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2011年9月28日水曜日

H23.9.25 SOLO'sクロッキー会

1月以上更新をサボっていました。
この頃は日曜出勤が多く、練馬の例会にも顔を出して40kをプレイしたりしていたのですが、どうも日記を更新するモチベーションが上がらない状況でした。

さて、先日の日曜日はmixi絡みのつてで、Aurora Modelを経営していらっしゃるsoloさんが主催するSOLO'sクロッキー会に参加してきました。
今までミニチュアを作る際に色々エスキース等をしたり、またそれとは関係なく鉛筆をざらざら走らせていましたが、やっぱり絵であったり造型であったりする物は、本物を見なくちゃいけないと思い、今回実際にモデルさんを観ながら絵を描いてみる事にした次第です。
会場に到着すると、細かく時間が決められている事もあって、早速スタートしました。

まず最初は浴衣でのポーズです。
いくつかポーズをとったのですが、その中の1枚(10分)↓
3ポーズの内、比較的上手くかけた物です。
最初はどこから書き始めた物かと戸惑いましたが、鉛筆を走らせてみると何とかなった感じです。
僕は浴衣の構造にあまり詳しくなかったので、最初は身頃と袖の間に縫い目が有るものだと思っていましたが、よく見ていくとこの部分は1体になっており、その為に独特のしわが出来るみたいです。
これは浴衣個々で縫い方が違うのでしょうか?
浴衣シーズンは終わりましたが、街で浴衣女性とすれ違う時にチェック項目になりそうです。

浴衣の次は水着ポーズの予定でしたが、レオタードに変更(10分)↓
これも3ポーズ中の1枚です。
足元が切れているのはB4の原稿をA4でスキャンしているせいです。
次はA4で描こうかとも思いましたが、紙が大きい方が描きやすいです。
今回のモデルさんは非常に引き締まった体型の人で、クロッキー初心者の僕にとっては、体型をたどりやすくて非常にありがたかったです。
特に鎖骨の動きが解りやすく、大変勉強になりました。

この次はミリタリーっぽい服装と銃を持ってのポーズ(10分)↓
この1枚はしゃがんだ姿勢で拳銃を構えた物で、10分もこの姿勢でいてもらうのは大変そうでした。
アップしていませんが、この他に長物(ボバ・フェットのブラスター)を持ってのポーズも有りました。

続いては同じポーズをヌードで(約5分)↓
という訳で同じポーズの物をアップしました。
生まれて初めて素っ裸の女性を目の前にして絵を描いたので、最初は何もかも丸見えなのでちょっとビビりましたが、描き始めると意外と集中できました。
上とはちょっと角度が違いますが、基本的に同じポーズです。
重心の位置によって同じポーズでも足の指の形が変わってくるのが面白かったです。

次はヌードポーズで、最初は立ちポーズ(5分)↓
これを描く事で鎖骨の動きが解ったので、僕にとって重要な1枚です。
人間の腕は鎖骨によって胴体と繋がれている訳で、この鎖骨がフレキシブルに動く事で肩をいろいろな方向に向ける事が出来ます。
で、腕を真上に上げた時は鎖骨も上にあがってVの字になるものだと思っていたのですが、モデルさんを見ると鎖骨はほぼ水平のままでした。
今まで写真等をみて鎖骨がV字になると思っていたのは、鎖骨が大胸筋や脂肪で隠されていた為のようです。
「じゃあこの腕はどこから引っ張っているんだろう?」という疑問が出てくるのですが、それはおいおい勉強していこうと思います。

次は椅子を使っての座りポーズ(約5分)↓
胸を反らせたポーズなので、腹筋、胸筋、肋骨の形状が解って面白かったです。
この他にテーブルの上での座りポーズも有りました。

クロッキーの後は横浜駅近くの居酒屋で懇親会をしました。
原型師のsoloさんの話は非常に面白かったので、また参加したいと思います。