分になります。
 当然十数年前からこのメモ書きは見ていますが、このデザイン画を見ながらパテの盛り削りをしているうちにイメージが出来てきました。
 前回まではシェル部分は丸っこく、外部フレームは角ばった感じに作っていましたが、どうやら外部フレームもシェルにフィットさせてエッジを聞かせつつも丸っこく収め、シェルとフレームの間には殆ど隙間ができないのが正解のようです。
 襟部分も前回まではアニメ版と同様学ランの襟のように薄板を立てたようにしていましたが、シェルの一部であることを意識してフレームに内接するように丸く盛り上げてみました。
 正面から見るとこんな感じ↓
なんとなく丸いのがわかるでしょうか?

 出来るだけ早くコンバーターを取り付けてみたいです。

0 件のコメント: