両脚の関節を組み込んで片方ですが武装を持ちました。
脚の関節も腕と同様、ABSランナーのT字部分を切り取って転用しています。
湖川友謙先生による決定稿では脹脛上の部分が有るので、鋸で削ぎ落して残った曲面部分に0.5mmプラ板を2枚貼り重ねて蓋をしています。
また、「ゴッド」宮武一貴先生の準備稿に対して決定稿では脛のアウト側が膨らんでいるので、この際に切り込みを入れつつ反りを手で矯正しています。
それと共に太腿は決定稿と大きく形状が異なるので、プラ板を挟んで延長しつつ再接着の際に角度を変え、つま先はプラ板で形状を変えつつボールジョイントを仕込んで再接続し、脚を開いても接地するようにしています。
また、準備稿の脚部ではつま先の他に後部と左右にそれぞれ独立した爪が有ります。
爪そのものは後部は5mm、左右は3mmのプラ角棒からの削り出しです。
デザイン上では後部は90度、左右は180度もスイングする構造ですが、このサイズだとさすがに関節を仕込めないので、真鍮線で接続することにしました。
また、爪を収納するスペースは悩んだ結果、脚部に切り込みを入れて0.5mmプラ板の箱を組み込むことにしました。
爪の仕込が終わった後エポパテで後ろ側のラインを整えます。
脚の次は腕、プロポーションは概ね前回の通りですが、手首にボールジョイントを仕込む為、1.2mmプラ板を挟み込んで基礎としています。
手首については、準備稿の物が非常に特殊な形状の物なので、普通のロボットの手首の様には行きそうにありません。
武器のグリップと一体化する方向で作ることにします。
まずは決定稿とあまり形が変わらない左のミサイルから。
そのまま使えるかと思ったら前腕を太くしたせいで握りにくくなってしまったので、グリップを3mmプラ丸棒で作り直しました。
但し、形は良いのですがサイズがどうも小さい気がするので後で作り直すかも…
右手のソードは、三日月と言うかナイキのロゴと言うか、非常に特殊な形状です。
ここは素直にプラ板を積層して削り出しました。
積層の結果派の厚みは4mmとかなり厚手です。
画稿ではもっと厚いようにも見受けられますが、この辺りにするつもり。
グリップは刀身に穴をあけて2mmプラ丸棒を軸にして、プラパイプを被せて太さを調整しました。
次はコンバーターかな?