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2016年1月24日日曜日

ダンバイン2000年版 第17回 頭部、ソード、爪


  製作中の2000年版ダンバインですが、今回も各部の形状変更です。
 まずは定点写真。↓
小さい変化ですが、頭部の形状をいじりました。
 年末の日記である程度形を決めましたが、顎、眼、頬の形状を整えて、額にはトレードマークのデュアルシェブロンを設けました。↓

  ポイントは頭部のアウトラインよりも眼がやや飛び出していることです。
 目をこのポジションに持ってきたことで、反対側の目が見える角度が広くなり、その分にらみを利かせた表情になることで、かなり攻撃的になっています。
 また、画稿では両頬にディテールが描きこまれています。
 最初はパネルラインかと思っていましたが、今回は頭部に収められたコンピューターを冷却するためのエアインテークという解釈で彫り込むことにしました。
 それから正面形ですが、以前に形状変更した角の頂部を削り込んでエッジを立てました。↓

それと額のデュアルシェブロンですが、0.3mmプラ板を瞬着で張り付けました。
 2つとも同サイズにしようかと思いましたが、上を少し大きくした方がカッコいい様です。

 続いてオーラソード↓
刀身は殆どキットのままですが、つばの形状が大きく異なります。
 工法を考えて、最初はプラ板の細切りを接着して削り込みましたが、結局安直にエポキシパテに頼ることにしました。
 まだ、パテを盛っただけなので細かな整形はこれからです。
 そしてソードを収める鞘はつばの形状に合わせて切欠きを作りました。↓
そしてその鞘の基部ですが、キットの元々のギミックを移植すべく、エポキシパテで作っていたコンバーターのバルジをくり抜いて、鞘についていたボールジョイントと径の合うポリキャップを埋め込みました。↓
そろそろバルジのインテークも開口します。

 今回最期は足の爪です。↓
 キットのギミックもなかなかいいのですが、画稿のディテールを再現するにはかなり形状が違うので、結局これもプラ板とエポキシパテとABSジョイントで作り直しました。
 指はジョイント以外はキットの流用です。
 長い事悩んでいた工法ですが、やってみると意外と簡単に形が出ました。

 以上が今回の作業です。
 いずれも整形が後回しですが、大まかな形は出てきました。

2016年1月3日日曜日

ダンバイン2000年版 第16回 ボディ、脚部

 まずは、あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 今年は少しでも完成品をお見せできるようにしたいと思います。

 製作中の2000年版ダンバインですが、今回も前回に引き続き、各部の形状変更です。
 まずは定点写真。↓
 今回はボディと脚をいじっていきました。

 ボディは元々非常に読み取りにくいデザインでして、今までも何度か試行錯誤を繰り返してきましたが、前回と同じく、ボディを小型化する方向で削り込んでいきます。
 今回はコックピットハッチ(と思われる部分)の両脇のパネルを削り込みました。
 このパネルは何か不思議な曲面で形作られており、いろいろいじってみましたが、直線か凹曲面ではないかと思い、削り込んだ後にエポキシパテを盛って形を出してみました。↓
 前回と比べてもややコンパクトになっています。

 続いて脚ですが、前からは定点写真で見えるので、こちらは後ろからの写真↓
 前方からは膝関節付近でくびれたようになっていたラインを画稿に従って一つの曲面としてまとめ、膝の皿の部分の処理も変えてみました。
 こうすると画稿に近づくとともに、脛も長くなったように見えます。
 前回の日記で脛を延長するかもしれないと書きましたが、こうなると無理に伸ばさなくても大丈夫そうです。
 それから、フレア上に広がる独特の足元ですが、パテを盛って緩めのエッジを立ててみました。

 オマケですが、オーラショットを組んでみました。↓
腕の形状も結構いじったので、どうかと思っていましたが、意外と無加工のままで取付できました。

 脚は大体これでいけそうだと思っていますが、ボディはまだいじるかもしれません。